“ほんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本懐94.1%
本快5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがては武門の棟梁とうりょうともなるように心がけてこそ武士たるものゝ本懐ほんかいだのにとっしゃって、とう/\その姫ぎみを、久政公へは御そう談もなしに里へかえしておしまいになりました。
盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
父の伝三の打たれた年からやっと二十三年目に本懐ほんかいを遂げようとするのである。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
と、武夫の父の河村氏は本快ほんかいの微笑をもらしたが、不死身の彼も重傷をこらえてのこの奮闘に疲れ果てたのであるか
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)