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本懐
ふりがな文庫
“本懐”の読み方と例文
旧字:
本懷
読み方
割合
ほんかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんかい
(逆引き)
「長年のご辛苦察し入る。が、必ずその辛苦は報われよう。きょうはまだ
本懐
(
ほんかい
)
の日ともいえぬ、唯その事の緒についたのでござるが」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
千乗の国の盟をも信ぜずして、ただ
子
(
し
)
一人の言を信じようという。男児の
本懐
(
ほんかい
)
これに過ぎたるはあるまいに、なにゆえこれを恥とするのかと。子路が答えた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
やがては武門の
棟梁
(
とうりょう
)
ともなるように心がけてこそ武士たるものゝ
本懐
(
ほんかい
)
だのにと
仰
(
お
)
っしゃって、とう/\その姫ぎみを、久政公へは御そう談もなしに里へかえしておしまいになりました。
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
本懐(ほんかい)の例文をもっと
(16作品)
見る
“本懐”の意味
《名詞》
本来持っている望み。本望。
(出典:Wiktionary)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町
検索の候補
不本懐
仇討本懐
“本懐”のふりがなが多い著者
田中英光
吉川英治
尾崎士郎
中島敦
谷崎潤一郎
田中貢太郎
芥川竜之介