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滄浪
ふりがな文庫
“滄浪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうろう
83.3%
よろめき
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうろう
(逆引き)
二百人余りの聴衆は、不思議な予感に囚えられて、一瞬
固唾
(
かたず
)
を呑みました。舞台左手から
滄浪
(
そうろう
)
としてモーニング姿の深沢深が出て来たのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:16 結婚ラプソディ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
日本海の風に吹かれて、
滄浪
(
そうろう
)
の寄せ来る、空の霞める、雲も見えず、
麗
(
うらら
)
かなる一日を海辺にさまよい、
終日
(
ひねもす
)
空想に耽っていたことがあるが、その時
子
(
し
)
の文章と閲歴とを思い出さずにはいられなかった。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
滄浪(そうろう)の例文をもっと
(5作品)
見る
よろめき
(逆引き)
糸織
(
いとをり
)
のなへたるにふらんねるを
重
(
かさ
)
ねし
寐間着
(
ねまき
)
の
小袖
(
こそで
)
めさせかへ、いざ
御就蓐
(
おやすみ
)
と
手
(
て
)
をとりて
助
(
たす
)
ければ、
何
(
なに
)
其樣
(
そのやう
)
に
醉
(
ゑ
)
ふては
居
(
い
)
ないと
仰
(
おつ
)
しやつて、
滄浪
(
よろめき
)
ながら
寐間
(
ねま
)
へと
入給
(
いりたま
)
ふ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
滄浪(よろめき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“滄浪”の意味
《名詞》
青々とした波。
老衰して容姿などが乱れているさま。
(出典:Wiktionary)
滄
漢検1級
部首:⽔
13画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“滄”で始まる語句
滄海
滄桑
滄州
滄海原
滄洲
滄溟
滄
滄洲翁
滄桑五十載
“滄浪”のふりがなが多い著者
高浜虚子
樋口一葉
森鴎外
野村胡堂
小川未明