“也有”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やゆう90.9%
やいう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後紅葉の家で計らず落合った時、この女のような顔の持主が也有やゆうの再来かと疑われる名文章の作者だと聞いて喫驚してしまった。
既にその前年一度医者より病の不治なる事を告げられてからわたしは唯自分だけの心やりとして死ぬまでにどうかして小説は西鶴さいかく美文は也有やゆうに似たものを一
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
のみならず発句も一面には川柳に近いものを含んでゐる。その最も著しい例は「鶉衣うづらごろも」(?)の初板にある横井也有やいうの連句であらう。