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也
>
なり
ふりがな文庫
“
也
(
なり
)” の例文
忽
(
たちま
)
ち、
縣下
(
けんか
)
豐岡川
(
とよをかがは
)
の
治水工事
(
ちすゐこうじ
)
、
第一期
(
だいいつき
)
六百萬圓
(
ろつぴやくまんゑん
)
也
(
なり
)
、と
胸
(
むね
)
を
反
(
そ
)
らしたから、
一
(
ひと
)
すくみに
成
(
な
)
つて、
内々
(
ない/\
)
期待
(
きたい
)
した
狐狸
(
きつねたぬき
)
どころの
沙汰
(
さた
)
でない。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
女房も女房
也
(
なり
)
亭主も亭主也、
男女同権也
(
どだんじようけんなり
)
、
五穀豊穣也
(
ごこくほうじようなり
)
、三
銭均一也
(
せんきんいつなり
)
。これで女房が車から
下
(
お
)
りて、アイと
駄賃
(
だちん
)
を亭主に渡せば
完璧々々
(
くわんぺき/\/\
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
李克
(
りこく
)
曰
(
いは
)
く、『
起
(
き
)
は
貪
(
たん
)
にして
色
(
いろ
)
を
好
(
この
)
む。
然
(
しか
)
れども
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ふるは、
司馬穰苴
(
しばじやうしよ
)
も
過
(
す
)
ぐる
能
(
あた
)
はざる
也
(
なり
)
』と。
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
魏
(
ぎ
)
の
文矦
(
ぶんこう
)
以
(
もつ
)
て
將
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
中にも『喫茗雑話』から抄したものは、漁村の撰んだ抽斎の墓誌の略で、わたくしはその
中
(
うち
)
に「道純
諱
(
いみな
)
全善、号抽斎、道純
其
(
その
)
字
(
あざな
)
也
(
なり
)
」
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ホノルル・ブロオドウェイの
十仙店
(
テンセンストア
)
で、ぼくは、
紅
(
あか
)
のセエム
革
(
がわ
)
表紙のノオトを買いました。初めて、米国の金でした買物、金五十仙
也
(
なり
)
。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
▼ もっと見る
私は学校の帰途、その店頭に立って「ああ、
欲
(
ほし
)
いなあ」とは思ったが、
価
(
あたい
)
を
訊
(
き
)
くと二円五十銭
也
(
なり
)
。無論、わたしの
懐中
(
ふところ
)
にはない。
一日一筆
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
子ども遊びに
柿
(
かき
)
など切り刻みて、呼んだり呼ばれたりすること
也
(
なり
)
とあるが、これは呼ばれごとでなく、
姥
(
うば
)
ごとの方から出ているかと思う。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この篇は世の宗教的経験深き人に示さん為めにはあらずして
唯
(
た
)
だ
心洵
(
まこと
)
に神を求めて宗教的生活に入らんとする世の多くの友に
薦
(
すゝ
)
めんとて
也
(
なり
)
。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
古
(
いにしえ
)
は
曾子
(
そうし
)
のいわく「
以
(
もっ
)
て六尺の孤を託す
可
(
べ
)
し、以て百里の命を寄す可し、大節に臨んで奪う可からず、君子人か君子人
也
(
なり
)
」と。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
狐狸
(
こり
)
のわざにはあらず。
空
(
から
)
にしたものは三ぺい
也
(
なり
)
。うま、留守ばんにあずけおく。こんど通過の折まで、よく草を喰わせて
肥
(
こ
)
やしおくべし。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北固山は
宋
(
そう
)
の
韓世忠
(
かんせいちゅう
)
兵を伏せて、
大
(
おおい
)
に
金
(
きん
)
の
兀朮
(
ごつじゅつ
)
を破るの
処
(
ところ
)
たり。其詩また
想
(
おも
)
う可き
也
(
なり
)
。
劉文
(
りゅうぶん
)
貞公
(
ていこう
)
の墓を詠ずるの詩は、
直
(
ただち
)
に自己の
胸臆
(
きょうおく
)
を
攄
(
の
)
ぶ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
佳き文章とは、「情
籠
(
こも
)
りて、
詞
(
ことば
)
舒
(
の
)
び、心のままの
誠
(
まこと
)
を歌い出でたる」態のものを指していう
也
(
なり
)
。情籠りて云々は上田敏、若きころの文章である。
もの思う葦:――当りまえのことを当りまえに語る。
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「受送達者支倉喜平を市ヶ谷刑務所につき取調べたるに別紙符箋之通り死亡せし旨田辺看守長より申出につき送達不能、依って一
先
(
まず
)
及返還候
也
(
なり
)
」
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
桂次
(
けいじ
)
が
今
(
いま
)
をる
此許
(
こゝもと
)
は
養家
(
やうか
)
の
縁
(
ゑん
)
に
引
(
ひ
)
かれて
伯父
(
をぢ
)
伯母
(
をば
)
といふ
間
(
あひだ
)
がら
也
(
なり
)
、はじめて
此家
(
このや
)
へ
來
(
き
)
たりしは十八の
春
(
はる
)
、
田舍縞
(
いなかじま
)
の
着物
(
きもの
)
に
肩
(
かた
)
縫
(
ぬひ
)
あげをかしと
笑
(
わら
)
はれ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
これ余の多く知る処にあらざる
也
(
なり
)
。余は唯
此
(
かく
)
の如き配合、此の如き布局よりして、実に他国の美術の有せざる日本的音楽を
聴
(
き
)
き得ることを喜ぶなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その間じゅう、若い頃も年とった今も、僕はあんたから、年額五百ルーブリ
也
(
なり
)
の、
乞食
(
こじき
)
も同然の
捨扶持
(
すてぶち
)
を、ありがたく
頂戴
(
ちょうだい
)
しているにすぎないんだ。
ワーニャ伯父さん:――田園生活の情景 四幕――
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
通知人川上万吉は被通知人に対して有する金弐万五千円の債権を今般都合に
依
(
よ
)
り荘田勝平殿に譲渡し
候
(
そうろう
)
に付き通知候
也
(
なり
)
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
奪ひ取りしに相違なしと御
檢使
(
けんし
)
へ長庵より申立たるに依て夫道十郎
召捕
(
めしとら
)
れ御吟味中牢死仕つりし
也
(
なり
)
長庵儀は其朝は前夜より
不快
(
ふくわい
)
にて弟十兵衞の出立を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鰐皮
(
わにがわ
)
の紙入れ一個。その内容は百円札七枚、十円札二枚、五十銭札五枚。一銭銅貨二枚。計七百二十二円五十二銭
也
(
なり
)
。岩形圭吾と印刷した名刺十三枚。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
羞悪
(
しゅうお
)
懺悔
(
ざんげ
)
、次ぐに
苦悶
(
くもん
)
懊悩
(
おうのう
)
を
以
(
もっ
)
てす、
妾
(
しょう
)
が、回顧を
充
(
み
)
たすものはただただこれのみ、ああ実にただこれのみ
也
(
なり
)
。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
「コノ者、農奴ヨリ出世ノ身ニカカハラズ、農民搾取ノ本尊元凶タル段、
不埒
(
ふらち
)
ニツキ、梟首申シツクルモノ
也
(
なり
)
」
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
金が簡単に出来るようになったら、今日一
匁
(
もんめ
)
十何円
也
(
なり
)
という金が、一匁一銭也位になるでしょうから、いくら金がドンドン手に入っても仕方がないでしょう。
科学が臍を曲げた話
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
未熟
(
みじゅく
)
ながらも妾が代りて師匠となりいかにもして彼が望みを達せしめんと欲する
也
(
なり
)
、汝等が知る所に
非
(
あら
)
ず
疾
(
と
)
くこの場を去るべしと
毅然
(
きぜん
)
として云い放ちければ
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
我等は再び今十六日深夜二時貴家書斎に現わるべし、しかして西側の壁に朱色の証拠を残すべし、もしこの事を警察に告ぐる時は一家残らず惨殺すべきもの
也
(
なり
)
。
黒襟飾組の魔手
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
然るにアンジョの中にルシヘルと云へる者、インテリゲンシヤ(知)に
傲
(
おご
)
つて慢心を起し、人の生くるはパンのみによる
也
(
なり
)
と言ひ、己れを拝さんことを衆に勧む。
ハビアン説法
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
が、それは
左
(
と
)
も
右
(
か
)
くもとしてこの額面の正札が、驚く
勿
(
なか
)
れ、金六十八円
也
(
なり
)
とある。イクラの前借を申込んだか知らぬが、多分この正札の額よりも少なかったろう。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
将来どんな境遇になっても友情に変りはないと云っているけれども「親密々々こはこれ何のことの葉ぞや」「
偽
(
いつはり
)
のなき
世
(
よ
)
也
(
なり
)
せばいか
斗
(
ばかり
)
この人々の言の葉うれしからん」
婦人と文学
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
女大学の訓練を受けたモハンの女房が良妻であるか、そして、
左様
(
さよう
)
な良妻に対比して、日本的な悪妻の型や見本があるなら、私はむしろ悪妻の型の方を良妻
也
(
なり
)
と断ずる。
悪妻論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
右親族決議によって我ら隠宅へ居住の上は前記の件々を確守し、後日に至り異議あるまじく候
也
(
なり
)
。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
釋尊、八幡のうまれ替りとや申さん。日蓮は凡夫なれば
能
(
よく
)
は
知
(
しら
)
ず。
是
(
これ
)
併
(
しかし
)
、日蓮が
符
(
ふ
)
を
進
(
まゐ
)
らせし
故
(
ゆゑ
)
也
(
なり
)
。さこそ
父母
(
ふぼ
)
も
悦
(
よろこ
)
び
給覽
(
たまふらん
)
。誠に御祝として、餅、酒、
鳥目
(
てうもく
)
一
貫文
(
くわんもん
)
送給候畢
(
おくりたまひさふらひぬ
)
。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
頼まるるも宮が心
也
(
なり
)
と、彼は
可憐
(
いとし
)
き宮を思ひて、その父に対する
慍
(
いかり
)
を
和
(
やはら
)
げんと
勉
(
つと
)
めたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
近頃井上通泰、
熊沢蕃山
(
くまざわばんざん
)
の伝を校正上本せしを見るに、蕃山の詞に、敬義を以てする時は髪を
梳
(
くしけず
)
り手を洗ふも善を為す
也
(
なり
)
。然らざる時は九たび諸侯を合すとも
徒為
(
とい
)
のみと有之候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
一周することなれどもその間には第一
基
(
ベース
)
第二基第三基等の関門あり各関門には番人(第一基は第一基人これを守る第二第三
皆
(
みな
)
しかり)あるをもって容易に通過すること
能
(
あた
)
わざる
也
(
なり
)
。
ベースボール
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
終戦後の僕の感想は、「夢かと思ひなさんとすれば
現
(
うつつ
)
也
(
なり
)
、現かと思へば又夢の
如
(
ごと
)
し」
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
男は越中
褌
(
ふんどし
)
一本、女は腰巻一枚、大の字
也
(
なり
)
になり、鼻から
青提灯
(
あおぢょうちん
)
をぶら下げて、惰眠を
貪
(
むさぼ
)
っている
醜体
(
しゅうたい
)
は見られたものではない。試みに
寝惚
(
ねぼ
)
け眼を
摩
(
こす
)
って起上った彼等のある者を
掴
(
つかま
)
え
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
そうですな。ええ百二十七町四段二
畝歩
(
せぶ
)
也
(
なり
)
です。ところがこれっぱかりの地面をあなたがこの山の中にお持ちになっていたところで万事に不便でもあろうかと……これは私だけの考えを
親子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
○本朝
文粋
(
ぶんすゐ
)
に
挙
(
あげ
)
たる大江
匡衡
(
まさひら
)
の文に「天満自在天神或は塩
二
梅於天下
(
てんかをあんばいして
)
一
輔導一人
(
いちにんをほだうし
)
一
(帝の御こと)或
日
二
月於天上
てんしやうにじつげつして
一
照
二
臨万民
(
まんみんをせうりんす
)
一
就
レ
中
(
なかんづく
)
文道之大祖
(
ぶんだうのたいそ
)
風月之本主
(
ふうげつのほんしゆ
)
也
(
なり
)
」
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ただちにハイ街の家へ駈け付けてみると、はたしてベシイは、同家屋根裏に取り付けられた金一ポンド十七シリング六ペンス
也
(
なり
)
のブリキの浴槽の中で片手に石鹸を握ったまま、冷く固くなっていた。
浴槽の花嫁
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
御殿山
(
ごてんやま
)
。七十日目ごろさかん
也
(
なり
)
。
房総
(
ぼうそう
)
の
遠霞
(
えんか
)
海辺の佳景、最もよし。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
前いへる場所などに鬻ぐは江戸市中に遠ざかりし所ゆゑ残れる
也
(
なり
)
。
江戸の玩具
(新字旧仮名)
/
淡島寒月
(著)
足許を見詰めて二人あるく
也
(
なり
)
鶴彬全川柳
(新字旧仮名)
/
鶴彬
(著)
我名は里のなぶりもの
也
(
なり
)
翁
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
切符ひとり金二十五円
也
(
なり
)
。
踊る地平線:02 テムズに聴く
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
計 二両三十銭
也
(
なり
)
毒もみのすきな署長さん
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
此
(
これ
)
を
以
(
もつ
)
て
相持
(
あひぢ
)
する、
此
(
こ
)
れ
説
(
ぜい
)
の
成
(
な
)
る
也
(
なり
)
。
伊尹
(
いゐん
)
は
(九七)
庖
(
はう
)
と
爲
(
な
)
り、百
里奚
(
りけい
)
は
(九八)
虜
(
りよ
)
と
爲
(
な
)
る、
(九九)
皆
(
みな
)
由
(
よ
)
つて
其上
(
そのかみ
)
に
干
(
もと
)
めし
所
(
ところ
)
也
(
なり
)
。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
病
(
や
)
むまじき事
也
(
なり
)
衰
(
おとろ
)
ふまじき事
也
(
なり
)
病
(
や
)
み
衰
(
おとろ
)
へたる
小生等
(
せうせいら
)
が骨は、
人知
(
ひとし
)
らぬ
苦
(
く
)
を
以
(
もつ
)
て、
人知
(
ひとし
)
らぬ
楽
(
たのし
)
みと
致候迄
(
いたしそろまで
)
に
次第
(
しだい
)
に
円
(
まる
)
く曲り
行
(
ゆ
)
くものに
候
(
そろ
)
。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
惟
(
おも
)
ふに、
描
(
ゑが
)
ける
美人
(
びじん
)
は、
活
(
い
)
ける
醜女
(
しうぢよ
)
よりも
可
(
か
)
也
(
なり
)
。
傳
(
つた
)
へ
聞
(
き
)
く、
漢
(
かん
)
の
武帝
(
ぶてい
)
の
宮人
(
きうじん
)
麗娟
(
りけん
)
、
年
(
とし
)
はじめて十四。
玉
(
たま
)
の
膚
(
はだへ
)
艷
(
つや
)
やかにして
皓
(
しろ
)
く、
且
(
か
)
つ
澤
(
うるほ
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此には仮りに之れを問ふの要なしとして、更に疑ふべきは、日本国民は果して真に快活楽天なる国民なるかといふこと是れ
也
(
なり
)
。
国民性と文学
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
右のうち吹針には
他
(
た
)
の
武技
(
ぶぎ
)
をもって試合することを
得
(
う
)
、また遠駆けには相手方、
騎乗
(
きじょう
)
徒歩
(
かち
)
いずれにても
随意
(
ずいい
)
たるべきもの
也
(
なり
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他のやつは皆へたくそ
也
(
なり
)
とののしり、また、
頬被
(
ほおかぶ
)
りして壁塗り踊りと称するへんてつも無い踊りを、
誰
(
だれ
)
も見ていないのに
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
也
漢検準1級
部首:⼄
3画
“也”を含む語句
維也納
可也
候也
也有
一高坂也
行也
面倒也
宗也
道也
自来也
空也
自雷也
児雷也
自来也鞘
空也念仏
空也餅
我来也
者也
忠也
民也
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