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會
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くわい
ふりがな文庫
“
會
(
くわい
)” の例文
新字:
会
小木
(
せうぼく
)
は
枝
(
えだ
)
諸共
(
もろとも
)
に
伐
(
き
)
り
倒
(
たほ
)
して
猛進
(
まうしん
)
するのであるから、
如何
(
いか
)
なる
險山
(
けんざん
)
深林
(
しんりん
)
に
會
(
くわい
)
しても、
全
(
まつた
)
く
進行
(
しんかう
)
を
停止
(
ていし
)
せらるゝやうな
患
(
うれひ
)
はないのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
會
(
くわい
)
の
名
(
な
)
は——
會費
(
くわいひ
)
が
九圓九十九錢
(
きうゑんきうじふきうせん
)
なるに
起因
(
きいん
)
する。
震災後
(
しんさいご
)
、
多年
(
たねん
)
中絶
(
ちうぜつ
)
して
居
(
ゐ
)
たのが、
頃日
(
このごろ
)
區劃整理
(
くくわくせいり
)
に
及
(
およ
)
ばず、
工事
(
こうじ
)
なしに
復興
(
ふくこう
)
した。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
その
)
日曜
(
にちえう
)
に
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
安井
(
やすゐ
)
を
訪
(
と
)
ふた。それは
二人
(
ふたり
)
の
關係
(
くわんけい
)
してゐる
或
(
ある
)
會
(
くわい
)
に
就
(
つい
)
て
用事
(
ようじ
)
が
起
(
おこ
)
つたためで、
女
(
をんな
)
とは
全
(
まつた
)
く
縁故
(
えんこ
)
のない
動機
(
どうき
)
から
出
(
で
)
た
淡泊
(
たんぱく
)
な
訪問
(
はうもん
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
某
(
なにがし
)
法學士
(
はふがくし
)
洋行
(
やうかう
)
の
送別會
(
そうべつくわい
)
が
芝山内
(
しばさんない
)
の
紅葉館
(
こうえふくわん
)
に
開
(
ひら
)
かれ、
會
(
くわい
)
の
散
(
さん
)
じたのは
夜
(
よ
)
の八
時
(
じ
)
頃
(
ごろ
)
でもあらうか。
其崩
(
そのくづれ
)
が七八
名
(
めい
)
、
京橋區
(
きやうばしく
)
彌左衞門町
(
やざゑもんちやう
)
の
同好倶樂部
(
どうかうくらぶ
)
に
落合
(
おちあ
)
つたことがある。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
穰苴
(
じやうしよ
)
既
(
すで
)
に((君ヲ))
辭
(
じ
)
し、
莊賈
(
さうか
)
と
約
(
やく
)
して
曰
(
いは
)
く、『
(六)
旦日
(
たんじつ
)
(七)
日中
(
につちう
)
軍門
(
ぐんもん
)
に
會
(
くわい
)
せよ』と。
穰苴
(
じやうしよ
)
先
(
ま
)
づ
馳
(
は
)
せて
軍
(
ぐん
)
に
至
(
いた
)
り、
(八)
表
(
へう
)
を
立
(
た
)
て
(九)
漏
(
ろう
)
を
下
(
くだ
)
して
賈
(
か
)
を
待
(
ま
)
つ。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
▼ もっと見る
曰ふ、
會津藩士
(
あひづはんし
)
は、性直にして用ふ可し、
長人
(
ちやうじん
)
の及ぶ所に非ざるなりと。夫れ
會
(
くわい
)
は
長
(
ちやう
)
の
敵
(
てき
)
なり、
而
(
し
)
かも其の言
此
(
かく
)
の如し。以て公の事を
處
(
しよ
)
すること皆
公平
(
こうへい
)
なるを知るべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
ロミオ さア、
會
(
くわい
)
へ
行
(
ゆ
)
かうとはわるい
意味
(
いみ
)
でもなからう、が、
行
(
ゆ
)
くのは
智慧者
(
ちえしゃ
)
の
所爲
(
しょゐ
)
ではない。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
其所
(
そこ
)
へ
杉村氏
(
すぎむらし
)
は
大瀧氏
(
おほたきし
)
と
共
(
とも
)
に
來
(
きた
)
り
會
(
くわい
)
せられた。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「
處
(
ところ
)
が、
今日
(
けふ
)
の
會
(
くわい
)
は
眞面目
(
まじめ
)
なんだよ。
婦人
(
をんな
)
たちはお
酌
(
しやく
)
に
來
(
き
)
たのでもなければ、
取卷
(
とりま
)
きでもない、
實
(
じつ
)
は
施主
(
せしゆ
)
なんだ。」
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大島小學校
(
おほしませうがくかう
)
に
居
(
ゐ
)
たものが、
今
(
いま
)
東京
(
とうきやう
)
に
三人
(
さんにん
)
居
(
ゐ
)
ます。これが
僕
(
ぼく
)
の
同窓
(
どうさう
)
です。
此三人
(
このさんにん
)
が
集
(
あつ
)
まる
會
(
くわい
)
が
僕等
(
ぼくら
)
の
同窓會
(
どうさうくわい
)
です。
其一人
(
そのひとり
)
は
三田
(
みた
)
を
卒業
(
そつげふ
)
して
今
(
いま
)
は
郵船會社
(
いうせんぐわいしや
)
に
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
ます。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
明
(
あ
)
けては、
日
(
ひ
)
麗
(
うら
)
らかなる
甲板
(
かんぱん
)
に、
帝國軍艦旗
(
ていこくぐんかんき
)
翩飜
(
へんぽん
)
たるを
仰
(
あほ
)
ぎ
見
(
み
)
ては、
日
(
ひ
)
ならず
智勇
(
ちゆう
)
兼備
(
けんび
)
の
兩
(
りよう
)
海軍大佐
(
かいぐんたいさ
)
が
新
(
あたら
)
しき
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」と、
新
(
あたら
)
しき
電光艇
(
でんくわうてい
)
との
甲板
(
かんぱん
)
にて、
波
(
なみ
)
を
距
(
へだ
)
てゝ
相
(
あひ
)
會
(
くわい
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
(二九)
柯
(
か
)
の
會
(
くわい
)
に
於
(
おい
)
て、
(三〇)
桓公
(
くわんこう
)
、
曹沫
(
さうばつ
)
の
約
(
やく
)
に
背
(
そむ
)
かんと
欲
(
ほつ
)
す、
管仲
(
くわんちう
)
因
(
よ
)
つて
之
(
これ
)
を
信
(
しん
)
にす。
諸矦
(
しよこう
)
是
(
これ
)
に
由
(
よ
)
つて
齊
(
せい
)
に
歸
(
き
)
せり。
故
(
ゆゑ
)
に
曰
(
いは
)
く、
(三一)
『
與
(
あた
)
ふるの
取
(
と
)
るたるを
知
(
し
)
るは
政
(
まつりごと
)
の
寶
(
たから
)
也
(
なり
)
』
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
時
(
とき
)
恰
(
あたか
)
も、
其
(
そ
)
の
客
(
きやく
)
を
會
(
くわい
)
した
處
(
ところ
)
。
入口
(
いりくち
)
に
突伏
(
つツぷ
)
して
云
(
い
)
ふ
下男
(
げなん
)
の
取次
(
とりつぎ
)
を、
客
(
きやく
)
の
頭越
(
あたまご
)
しに、
鼻
(
はな
)
を
仰向
(
あふむ
)
けて、フンと
聞
(
き
)
き
画の裡
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かくて、
此
(
この
)
會
(
くわい
)
の
全
(
まつた
)
く
終
(
をは
)
つたのは
夜
(
よる
)
の十一
時
(
じ
)
※
(
すぎ
)
であつた。
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
は、すでに
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
も
海上
(
かいじやう
)
に
浮
(
うか
)
んだので、
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
を
守
(
まも
)
らんが
爲
(
た
)
めに、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
をはじめ
一隊
(
いつたい
)
の
水兵
(
すいへい
)
を
引卒
(
いんそつ
)
して
艇中
(
ていちう
)
に
赴
(
おもむ
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
何處
(
どこ
)
かで
會
(
くわい
)
が
打
(
ぶ
)
つかつて、
微醉機嫌
(
ほろよひきげん
)
で
來
(
き
)
た
万
(
まん
)
ちやんは、
怪
(
け
)
しからん、
軍令
(
ぐんれい
)
を
忘却
(
ばうきやく
)
して
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
うまし、かるた
會
(
くわい
)
に
急
(
いそ
)
ぐ
若
(
わか
)
き
胸
(
むね
)
は、
駒下駄
(
こまげた
)
も
撒水
(
まきみづ
)
に
辷
(
すべ
)
る。
戀
(
こひ
)
の
歌
(
うた
)
を
想
(
おも
)
ふにつけ、
夕暮
(
ゆふぐれ
)
の
線路
(
せんろ
)
さへ
丸木橋
(
まるきばし
)
の
心地
(
こゝち
)
やすらむ。
松
(
まつ
)
を
鳴
(
な
)
らす
電車
(
でんしや
)
の
風
(
かぜ
)
に、
春着
(
はるぎ
)
の
袖
(
そで
)
を
引合
(
ひきあは
)
す
急
(
せ
)
き
心
(
ごころ
)
も
風情
(
ふぜい
)
なり。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の
宗室
(
そうしつ
)
を
會
(
くわい
)
して、
長夜
(
ちやうや
)
の
宴
(
えん
)
を
張
(
は
)
るに
當
(
あた
)
りては、
金瓶
(
きんべい
)
、
銀榼
(
ぎんかふ
)
百餘
(
ひやくよ
)
を
陳
(
つら
)
ね、
瑪瑙
(
めなう
)
の
酒盞
(
しゆさん
)
、
水晶
(
すゐしやう
)
の
鉢
(
はち
)
、
瑠璃
(
るり
)
の
椀
(
わん
)
、
琥珀
(
こはく
)
の
皿
(
さら
)
、いづれも
工
(
こう
)
の
奇
(
き
)
なる
中國
(
ちうごく
)
未
(
いま
)
だ
嘗
(
かつ
)
てこれあらず、
皆
(
みな
)
西域
(
せいゐき
)
より
齎
(
もたら
)
す
處
(
ところ
)
。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
即
(
すなは
)
ち、
一錢銅貨
(
いつせんどうくわ
)
五十餘枚
(
ごじふよまい
)
を、ざらりと
一側
(
ひとかは
)
ならびに、
細
(
ほそ
)
い、
青
(
あを
)
い、
小
(
ちひ
)
さい
蝦蟇口
(
がまぐち
)
を
用意
(
ようい
)
して、
小口
(
こぐち
)
から、「さあ、さあ、お
剩錢
(
つり
)
を。」——これは、
以來
(
いらい
)
、九九九
會
(
くわい
)
の
常備
(
じやうび
)
共通
(
きようつう
)
の
具
(
ぐ
)
と
成
(
な
)
つて
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その
李
(
すもゝ
)
の
花
(
はな
)
、
花
(
はな
)
の
李
(
すもゝ
)
の
頃
(
ころ
)
、
二階
(
にかい
)
の
一室
(
いつしつ
)
、
四疊半
(
よでふはん
)
だから、
狹
(
せま
)
い
縁
(
えん
)
にも、
段子
(
はしご
)
の
上
(
うへ
)
の
段
(
だん
)
にまで
居餘
(
ゐあま
)
つて、わたしたち
八人
(
はちにん
)
、
先生
(
せんせい
)
と
合
(
あ
)
はせて
九人
(
くにん
)
、
一夕
(
いつせき
)
、
俳句
(
はいく
)
の
會
(
くわい
)
のあつた
時
(
とき
)
、
興
(
きよう
)
に
乘
(
じよう
)
じて、
先生
(
せんせい
)
が
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“會(鄶)”の解説
鄶(會、檜、かい)は、西周時代の諸侯国。現在の河南省鄭州市新鄭市北西・新密市南東に位置する。平王東遷後、鄶は鄭に併呑された。
(出典:Wikipedia)
會
部首:⽈
13画
“會”を含む語句
機會
出會
集會
會得
會釋
都會
會合
社會
教會
宴會
會話
會社
會員
大都會
參會
茶話會
小都會
教會堂
會繹
會津
...