“然:しか” の例文
“然:しか”を含む作品の著者(上位)作品数
泉鏡花66
木暮理太郎43
坂口安吾25
小酒井不木25
泉鏡太郎25
“然:しか”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション88.1%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本71.8%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸37.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかし、ぼく達は、向うの新聞に、オォバアワアクであると、批評されたほど、傍目わきめもふらずに練習を重ねるのでした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
なさけで、ゑず、こゞえず、しか安心あんしんして寢床ねどこはひることが出來できた。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ほとんど粉韲ふんさいせられざるものはるまいとおもはるゝ、しかこの三尖衝角さんせんしやうかく
しかし、夫人ふじんしづめて、ちかくにゐる同志どうし婦人達ふじんたちあつめた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
しかしいつまで川水を汲むでばかりも居られぬので、一月ばかりして大仕掛おほじかけ井浚いどさらへをすることにした。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
例のお神楽師かぐらしにいでたつ一行のうちにも、しかるべき音曲の堪能者たんのうしゃが無いという限りはありますまい。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
Bはすこぶる好奇心をそそられた。しかし、彼の問ひに答へてA氏の与へた解答は、次のやうな何の変哲もないものだつた。
三つの挿話 (新字旧仮名) / 神西清(著)
戸田茂睡が江戸名所の記『むらさき一本ひともと』、浅井了意が『慶長見聞記けいちょうけんぶんき』等またしかり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかるに某日あるひのこと、樵夫きこりが山稼ぎに出かけると、の虎ヶ窟の中から白い煙の細くあがるのを見た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかれども就中なかんずく英は海軍の全備せるを以て、直に米国の大西洋に対したる海岸の諸港を襲はるる事疑なしと云へり。
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)
物を喰うにさえ美味をたのしむというのぞみを以てするか、しからざれば喰わねば餓死するおそれあるからである。
デモクラシーの要素 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しかるに何故にこんな不自由なる有様を自由と名づけるかといえば、彼ら動物間には法律や輿論の如き制裁力が弱いからである。
デモクラシーの要素 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
チュルゴー曰く、「汝はその火急をとがむ、しかれども余が血筋は五十以前概してろうを病んで死するを知らずや」と。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
しかし、私には、如何にも強そうなその体格と、肩を怒らして大声に話す漢語交りの物云いとで、立派な大人のように思われた。
(新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかし、ここには近代青年の『失われたる青春に関する一片の抒情、吾々の実在環境の亡霊に関する、自己証明』があります。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
しかれども白晝はくちう横行わうぎやう惡魔あくまは、四時しじつねものにはあらず。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかわし出家しゆつけで、ひと心配しんぱいけてはむまい。し、し。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかるに彼女の弾丸による創管そうかんは、ほんの少し左へ傾いているが、ほとんど正面から真直まっすぐに入っている。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかいま塲合ばあひなにはずに辛抱しんばうしてつたが、印度洋インドやう炎熱えんねつ
縁がないから縁を求めると云うことにも思い寄らぬので、しからば何のめに苦学するかと云えば一寸ちょいと説明はない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
藩士の入門ねがいにはその藩の留守居るすいと云うものが願書に奥印おくいんをしてしかのちに入門を許すと云う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それもこれも承知せぬではなかろうが若い人の癖とてあのおたつに心をうばわれ、しかも取残されたうらみはなく
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
をしへいはく、なんぢまづまたゝきせざることをまなんでしかのち可言射しやをいふべし
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかおもて一脈いちみやく線香せんかうにほひに、學士がくしはハツとわれかへつた。
三尺角拾遺:(木精) (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
汝この事をもて常に足の鉛とし、汝の見ざるしかいなとにむかひては疲れし人の如くしづかに進め 一一二―一一四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
サベルリオ、アルリオ及びあたかも劒の如く聖書をうつしてそのなほき顏をゆがめし愚者またしかり 一二七―一二九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かの事実と符合せざる虚偽の通信といえども、必ずしも故意にしかるにあらずして、しばしば力量の不足に基因きいんする。
しかながら、彼等がかつちりばめたる宝玉は、歳と共に光輝を加えて、不朽ふきゅうの生命をっている。
「相見ては千歳やぬるいなをかも我やしか念ふ君待ちがてに」(巻十一・二五三九)の「否をかも」と同じである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
しかも、この別荘としては、その地下室は不相応に広いらしく、充分の間取りをもって、なおも奥へ続いているようであった。
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
しかれども世間往々にして実際的道徳を誤解するものあり、唯だ其行ひにのみ重きを置きて其の心を問はざるが如き傾きあり。
実行的道徳 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
しかるに、居処不定きよしよふぢやうの身となり霊場をめぐつてゐるうちに、片方の眼が少しづつ見えるやうになつて来た。
遍路 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
一瞬時に化躰して神韻高趣の佳人となるは、驚奇なり、しかり驚奇なり、極めて普通なる驚奇なり、もし花なく変化なきの国あらば
心機妙変を論ず (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
しかるに五・一五事件以来ファッシズム殊に〔軍部〕内にけるファッシズムは、おおうべからざる公然の事実となった。
二・二六事件に就て (新字新仮名) / 河合栄治郎(著)
しかしこうして幕府解散の始末しまつは内国の事に相違なしといえども、おのずから一例を作りたるものというべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ラヴィニアかく言いて、家の入口の扉に背を向けていると、或る目に見えぬ手、帷幔を音無く、しかし力烈しくかたえに引く。
しかし、僕がどういう理由で、この病院へはいって居るかということを知って居たなら、僕のいうことに不審は起きない筈だ。
卑怯な毒殺 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
しかまた、さうふ時にはきまつて、の強弱との方向の定まらない風が突然とつぜんに吹きおこつて
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
専門の学者にあっては活用し得ざる智識また必要ならんも、普通教育に於てはしからず、世間往々学者の常識欠乏せるを言う。
教育の最大目的 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しかありて乾と坤と初めて分れて、參神造化のはじめ、陰と陽とここに開けて、二靈群品の祖となりたまひき
しかるにあなたの句はこれと反対に、客観写生を試みようとして、いつかそれが主観描写の句になってしまうというのである。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
しかしこうして、神楽坂を離れて牛込はなく、牛込に住んでいるといえば、それは神楽坂に住んでいるというも同然である。
早稲田神楽坂 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)
しかるに又、ひるがへつて、将門を罪に召すの使を給ふ。心、はなはだ安からず。誠に、鬱悒うついふの至りなり。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし夫と同じ山脈に肩をならべている幾座の山が、同じように東京の空を覗いていようとは、夢にも想わなかったのである。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかるに図らずもダンスの稽古は、西洋の女―――おまけにそれも伯爵はくしゃくの夫人―――と接近する機会を作ったのです。
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
しかるにどこからか黒犬が一匹、一行のさまよっていた渓谷けいこくに現れ、あたかも案内をするように、先へ立って歩き出した。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しか二人ふたり見棄みすてゝくことが出來できないので、どうしていゝか判斷はんだんもつかなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかのち、われ卿等おんみら悲歎なげきひきゐて、かたきいのちをも取遣とりつかはさん。
しかし、そうすると、今、木島と同棲どうせいしている彼女は、私と同様、矢張りこの男のことをも忘れてしまったのであろうか。
腐った蜉蝣 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
しかし、ここにも先生の風かくあらはれて、そのりたるやゆう重厚じうこうかんじがある。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そもそも海をる者は河を恐れず、大砲を聞く者は鐘声しょうせいに驚かず、感応かんのうの習慣によってしかるものなり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
女流文学者は毎月晦日みそかにはきまつて厭世観を起す例になつてゐるが、しかしこの瞬間ほど世の中を厭に思つた事はない。
しかし金子堅太郎と高田実と何方どつちが人間らしい仕事をしたかといふ段になると、誰でもが高田の方へ団扇うちはをあげる。
しかるに脱走だっそうの兵、常に利あらずしていきおいようやせまり、また如何いかんともすべからざるに至りて
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しかるに当時外人の挙動きょどうを見れば、別にことなりたる様子ようすもなく、長州騒動そうどう沙汰さたのごとき
しからば幕府の内情は如何いかんというに攘夷論じょういろんさかんなるは当時の諸藩しょはんゆずらず
しかるに我輩が古今和漢の道徳論者に向かって不平なるは、その教えの主義として第一に私徳公徳の区別を立てざるにあり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しか日清戰爭につしんせんさうおこつたころには、わたしは一愛國者あいこくしやであつた。
しかしそれでも、度々、圧力が平等に調節されないで、つなぎ目が口を開き、あっという間に出血して家兎を死なせました。
人工心臓 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
畳廊下たたみろうかに影がさして、艶麗えんれいに、しか軟々なよなよと、姿は黒髪とともにしなつて見える。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかるに、居処きょしょ不定ふじょうの身となり霊場をめぐっているうちに、片方の眼が少しずつ見えるようになって来た。
遍路 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
しかれどもその流行もっともさかんなるに至りしは元禄年代鳥居清信とりいきよのぶ出でてよりのちなりき。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
彼が五尺の痩躯そうくきたなき木桶の中にありながら、しかも彼の心は飄悠へういうとして宇宙に高遊せり。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
しかしまた俺にだつてこんな母が国にはあるのだぞとさも継母を誇るやうな誇りをも下宿屋の人達に感じないでもなかつた。
ある職工の手記 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
しかしながら火山脈かざんみやくともなつてゐない地震帶ぢしんたい多數たすうあることをわすれてはならない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかし見た所草丈が高く木が繁っているから、切明けが無いとすると縦走に多少の困難が伴うことだけはたしかである。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかし此沢の登りは楽であるから、猫又川を下って来た人は勿論、尾瀬方面からも此沢を上下するのが便利であろうと思う。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかし降るに連れて底は雨水や氷雪の為に侵蝕され、傾斜が甚しく急峻になるから、左右の岩壁は益々ますます高さを増して来る。
八ヶ峰の断裂 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかし、戦争きたれ、と待ちこがれている日本人が、老若男女ろうにゃくなんにょシコタマいるのには驚くのである。
武者ぶるい論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
しかしながら冬になって、満地雪に掩われたならば情況は一変して、この鶏肋は上等の笹身となるであろうことは察するに難くない。
山深やまふかく、さとゆうに、堂宇だうう廃頽はいたいして、いよ/\けるがごとしかなり
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかし、おたがひ日干ひぼしにもならないところると、たしかにどうにかなつてきつつあるぢやないか」
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
ただしかし中毒者のことであるから、服薬したあとの数時間は、普通とことならぬ爽快な気分で暮らすことが出来た。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかしあゝ何等なんら幸福かうふくぞ、むねたのしい、れしい空想くうさういだきながら
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
容易の人には従うしとも思われず、しからば家内同様に此家に入込てプラトを手懐得てなずけうる人のうちと認るの外なく
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
しかるにこれまた天かめいか、その翌日燕軍霊壁れいへきの営を攻むるに当って、燕兵偶然三たび砲を放ったり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
奉「しからば何故に殺したのじゃ、其の方の為になる得意先の夫婦を殺すとは、何か仔細がなければ相成らん、有体ありていに申せ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
平日へいじつ何等なんら慰藉ゐしやあたへらるゝ機會きくわいをもいうしてないで、しかきたがり
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
腕は真陰流に固ッていても鋤鍬すきくわは使えず、口は左様さようしからばと重く成ッていて見れば急にはヘイのも出されず
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
しからば、その吾々の記憶に残っていない「胎児の夢」の内容を、具体的に説明すると、大要どのようなものであろうか。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「あの非常識にして暴慢、不謹慎な、狂人学者ヒポマニーをタタキ出せ。しからずむば赤煉瓦の中へタタキ込んでしまえ」というので
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかし、かく、その時、私の眼に映じましたのは、小さいながらも人間の形を具えた三ヶ月ほどの胎児でありました。
手術 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
しかるに今日拊石の演説を聞いているうちに、彼が何物をか有しているのが、髣髴ほうふつとして認められた様である。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
孝「しかしお父様、何分悪人とは申しながら、主人の法事の帰るさに縄を掛けて引渡すは何うも忍びない事でございます」
しかしながら大学の様な栄誉ある位置をなげうって、新聞屋になったから驚くと云うならば、やめてもらいたい。
入社の辞 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかいまさかりをんな白百合しらゆりはなはだへみつあらへば
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかりとはいへども、雁金かりがね可懷なつかしきず、牡鹿さをしか可哀あはれさず。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
こうして一休みしてから、旅館の給仕の求めるままに、しかるべく警察へ届けるため、一枚の紙きれに官等や姓名などを書いて渡した。
そして其虫のよさを自分では卑しみながらも、其位の虫のよさなら、当然持つてしかるべきものだと、自ら肯定しようとしてゐた。
良友悪友 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
しかわたくし早晩さうばんれやうとおもひますのは、なんだかつておゐでになりますか。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しかまた腹立易はらだちツぽをとこで、だれ郵便局いうびんきよくもの
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
上役の人の家にしかるべき来客などのある時には、「お執持とりもちに森のおもう様をお願いするといい」といわれたくらいでした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
しからばどんな風に複雑して居るかといわれると一寸返答に困りますが一口に言うと、鯉坂君の頭は、融通がききかねるのであります。
新案探偵法 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
しかもかの駒込の奥深き一植木屋の離亭はなれ借りたる時ばかり、やさしくも親しき待遇もてなしけし事はあらず、と。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
しかるにあなた方に対しては恐らく横井さんが初めての申込であッて、後から来るものは定めしうるさいだろうとお思いになるだろう。
人格の養成 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しかしながら地震ぢしんたいして必要ひつよう初歩しよほ知識ちしきがわが國民こくみんけてゐることが
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかし甲府へ来て勘定して見ると、金峰山に登れば、帰郷するのに如何しても二日は余分にかかることになる、これは財布が許さない。
金峰山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかし調査が充分に行き届いている訳ではないから、精細に探究された暁には、あらたに発見する所が少なくないであろうと思う。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかしながら北アルプスの山が雪をもって誇りとするように、南アルプスの山は到るところに誇るべき森林を有している。
南北アルプス通説 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
しかしまた、そうした一夜の歓楽も過ぎた。祭りの後の果敢はかなさ、そのあわれさは、この水にしてひとしおである。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
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