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『虹猫の話』
ふりがな文庫
『
虹猫の話
(
にじねこのはなし
)
』
いつの頃か、あるところに一疋の猫がゐました。この猫はあたりまへの猫とはちがつた猫で、お伽の国から来たものでした。お伽の国の猫は毛色がまつたく別でした。まづその鼻の色は菫の色をしてゐます。それに目玉はあゐ、耳朶はうす青、前足はみどり、胴体は黄 …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1927(昭和2)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
橙色
(
オレンヂ
)
黄
(
きい
)
恐
(
こは
)
廻
(
まは
)
子
(
し
)
喰
(
た
)
出
(
い
)
下
(
くだ
)
智慧
(
ちゑ
)
掴
(
つかま
)
誰
(
だれ
)
頭巾
(
づきん
)
尻尾
(
しつぽ
)
頃
(
ころ
)
貰
(
もら
)
馬鹿
(
ばか
)
玉葱
(
たまねぎ
)
虹猫
(
にじねこ
)
虹
(
にじ
)
菫
(
すみれ
)
耳朶
(
みみたぶ
)
紐
(
ひも
)
種子
(
たね
)
私
(
わたし
)
疋
(
ぴき
)
坐
(
すわ
)
猫
(
ねこ
)
燕
(
つばめ
)
伽
(
とぎ
)
挨拶
(
あいさつ
)
慧星
(
はうきぼし
)
息子
(
むすこ
)
叩
(
たた
)
家
(
うち
)
妃
(
きさき
)