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気味
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きみ
ふりがな文庫
“
気味
(
きみ
)” の例文
旧字:
氣味
なんでも
夜中
(
よなか
)
すぎになると、
天子
(
てんし
)
さまのおやすみになる
紫宸殿
(
ししいでん
)
のお
屋根
(
やね
)
の上になんとも
知
(
し
)
れない
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
い
声
(
こえ
)
で
鳴
(
な
)
くものがあります。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
おばさんの
話
(
はなし
)
は、
奇怪
(
きかい
)
であります。みんなは、
聞
(
き
)
いているうちに、
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
くなりました。
野原
(
のはら
)
の
上
(
うえ
)
には、
日
(
ひ
)
が
当
(
あ
)
たっていたけれど。
草原の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だんながいくらこわがらなくてもいいとおっしゃっても、あっしはうす
気味
(
きみ
)
わるくて死にてえくらいでさあ。いってえ、どんなことを
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
絞
(
しぼ
)
るやうな
冷汗
(
ひやあせ
)
になる
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
さ、
足
(
あし
)
が
窘
(
すく
)
んだといふて
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
られる
数
(
すう
)
ではないから、びく/\しながら
路
(
みち
)
を
急
(
いそ
)
ぐと
又
(
また
)
しても
居
(
ゐ
)
たよ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
雪吹に
逢
(
あひ
)
たる時は雪を
掘
(
ほり
)
身を其内に
埋
(
うづむ
)
れば雪
暫時
(
ざんじ
)
につもり、雪中はかへつて
温
(
あたゝか
)
なる
気味
(
きみ
)
ありて
且
(
かつ
)
気息
(
いき
)
を
漏
(
もら
)
し死をまぬがるゝ事あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
アンドレイ、エヒミチはいかにも
情無
(
なさけな
)
いと
云
(
い
)
うような
声
(
こえ
)
をして。『どうして
君
(
きみ
)
、そんなにいい
気味
(
きみ
)
だと
云
(
い
)
うような
笑様
(
わらいよう
)
をされるのです。 ...
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「おお、あのなかへ
松明
(
たいまつ
)
を、ほうりこんできたんだ。ああいい
気味
(
きみ
)
、その火を見ながら死ぬのは
竹童
(
ちくどう
)
の
本望
(
ほんもう
)
だ、おいらは本望だ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二人がそういっているうちに、その
怪
(
あや
)
しい物体は
気味
(
きみ
)
のわるい音をたてて近づいてきたが、そのうちに、急にすうーッと空から落ちてきた。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
兼吉
(
かねきち
)
と
五郎
(
ごろう
)
は、かわりがわり技師と花前との
身
(
み
)
ぶりをやって人を笑わせた。細君が花前を
気味
(
きみ
)
わるがるのも、まったくそのころから
消
(
き
)
えた。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
殊
(
こと
)
に
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
かったのは
私
(
わたくし
)
のすぐ
傍
(
そば
)
に
居
(
お
)
る、
一人
(
ひとり
)
の
若
(
わか
)
い
男
(
おとこ
)
で、
太
(
ふと
)
い
荒縄
(
あらなわ
)
で、
裸身
(
はだかみ
)
をグルグルと
捲
(
ま
)
かれ、ちっとも
身動
(
みうご
)
きができなくされて
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
いかにもえらい学者のようでしたが、しかし、その鼻眼鏡のおくに光ってる目が、なんだか
気味
(
きみ
)
わるく思われました。
山の別荘の少年
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
その後カションはいかなる
病気
(
びょうき
)
に
罹
(
かか
)
りけん、
盲目
(
もうもく
)
となりたりしを見てこれ等の内情を知れる人々は、
因果
(
いんが
)
覿面
(
てきめん
)
、
好
(
よ
)
き
気味
(
きみ
)
なりと
竊
(
ひそか
)
に
語
(
かた
)
り合いしという。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
灰色ネズミたちにとっては、外で
戦
(
たたか
)
うときよりも、こうして黒ネズミたちがどこにかくれているかわからない今のほうが、ずっと
気味
(
きみ
)
わるく思われました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
しかしわたしは
夜
(
よ
)
の明け次第、甚内の代りに殺されるのです。何と云う
気味
(
きみ
)
の
好
(
よ
)
い
面当
(
つらあ
)
てでしょう。わたしは首を
曝
(
さら
)
されたまま、あの男の来るのを待ってやります。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
森の中はまっくらで
気味
(
きみ
)
が悪いようでした。それでも王子は、ずんずんはいって行きました。
虹の絵の具皿:(十力の金剛石)
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
皇子はいよいよ
気味
(
きみ
)
が悪くおなりになって、あわてて船をひきあげさせて、それをひっぱらせて山の間をお
越
(
こ
)
えになり、またその船をおろして海をお
渡
(
わた
)
りになったりなすって
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
国芳においては時として西洋画家の制作に接する如き写生の
気味
(
きみ
)
人に迫るものあるを見る。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
冗談
(
じょうだん
)
じゃねえ。おせんの
爪
(
つめ
)
が、
何
(
な
)
んで
煮
(
に
)
る
程
(
ほど
)
取
(
と
)
れるもんか、おめえも
人
(
ひと
)
が
好過
(
よす
)
ぎるぜ。
春重
(
はるしげ
)
に
欺
(
だま
)
されて、
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
いの
恐
(
おそ
)
ろしいのと、
頭
(
あたま
)
を
抱
(
かか
)
えて
帰
(
かえ
)
ってくるなんざ、お
笑
(
わら
)
い
草
(
ぐさ
)
だ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
人間が新しい食物に
馴
(
な
)
れるまでには蝸牛に対するのと同じ
気味
(
きみ
)
悪さを経験したに違いないと主張する。云われて見ればそうかも
知
(
し
)
れないが、日本人にとっては
無気味
(
ぶきみ
)
此上
(
このうえ
)
もないものである。
異国食餌抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ときどきすれちがう人もなんだか
気味
(
きみ
)
が悪く、うしろからだしぬけに自転車が走りぬけたりすると林太郎はぎょっとしました。そこで林太郎は、こんどはやさしい声でしろ公へ話しかけました。
あたまでっかち
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
やがて
急
(
きゅう
)
に、さびしい
気味
(
きみ
)
のわるい気がしてきて、心
細
(
ぼそ
)
くなったが、そのとたんに、ああ、これはまた、どうしたことだろう。黒山のように人だかりがして、みんな目をまるくして
見物
(
けんぶつ
)
している。
キリストのヨルカに召された少年
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
なにもかも、
気味
(
きみ
)
のわるいほど、しいんとしずまりかえっていました。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
「
恐
(
おそれ
)
の
日
(
ひ
)
に
当
(
あた
)
りて、わが
肉
(
にく
)
新
(
あらた
)
なるべし。」
衆
(
みんな
)
の
後
(
あと
)
から、
髪
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
の
赤
(
あか
)
い、
血色
(
けつしよく
)
の
好
(
い
)
い
児
(
こ
)
が
一人
(
ひとり
)
通
(
とほ
)
る。こいつに
眼
(
め
)
を
付
(
つ
)
けて
置
(
お
)
いたのだから、
急
(
きふ
)
に
飛付
(
とびつ
)
いてやつた。この
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
い
手
(
て
)
で、その
口
(
くち
)
を
抑
(
おさ
)
へた。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
あれ、笑うところなんか、まあ
厭
(
いや
)
だ。何だか
気味
(
きみ
)
が悪いよ
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そう言うて、発明家はあわて
気味
(
きみ
)
で出て行った。
空中征服
(新字新仮名)
/
賀川豊彦
(著)
ノロちゃんが、
気味
(
きみ
)
わるそうにいいました。
妖人ゴング
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
うす
気味
(
きみ
)
わるいは ぎらぎら青い
魔法の笛
(新字新仮名)
/
ロバート・ブラウニング
(著)
「
知
(
し
)
つてますよ。いい
気味
(
きみ
)
でさ」
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
気味
(
きみ
)
わるき思ひに似たる
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「まあ、なんて、
気味
(
きみ
)
のわるい
犬
(
いぬ
)
でしょう。」と、
女中
(
じょちゅう
)
がいって、
水
(
みず
)
をかけようとしたのを
敏
(
とし
)
ちゃんは、やめさせました。そして
母犬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と
思
(
おも
)
いながら、
半分
(
はんぶん
)
は
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
いので、いきなり
鍬
(
くわ
)
を
振
(
ふ
)
り上げて、
打
(
う
)
ち
殺
(
ころ
)
そうとしますと、
雷
(
かみなり
)
は
気
(
き
)
がついて、あわててお
百姓
(
ひゃくしょう
)
を
止
(
と
)
めました。
雷のさずけもの
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
すこし力を入れたかと、思うと、ふわりと
宙
(
ちゅう
)
へおよがせて
冠桜
(
かんむりざくら
)
の
根瘤
(
ねこぶ
)
のあたりへ、エエッ、ずでーんと
気味
(
きみ
)
よくたたきつけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これだけの、べつに目をうばうほどの品物も見あたらない部屋だったが、
気味
(
きみ
)
のわるいのは、この部屋の赤や黄を
欠
(
か
)
く照明と防音装置だった。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
まあ、お
早
(
はや
)
くいらつしやい、
草履
(
ざうり
)
も
可
(
よ
)
うござんすけれど、
刺
(
とげ
)
がさゝりますと
不可
(
いけ
)
ません、それにじく/\
湿
(
ぬ
)
れて
居
(
ゐ
)
てお
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
うございませうから
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かれはねんいりに
機械
(
きかい
)
をしらべた。男がじっとながめているので、かれはなんとなく
気味
(
きみ
)
がわるくて、
仕事
(
しごと
)
をしている手が思うように動かなかった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
『
何故
(
なぜ
)
だと。』と、イワン、デミトリチは
嚇
(
おど
)
すような
気味
(
きみ
)
で、
院長
(
いんちょう
)
の
方
(
ほう
)
に
近寄
(
ちかよ
)
り、
顫
(
ふる
)
う
手
(
て
)
に
病院服
(
びょういんふく
)
の
前
(
まえ
)
を
合
(
あわ
)
せながら。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
とかくにこうひがんだ考えばかり思いだされ、顔はほてり、手足はふるえ、お政はややとりのぼせの
気味
(
きみ
)
で、使いのものに
始終
(
しじゅう
)
のことを
問
(
と
)
いつめるのである。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
たった
一人
(
ひとり
)
で、そんな
山奥
(
やまおく
)
の
瀑壺
(
たきつぼ
)
の
辺
(
へり
)
に
暮
(
くら
)
すことになって、さびしくはなかったかと
仰
(
お
)
っしゃるか……。ちっともさびしいだの、
気味
(
きみ
)
がわるいだのということはございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ふふふ、
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
いか。
情
(
なさけ
)
ねえ
料簡
(
りょうけん
)
だの、
爪
(
つめ
)
の
匂
(
におい
)
がいやだというから、そいつを
嗅
(
か
)
がせてやるんだが、これだって、
髢
(
かもじ
)
なんぞたわけが
違
(
ちが
)
って、
滅多矢鱈
(
めったやたら
)
に
集
(
あつ
)
まる
代物
(
しろもの
)
じゃァねえんだ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
さあ
大変
(
たいへん
)
と思ってタネリが
急
(
いそ
)
いで
眼
(
め
)
をはなしましたがもうそのときはいけませんでした。そらがすっかり
赤味
(
あかみ
)
を
帯
(
お
)
びた
鉛
(
なまり
)
いろに
変
(
かわ
)
ってい海の水はまるで
鏡
(
かがみ
)
のように
気味
(
きみ
)
わるくしずまりました。
サガレンと八月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
あゝ、
薄命
(
はくめい
)
なあの恋人達はこんな
気味
(
きみ
)
のわるい
湿地
(
しつち
)
の
街
(
まち
)
に住んでゐたのか。見れば物語の
挿絵
(
さしゑ
)
に似た
竹垣
(
たけがき
)
の家もある。
垣根
(
かきね
)
の竹は
枯
(
か
)
れきつて
其
(
そ
)
の
根元
(
ねもと
)
は虫に
喰
(
く
)
はれて押せば
倒
(
たふ
)
れさうに思はれる。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
しかもその部屋の広さが限りない上に、
燈火
(
ともしび
)
の光もなく、何の飾りもなく、
足下
(
あしもと
)
にはじゅうたんのかわりに、名も知れぬ
気味
(
きみ
)
悪い
葛
(
かずら
)
や
茨
(
いばら
)
が、積もり積もった
朽葉
(
くちば
)
や
枯枝
(
かれえだ
)
の上にはいまわっています。
夢の卵
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
わたしはまた、小さくてすばしっこい、黒いぶちのある
赤黄
(
あかき
)
いろいとかげまで
好
(
す
)
きでしたが、へびは
気味
(
きみ
)
がわるかった。もっともへびは、とかげのようにちょいちょい出っくわしはしませんでした。
百姓マレイ
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
独
(
ひと
)
りかへらんも
気味
(
きみ
)
わろし
今夜
(
こよひ
)
はこゝに宿らん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それを
見
(
み
)
ましたとき、
太郎
(
たろう
)
は、いつか
雪
(
ゆき
)
の
夜
(
よ
)
に、
赤
(
あか
)
いろうそくの
点
(
とも
)
っていた、
不思議
(
ふしぎ
)
な、
気味
(
きみ
)
のわるい
景色
(
けしき
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したのであります。
大きなかに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして魚にしては、
気味
(
きみ
)
のわるいほど、じろじろとこっちを見るのです。ですから、あの怪魚は、地球の魚よりも頭脳が発達していると思うんです。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
先刻
(
さツき
)
小屋
(
こや
)
へ
入
(
はい
)
つて
世話
(
せわ
)
をしましたので、ぬら/\した
馬
(
うま
)
の
鼻息
(
はないき
)
が
体中
(
からだぢゆう
)
へかゝつて
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
うござんす。
丁度
(
ちやうど
)
可
(
よ
)
うございますから
私
(
わたし
)
も
体
(
からだ
)
を
拭
(
ふ
)
きませう
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
からだを
養生
(
ようじょう
)
するうちに菊村宮内のやさしさに
馴
(
な
)
れ、すっかり
増長
(
ぞうちょう
)
している
気味
(
きみ
)
だから、とても竹童と手をにぎって、心から打ちとけるべくもない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そうか、では、まんざらうそでもなさそうだし、おまえが
寝
(
ね
)
ぼけていたわけでもないんだね。とすると、ずいぶんふしぎな
気味
(
きみ
)
のわるい話じゃないか」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
細君はどういうものか、いまだに花前を
気味
(
きみ
)
わるくばかり思って、かわいそうという
心持
(
こころも
)
ちになれぬらしい。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“気味”で始まる語句
気味悪
気味合
気味助