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寐間
ふりがな文庫
“寐間”の読み方と例文
読み方
割合
ねま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねま
(逆引き)
糸織
(
いとをり
)
のなへたるにふらんねるを
重
(
かさ
)
ねし
寐間着
(
ねまき
)
の
小袖
(
こそで
)
めさせかへ、いざ
御就蓐
(
おやすみ
)
と
手
(
て
)
をとりて
助
(
たす
)
ければ、
何
(
なに
)
其樣
(
そのやう
)
に
醉
(
ゑ
)
ふては
居
(
い
)
ないと
仰
(
おつ
)
しやつて、
滄浪
(
よろめき
)
ながら
寐間
(
ねま
)
へと
入給
(
いりたま
)
ふ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼女は自分の
寐間
(
ねま
)
へあがって行った。彼女のたのみで、夫婦の寐間は別々になっていたのである。彼女は床に就いた。寐床のなかに這入っていても、やッぱり寒くて寒くて堪らなかった。
初雪
(新字新仮名)
/
ギ・ド・モーパッサン
(著)
奧
(
おく
)
さま
火
(
ひ
)
のもとの
用心
(
ようじん
)
をと
言
(
い
)
ひ
渡
(
わた
)
し、
誰
(
た
)
れも
彼
(
か
)
れも
寐
(
ね
)
よと
仰
(
おつ
)
しやつて、
同
(
おな
)
じう
寐間
(
ねま
)
へは
入給
(
いりたま
)
へど、
何故
(
なにゆゑ
)
となう
安
(
やす
)
からぬ
思
(
おも
)
ひのありて、
言
(
い
)
はねども
面持
(
おもゝち
)
の
唯
(
たゞ
)
ならぬを、
且那
(
だんな
)
さま
半睡
(
はんすい
)
の
目
(
め
)
に
御覽
(
ごらん
)
じて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
寐間(ねま)の例文をもっと
(2作品)
見る
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
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ギ・ド・モーパッサン
樋口一葉