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滄浪
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そうろう
ふりがな文庫
“
滄浪
(
そうろう
)” の例文
二百人余りの聴衆は、不思議な予感に囚えられて、一瞬
固唾
(
かたず
)
を呑みました。舞台左手から
滄浪
(
そうろう
)
としてモーニング姿の深沢深が出て来たのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:16 結婚ラプソディ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
日本海の風に吹かれて、
滄浪
(
そうろう
)
の寄せ来る、空の霞める、雲も見えず、
麗
(
うらら
)
かなる一日を海辺にさまよい、
終日
(
ひねもす
)
空想に耽っていたことがあるが、その時
子
(
し
)
の文章と閲歴とを思い出さずにはいられなかった。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
春の水
滄浪
(
そうろう
)
秋の水滄浪
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
滄浪
(
そうろう
)
詩話
握蘭集
(
あくらんしゆう
)
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
滄浪
(
そうろう
)
として飛びました。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“滄浪”の意味
《名詞》
青々とした波。
老衰して容姿などが乱れているさま。
(出典:Wiktionary)
滄
漢検1級
部首:⽔
13画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“滄”で始まる語句
滄海
滄桑
滄州
滄海原
滄洲
滄溟
滄
滄洲翁
滄桑五十載