トップ
>
子
>
し
ふりがな文庫
“
子
(
し
)” の例文
子
(
し
)
のたまわくだ。なにしてやがるかと思って、
破
(
やぶ
)
けた窓の障子から
覗
(
のぞ
)
くとね、ポンポチ米を
徳久利
(
とっくり
)
で
舂
(
つ
)
きながら勉強してやがるんだ。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
殘念
(
ざんねん
)
でならぬので、
自分
(
じぶん
)
の
持場
(
もちば
)
を一
生懸命
(
しやうけんめい
)
に
掘
(
ほ
)
つたけれど、
何
(
なに
)
も
出
(
で
)
ない。
幻子
(
げんし
)
の
大成功
(
だいせいかう
)
に
引替
(
ひきか
)
へて
大失敗
(
だいしつぱい
)
。
活
(
くわつ
)
望
(
ぼう
)
二
子
(
し
)
も
茫然
(
ばうぜん
)
として
了
(
しま
)
つた。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
かく蛇を
霊怪
(
ふしぎ
)
視した
号
(
な
)
なるミヅチを、十二支の
巳
(
し
)
に当て略してミと呼んだは同じく十二支の
子
(
し
)
をネズミの略ネ、
卯
(
ぼう
)
を兎の略ウで呼ぶに等し。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
尤も
居留木
(
ゐるぎ
)
角左衞門といふ、恐しく頑丈な浪人者は一人住んでゐるが、これは近處の子供を集めて手習ひから
子
(
し
)
曰
(
のたまは
)
くを教へて居る結構人で
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それに乗り込んだ私たち一行——私と隆太郎と同伴の
素峰子
(
そほうし
)
、その義弟のT少年、それにその地の「山峡」の歌人たち七、八
子
(
し
)
——である。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
よもや、
新参
(
しんざん
)
の
民蔵
(
たみぞう
)
が、その人の一
子
(
し
)
、
民部
(
みんぶ
)
であろうとは、
夢
(
ゆめ
)
にも知らない
梅雪入道
(
ばいせつにゅうどう
)
、おもわず
驚嘆
(
きょうたん
)
の声をもらしてしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
起
(
き
)
曰
(
いは
)
く、『三
軍
(
ぐん
)
に
將
(
しやう
)
として
士卒
(
しそつ
)
をして
死
(
し
)
を
樂
(
たの
)
しましめ、
敵國
(
てきこく
)
をして
敢
(
あへ
)
て
謀
(
はか
)
らざらしむるは、
子
(
し
)
、
起
(
き
)
に
孰
(
いづ
)
れぞ』と。
文
(
ぶん
)
曰
(
いは
)
く、『
子
(
し
)
に
如
(
し
)
かず』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
「
私
(
わたし
)
かい。私は有名な魔術師ニヤンプウ
子
(
し
)
だ。」と、七色の虹猫は、いかめしい、もつたいらしい、作り声で答へました。
虹猫の話
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
と
恐
(
おそろ
)
しく
鐵拐
(
てつか
)
に
怒鳴
(
どな
)
つて、フト
私
(
わたし
)
と
向合
(
むきあ
)
つて、……
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
て……
雙方
(
さうはう
)
莞爾
(
につこり
)
した。
同好
(
どうかう
)
の
子
(
し
)
よ、と
前方
(
さき
)
で
思
(
おも
)
へば、
知己
(
ちき
)
なるかな、と
言
(
い
)
ひたかつた。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
子
(
し
)
、
子賤
(
しせん
)
を
謂
(
い
)
う。君子なるかな、かくのごときの人。魯に君子者無くんば、
斯
(
こ
)
れ
焉
(
いずく
)
んぞ
斯
(
これ
)
を取らんと。——公冶長篇——
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
客
僅
(
わずか
)
に
頷
(
うなず
)
く、いまだ全く解せざるものの如し。更に語を転じて曰く、
我
(
われ
)
今
(
いま
)
子
(
し
)
のために古池の句の歴史的関係を説くべし。
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
漢学者のやうに
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
くで何か事あれば直ぐに
七去
(
しちきょ
)
の
教
(
おしえ
)
楯
(
たて
)
に取るやうな野暮な心ならば初めから芸者引かせて女房にするなぞは大きな間違ならんと。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「十万億土の夢を見て、
豁然
(
かつぜん
)
として大悟一番したんだ。一
子
(
し
)
出家
(
しゅっけ
)
の
功徳
(
くどく
)
によって
九族
(
きゅうぞく
)
天
(
てん
)
に
生
(
しょう
)
ずというんだから素晴らしい。僕は甘んじて犠牲になる」
合縁奇縁
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
荘子いわく「
儵魚
(
じょうぎょ
)
いで遊びて
従容
(
しょうよう
)
たり。これ魚の楽しむなり。」と。その友彼に答えていわく「
子
(
し
)
は魚にあらず。いずくんぞ魚の楽しきを知らん。」
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
波静かなる、風穏かなる、夢にも似たる青き遠山を見るにつけ、黄色なる入江の
沙上
(
さじょう
)
の舟や、灰色の市街を見るにつけ、
子
(
し
)
の文章を思い起すのである。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一私し
共
(
ども
)
兩人儀は
先主
(
せんしゆ
)
嘉川平助
以來
(
いらい
)
より
勤仕
(
きんし
)
罷在
(
まかりあり
)
候處
當主
(
たうしゆ
)
主税之助
養子
(
やうし
)
に參られ候後平助儀藤五郎藤三郎の二
子
(
し
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
千乗の国の盟をも信ぜずして、ただ
子
(
し
)
一人の言を信じようという。男児の
本懐
(
ほんかい
)
これに過ぎたるはあるまいに、なにゆえこれを恥とするのかと。子路が答えた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
と冷笑し、又
公暇
(
こうか
)
に
王維
(
おうい
)
、
孟浩然
(
もうこうぜん
)
、
韋応物
(
いおうぶつ
)
、
柳子厚
(
りゅうしこう
)
の詩を読みて、四
子
(
し
)
を賛する詩を
為
(
な
)
せる如き、其の好む所の主とするところありて
泛濫
(
へんらん
)
ならざるを示せり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ラシャメンをするような腐れ女に、金を出したい毛唐は出せ、ラシャメンになってまで金が欲しい女はなれ、おりゃ、かれこれと
子
(
し
)
のたまわくは言わねえ——だが
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
千金の
子
(
し
)
は
堂陲
(
どうすい
)
に坐せずとの
諺
(
ことわざ
)
もある事なれば、好んで
超邁
(
ちょうまい
)
を
宗
(
そう
)
として、
徒
(
いたず
)
らに吾身の危険を求むるのは単に自己の
災
(
わざわい
)
なるのみならず、また大いに天意に
背
(
そむ
)
く訳である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
子不語の名は『
子
(
し
)
は怪力乱神を語らず』から出ていること勿論でありますが、後にそれと同名の書のあることを発見したというので、さらに『
新斉諧
(
しんせいかい
)
』と改題しましたが
中国怪奇小説集:16 子不語(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
昨日
(
さくじつ
)
火事見舞ながら講釈師の
放牛舎桃林
(
ほうぎゅうしゃとうりん
)
子
(
し
)
の宅へ参りました処
同子
(
どうし
)
の宅は
焼残
(
やけのこ
)
りまして誠に
僥倖
(
しあわせ
)
だと云って悦んで居りましたが、桃林の
家
(
うち
)
に町奉行の調べの本が有りまして
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老人たちに何かお説教をされると「
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
くか」と言って逃げたものである。いわんやこのごろの青年諸君のなかには、論語などと聞いても、名前も知らない人が多いであろう。
孔子とアメリカ
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
逆回転だったのでカン
子
(
し
)
(頭にかけて赤ちゃんをひき出す道具)をつかって仮死で出た由。
獄中への手紙:06 一九三九年(昭和十四年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
それから南禅寺に行った時にも、山門の上で
子
(
し
)
にすすめられて坐禅をしたという話でした。
我が宗教観
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
そこで農事に委しい人を頼まうといふことになつて
相馬
(
さうま
)
藩から二
宮
(
みや
)
金
(
きん
)
二
郎
(
らう
)
(
尊徳
(
そんとく
)
翁の
子
(
し
)
、其頃五十餘の
大兵
(
だいへう
)
な人)を
喚
(
よ
)
び、伊豆の代官
江川
(
えがは
)
氏の
手附
(
てづき
)
の
河野鐵平
(
かうのてつへい
)
といふ人をも
召
(
めし
)
た。
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
案に相違した根岸氏は、今度は豆腐を
白耳義
(
ベルジユーム
)
に送り出さうと言ひ出した。ブラツセルには
先日
(
こなひだ
)
亡くなつた本野一郎
子
(
し
)
が公使として駐在してゐたから、そこへ進物にしようといふのだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
人間のジャーナリスティックな本能に基くのであって、
子
(
し
)
の所謂遠くより来る友や、ヘラルド(之は間諜でもある)、話し手、物語作家、其の他はこの本能の要求に対応して発生した。
思想と風俗
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
「
子
(
し
)
胡
(
な
)
んぞ此に在るか? 此れ
豈
(
あに
)
久しく留る
可
(
べ
)
けんや。
速
(
すみやか
)
に我に従つて出でよ。」
鴉片
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
孔子は恐らく貧相な
不男
(
ぶおとこ
)
であったろうし、孫子は
薩摩
(
さつま
)
の
芋侍
(
いもざむらい
)
のような骨太な
強情
(
きごわ
)
ものであったであろう——
子
(
し
)
のたまわくや、
矢声掛声
(
やごえかけごえ
)
は、そなたのかわいい唇から決して
洩
(
も
)
れてはならぬものじゃ
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ナニサあれは篠原
子
(
し
)
と。ことに例のがひいきして引っ張り廻すからサ。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
雲は白く
綿々
(
めんめん
)
として去来し、
巒気
(
らんき
)
はふりしきる
蝉
(
せみ
)
の声々にひとしおに澄みわたる、その峡中に白いボートを漕ぐ白シャツの三、五
子
(
し
)
がいる。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
起
(
き
)
曰
(
いは
)
く、『百
官
(
くわん
)
を
治
(
をさ
)
め、
萬民
(
ばんみん
)
を
親
(
した
)
しましめ、
(九一)
府庫
(
ふこ
)
を
實
(
み
)
たすは、
子
(
し
)
、
起
(
き
)
に
孰
(
いづ
)
れぞ』と。
文
(
ぶん
)
曰
(
いは
)
く、『
子
(
し
)
に
如
(
し
)
かず』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
其以後
(
そのいご
)
、
誰
(
たれ
)
も
手
(
て
)
を
附
(
つ
)
けぬ。
漸
(
やうや
)
く
余
(
よ
)
が
此前
(
このまへ
)
を
素通
(
すどほ
)
りする
位
(
くらゐ
)
であつたが、四十
年
(
ねん
)
五
月
(
ぐわつ
)
十二
日
(
にち
)
に、
余
(
よ
)
は、
織田
(
おだ
)
、
高木
(
たかぎ
)
、
松見
(
まつみ
)
三
子
(
し
)
と
表面採集
(
へうめんさいしふ
)
に
此邊
(
このへん
)
へ
來
(
き
)
た。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
浅井氏
曰
(
いわ
)
く場所広くして遠近さだかならず
子
(
し
)
もしこの画を画とせんとならば更に一週の
日子
(
にっし
)
を費して再び渋川に往けと。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
来たのは三組だけだったが、一組は近衛
子
(
し
)
が買い、残る一組は、さる高貴の方がお買上げになったと聞いている。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
曰く、
犂牛
(
りぎゅう
)
の
子
(
し
)
、
騂
(
あか
)
くして且つ角よくば、用うること
勿
(
な
)
からんと欲すといえども、山川其れ
諸
(
これ
)
を
舎
(
す
)
てんやと。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
(
子
(
し
)
よ、犠牲になる牛を見ずや。首に
錦鈴
(
きんれい
)
を飾り、美食を飼わしているが、曳いて
大廟
(
たいびょう
)
の祭壇に供えられるときは、血をしぼられ、骨を解かれるではないか)
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕なんぞはおんなじように、
子
(
し
)
のたまわくなんてやって、なんの事だかチンプンカンプンだったのだ。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
燕王信の
誠
(
まこと
)
あるを見、席を下りて信を拝して曰く、我が一家を生かすものは
子
(
し
)
なりと。信つぶさに朝廷の燕を図るの状を告ぐ。形勢は急転直下せり。事態は既に決裂せり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
折々二
子
(
し
)
を伴つて散歩に出で、わたくしに代つて架上の書を見てもらふ便を得た。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
信玄のまえで
寛闊一休
(
かんかついっきゅう
)
を踊ってみせるというのが大体の筋で、本よみが済んでから諸君の御意見を
訊
(
き
)
きたいということであったが、末松
子
(
し
)
を除いては別に何らの意見をのべる者もなかった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
孝助が主人の敵を討った
廉
(
かど
)
を
以
(
もっ
)
て飯島平左衞門の遺言に任せ、孝助の一
子
(
し
)
孝太郎を以て飯島の家を立てまして、孝助は後見となり、芽出度く
本領安堵
(
ほんりょうあんど
)
いたしますと、其の翌日伴藏がお仕置になり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
日本海の風に吹かれて、
滄浪
(
そうろう
)
の寄せ来る、空の霞める、雲も見えず、
麗
(
うらら
)
かなる一日を海辺にさまよい、
終日
(
ひねもす
)
空想に耽っていたことがあるが、その時
子
(
し
)
の文章と閲歴とを思い出さずにはいられなかった。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
子
(
し
)
の
言
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
の
者
(
もの
)
は
其人
(
そのひと
)
と
骨
(
ほね
)
と
皆
(
みな
)
已
(
すで
)
に
朽
(
く
)
ちたり、
獨
(
ひと
)
り
其言
(
そのげん
)
在
(
あ
)
る
耳
(
のみ
)
。
且
(
か
)
つ
君子
(
くんし
)
は、
其時
(
そのとき
)
を
得
(
う
)
れば
則
(
すなは
)
ち
(二)
駕
(
が
)
し、
其時
(
そのとき
)
を
得
(
え
)
ざれば
則
(
すなは
)
ち
(三)
蓬累
(
ほうるゐ
)
して
行
(
さ
)
る。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
子
(
し
)
かつ
子
(
し
)
の胸中より一切記憶に存する所の俳句を取り去り、虚心虚懐以て我言を聴け。古池の句もこれを忘るべし。
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
同月
(
どうげつ
)
二十三
日
(
にち
)
には
幻
(
げん
)
望
(
ぼう
)
二
子
(
し
)
の
他
(
ほか
)
、
玄川子
(
げんせんし
)
を
加
(
くは
)
へて四
人
(
にん
)
で
掘
(
ほ
)
つた。
今度
(
こんど
)
は、
小徑
(
こみち
)
の
左方
(
さはう
)
の
緩斜面
(
くわんしやめん
)
を
成
(
な
)
す
芋畑
(
いもばたけ
)
である。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「真田源次郎どのとおおせあると、
上田
(
うえだ
)
の
城主
(
じょうしゅ
)
真田昌幸
(
さなだまさゆき
)
どののご一
子
(
し
)
、秀吉公の手もとで
養
(
やしな
)
われているとうわさにききましたが、その源次郎どのでござるか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
近代の指揮法の
端
(
たん
)
を開いた人として極めて重要な指揮者であるニキシュについては、近衛秀麿
子
(
し
)
の『シェーネベルク日記』などになかなか面白いいろいろなことが書かれてある。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
又其章の、門人が子思子に問われた言葉に、「昔は
子
(
し
)
の先君子出母を喪せる
乎
(
か
)
」
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“子”の意味
《名詞》
(こ)息子又は娘
(こ)こども、児童
(こ)若者。特に若い女性
(ね)十二支の第一。ね。
(シ)子爵の略。
(出典:Wiktionary)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“子”を含む語句
女子
帽子
男子
長椅子
卓子
拍子
子供
調子
赤子
童子
娘子
容子
吾子
梯子
骰子
硝子
障子
案山子
杓子
種子
...