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煩
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わづら
ふりがな文庫
“
煩
(
わづら
)” の例文
其
(
それ
)
から
煩
(
わづら
)
ひついて、
何時
(
いつ
)
まで
經
(
た
)
つても
治
(
なほ
)
らなかつたから、
何
(
なに
)
もいはないで
其
(
そ
)
の
内
(
うち
)
をさがつた。
直
(
たゞ
)
ちに
忘
(
わす
)
れるやうに
快復
(
くわいふく
)
したのである。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
喜
(
き
)
一
郎
(
らう
)
と云つた
其
(
その
)
お幸の父も、お幸とお幸より三つ
歳下
(
としした
)
の長男の
久吉
(
ひさきち
)
がまだ幼少な時に肺病に
罹
(
かか
)
つて二年余りも
煩
(
わづら
)
つて
歿
(
な
)
くなりました。
月夜
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
次の年の夏、韓国にあるわが子寛の重き病
煩
(
わづら
)
ふよし聞きて
甚
(
いた
)
く打歎きしが、十一月二日夜
更
(
ふけ
)
て門叩くを誰かと問へば、寛の声なりけり。
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
『
少
(
すこ
)
しも
乘客
(
じようきやく
)
を
煩
(
わづら
)
はさんやうに
務
(
つと
)
めてゐる
俺
(
おれ
)
か、
其
(
そ
)
れとも
這麼
(
こんな
)
に
一人
(
ひとり
)
で
大騷
(
おほさわぎ
)
をしてゐた、
誰
(
たれ
)
にも
休息
(
きうそく
)
も
爲
(
さ
)
せぬ
此
(
こ
)
の
利己主義男
(
りこしゆぎをとこ
)
か?』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
急いで來た處に今樣子を見れば
大丈夫
(
だいぢやうぶ
)
にて
煩
(
わづら
)
ひし樣子は一
向
(
かう
)
見
(
み
)
えぬか那の手紙は如何なる譯でありしやと云ければ清兵衞は
天窓
(
あたま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
勉強家
(
べんきようか
)
は
氣
(
き
)
か
引
(
ひ
)
ける、
懶怠
(
なまけ
)
られては
困
(
こま
)
るけれど、
煩
(
わづら
)
はぬやうに
心
(
こゝろ
)
がけてお
呉
(
く
)
れ、
別
(
わ
)
けてお
前
(
まへ
)
は一
粒
(
つぶ
)
物
(
もの
)
、
親
(
おや
)
なし、
兄弟
(
きようだい
)
なしと
言
(
い
)
ふでは
無
(
な
)
いか
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
甘藷
(
さつまいも
)
は
廉
(
やす
)
いからとか、七面鳥の肉は
高価
(
たか
)
いからとかいふ、その値段の観念に
煩
(
わづら
)
はされないで、味自身を味はひ度いといふのだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
われも
暇
(
いとま
)
あらば共にこそ往かまほしけれ。ヱズヰオに登らんは
煩
(
わづら
)
はしけれど、ポムペイの發掘の近状を見んこと面白かるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
一ぱい浴びて流しのところへ出た蓮太郎は、湯気に包まれて燃えるかのやう。丑松も
紅
(
あか
)
くなつて、顔を伝ふ汗の熱さに
暫時
(
しばらく
)
世の
煩
(
わづら
)
ひを忘れた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
夫は戸の外を
指
(
ゆびさ
)
してなほ去らざるを示せり。お峯は土間に
護謨靴
(
ゴムぐつ
)
と油紙との
遺散
(
おちち
)
れるを見付けて、
由無
(
よしな
)
き質を取りけるよと
思
(
おも
)
ひ
煩
(
わづら
)
へる折しも
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
それよりも、一本二本の歯をいちいち補ふ
煩
(
わづら
)
はしさよりは、その手数をまとめて、一度に払つた方がいいとするのである。
大凶の籤
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
も一つの雲影がこれ迄常に鉱毒問題を
煩
(
わづら
)
はして居た。「鉱毒は
畢竟
(
ひつきやう
)
田中の選挙手段だ」と言ふことだ。彼は進んで言うた。
政治の破産者・田中正造
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
卿
(
いまし
)
が
道
(
い
)
ふ所の如くば、
其
(
そ
)
の勝たむこと必ず
然
(
しか
)
らむ。
但
(
た
)
だ
吾
(
わ
)
が
情
(
こころ
)
に
冀
(
ねが
)
ふは、十年百姓を
役
(
つか
)
はず、一身の故を以て、
豈
(
あ
)
に
万民
(
おほむたから
)
を
煩
(
わづら
)
はし
労
(
いたは
)
らしめむや。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
机上の
爲事
(
しごと
)
に
勞
(
つか
)
れた時、世間のいざこざの
煩
(
わづら
)
はしさに耐へきれなくなつた時、私はよく用もないのに草鞋を穿いて見る。
樹木とその葉:02 草鞋の話旅の話
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
それが脚気を
煩
(
わづら
)
つて、二週間程の間に眼もふさがる位の
水腫
(
みづば
)
れがして、心臓麻痺で誰も知らないうちに
亡
(
な
)
くなつて居た。
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
体
(
てい
)
よく
捌
(
さば
)
かれたり、とゞのつまりは「物も云はでやみにけり」とか、「
煩
(
わづら
)
はしとて男やみにけり」とか云う風な終りを告げている
挿話
(
そうわ
)
が随分ある。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
彼は銭湯のなかで、色々の人と顔を合したり、挨拶を交したりするのが、年々
煩
(
わづら
)
はしくなつてゐた。
偶
(
たま
)
には子供も洗つてやらなければならなかつた。
風呂桶
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
代助は両方の
何
(
いづ
)
れだらうかと
煩
(
わづら
)
つて待つてゐた。待ちながらも、
何
(
ど
)
うせ覚悟の前だと何遍も
口
(
くち
)
のうちで繰り返した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこで自分は
聊
(
いささ
)
かそれらの士と共に、真贋の差別に
煩
(
わづら
)
はされない
清興
(
せいきやう
)
の存在を主張したかつたから、ここにわざわざ以上の
饒舌
(
ぜうせつ
)
を活字にする事を
敢
(
あへ
)
てした。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「お駒もよいゲンサイやけんど、奧さんは品がおますさかいな。……長いこと
煩
(
わづら
)
うて、あないになりやはつたけど、品はなア、身に備はつてゐますわい。」
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
菩提樹
(
ぼだいじゆ
)
下の見証や、ハルラ山洞の光耀や、今一々
煩
(
わづら
)
はしく挙証せざるも、真の見神の、偉大なる信念の根柢たり、又根柢たるべきは了々火よりも
燎
(
あきら
)
かなり。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
何となれば仏人は国利の為に戦ふよりも、寧ろ戦ひの為に戦ふ。平和、平和、遂に
爾
(
なんぢ
)
を
煩
(
わづら
)
はさざるを得ず。
想断々(2)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
敢
(
あへ
)
て一行を
煩
(
わづら
)
はすことなけん、
謹
(
つつし
)
んで随行の
許可
(
きよか
)
を得んことを
乞
(
こ
)
ふと、衆其
熱心
(
ねつしん
)
に
感
(
かん
)
じ
喜
(
よろこ
)
んで之を
許
(
ゆる
)
す、内二人は上牧村の者にして他一人は藤原村字
窪
(
くぼ
)
の者とす
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
その話は長くて
煩
(
わづら
)
はしいものでしたが、要領をかいつまむと、岡谷半嶺は非常に天才で、若くして南宗北宗兩派の技法を體得し、更に和風の土佐住吉の畫風に
亙
(
わた
)
り
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金は湯水の如く金庫へ流れこんで来たが、ゆき子にとつては、平凡な、退屈な毎日であつた。思ひ
煩
(
わづら
)
ふ事が、拭ひきれないやうな、奇妙な生活から退いて行きたかつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
私は、勉強室といふ聖所を立去るように、呼びに來られる筈はなかつたから。今は、そこは、私にとつては、聖所となつてゐた——「
煩
(
わづら
)
はしき時のいとも心地よき
隱家
(
かくれが
)
」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
そんな
煩
(
わづら
)
はしい家庭で、無智な婿をもたせられる、病女は、誰が造つたのだといはざるを得ないのに、これもまた、結婚披露宴に、例の「郭子儀」の幅をかけたからだと
「郭子儀」異変
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
日來
(
ひごろ
)
快濶にして物に鬱する事などの夢にもなかりし時頼の氣風
何時
(
いつ
)
しか變りて、
憂
(
うれ
)
はしげに思ひ
煩
(
わづら
)
ふ朝夕の樣
唯
(
ただ
)
ならず、
紅色
(
あかみ
)
を帶びしつや/\しき頬の色少しく蒼ざめて
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
かう浅ましき身を海にも
没
(
い
)
らで、人の御心を
煩
(
わづら
)
はし奉るは
罪
(
つみ
)
深きこと。今の詞は
徒
(
あだ
)
ならねども、只酔ごこちの
一一〇
狂言
(
まがこと
)
におぼしとりて、ここの海にすて給へかしといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
本願寺も在所の者の望み
通
(
どほり
)
に承諾した。で
代々
(
だい/″\
)
清僧
(
せいそう
)
が住職に成つて、丁度
禅寺
(
ぜんでら
)
か
何
(
なに
)
かの
様
(
やう
)
に
瀟洒
(
さつぱり
)
した
大寺
(
たいじ
)
で、
加之
(
おまけ
)
に檀家の無いのが
諷経
(
ふぎん
)
や葬式の
煩
(
わづら
)
ひが無くて気
楽
(
らく
)
であつた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
その
雲
(
くも
)
のあたりへ
鳴
(
な
)
き
上
(
あが
)
つて
行
(
ゆ
)
く
雲雀
(
ひばり
)
の
聲
(
こゑ
)
に
氣
(
き
)
がついて、そして、
今
(
いま
)
かうしてゐることの
外
(
ほか
)
に、なんの
爲事
(
しごと
)
も
煩
(
わづら
)
はしさも
心
(
こゝろ
)
がかりもない、
豐
(
ゆた
)
かな
氣持
(
きも
)
ちを
感
(
かん
)
じてゐることを
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
一と月ほど
煩
(
わづら
)
つただけで死んでいつたのは、まださういふ冬の立ち去らないうちだつた。
ふるさとびと
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
剰
(
おまけ
)
に、働盛りの若主人が、十年近く労症を
煩
(
わづら
)
つた末に死んで了つたので、多くもなかつた
所有地
(
もちち
)
も大方人手に渡り、仕方なしに、村の
小児
(
こども
)
相手の駄菓子店を開いたといふ仕末で
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
主人は冷淡に、然し
煩
(
わづら
)
はしいといふのでもなく應じた。「土屋何といふのですか。」
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
近頃
(
ちかごろ
)
何
(
ど
)
う
致
(
いた
)
したのか
煩
(
わづら
)
つて寝て
居
(
ゐ
)
るから
見舞
(
みまつ
)
てやらうと
金兵衛
(
きんべゑ
)
が
出
(
で
)
て
参
(
まゐ
)
り、金
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
父は何者にも
煩
(
わづら
)
はされることなく、全く自由に私達二人の子供を其の温かい愛の翅で包むことが出来た。たとひ私が病気で寝て居たにしても、その場合の父は幸福そのもののやうであつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
初夏の頃に私を喜ばせた彼等の活溌な挙動も、今はむしろ
煩
(
わづら
)
はしく、うるさかつた。それに彼等の活溌な行動が生殖のためだといふはじめから自明なことも、その時の私の気分にはなじまなかつた。
ジガ蜂
(新字旧仮名)
/
島木健作
(著)
また汝らわが故によりて主たちの前に
曳
(
ひ
)
かれん。これは彼らと異邦人とに証をなさんためなり。かれら汝らを付さば、如何なることを言はんと思い
煩
(
わづら
)
うな。言ふべきことは、そのときさずけらるべし。
雨の玉川心中:01 太宰治との愛と死のノート
(新字新仮名)
/
山崎富栄
(著)
幸福なんだ、世の
煩
(
わづら
)
ひのすべてを忘れて
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
長人
(
ちやうじん
)
を
煩
(
わづら
)
はすに
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
煩
(
わづら
)
ひ漸く全快はなしたれども
足腰
(
あしこし
)
弱
(
よわ
)
り
歩行事
(
あゆむこと
)
叶
(
かな
)
はず日々身代に苦勞なすと雖
種々
(
しゆ/″\
)
物入
(
ものいり
)
嵩
(
かさ
)
み五年程に地面も
賣拂
(
うりはら
)
ひ是非なく身上を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「えゝ
煩
(
わづら
)
つて
居
(
ゐ
)
るほどだと
申
(
まを
)
します
事
(
こと
)
ですから。」……かねて、おれを
思
(
おも
)
ふ
女
(
をんな
)
ならば、
目
(
め
)
つかちでも
鼻
(
はな
)
つかけでもと
言
(
い
)
ふ、
御主義
(
ごしゆぎ
)
?であつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その
父親
(
てておや
)
は早くに
死
(
な
)
くなつてか、はあ
母
(
かか
)
さんが肺結核といふを
煩
(
わづら
)
つて
死
(
なく
)
なりましてから一週忌の来ぬほどに跡を追ひました、今居りましても
未
(
ま
)
だ五十
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
下等な世間に住む人間の不幸は、その下等さに
煩
(
わづら
)
はされて、自分も亦下等な言動を余儀なくさせられる所にある。現に今自分は、和泉屋市兵衛を
逐
(
お
)
ひ払つた。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しばらく濃くなる夕闇——それも存分に
灯
(
あかり
)
がはひると、飮んで騷ぐ分には、何の
煩
(
わづら
)
ひもありません。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其のうへ彼は又この二三日、ひどく
煩
(
わづら
)
はしいことが彼の頭に
蔽被
(
おつかぶ
)
さつてゐることを不快に思つた。
花が咲く
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
これを語らんに人無く、
愬
(
うつた
)
へんには友無く、しかも自ら
拯
(
すく
)
ふべき道は有りや。有りとも覚えず、無しとは知れど、
煩
(
わづら
)
ふ者の煩ひ、悩む者の悩みて
縦
(
ほしいま
)
まなるを
如何
(
いか
)
にせん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「では、ブロクルハーストさま、なるべく早くこの子をお送りしませう、この
煩
(
わづら
)
はしい責任を私の肩からおとり下さるように、お
任
(
まか
)
せしたくつて仕樣がないのですから。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
しかも
彼
(
かれ
)
は
根
(
ね
)
の
締
(
しま
)
らない
人間
(
にんげん
)
として、かく
漂浪
(
へうらう
)
の
雛形
(
ひながた
)
を
演
(
えん
)
じつゝある
自分
(
じぶん
)
の
心
(
こゝろ
)
を
省
(
かへり
)
みて、もし
此
(
この
)
状態
(
じやうたい
)
が
長
(
なが
)
く
續
(
つゞ
)
いたら
何
(
ど
)
うしたら
可
(
よ
)
からうと、ひそかに
自分
(
じぶん
)
の
未來
(
みらい
)
を
案
(
あん
)
じ
煩
(
わづら
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「はい一度お
閑
(
ひま
)
の節に
女房
(
かない
)
の御診察をお願ひ致したいと存じまして……」その男は円い眼を忙しさうに瞬きした。「こなひだぢゆうから
肋膜
(
ろくまく
)
を
煩
(
わづら
)
ひまして、方々の先生方に……」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“煩”の意味
《名詞》
(ハン)わずらわしさ。
(出典:Wiktionary)
煩
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“煩”を含む語句
煩悶
煩悩
可煩
煩累
煩瑣
長煩
御煩
子煩悩
煩悩即菩提
恋煩
大煩
煩聒
心煩
思煩
気煩
煩悩熾盛
煩雑
煩惱
煩労
煩悩児
...