“心煩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こころわづらはし50.0%
しんぼん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮はいつよりも心煩こころわづらはしきこの日なれば、かの筆採りて書続けんとたりしが、あまりに思乱るればさるべき力も無くて、いとどしく紛れかねてゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
常木鴻山こうざんと一緒にいたので睨まれたのだろうが、もうよい加減にして貰いたいな。心煩しんぼんという病気になる、蘭方らんぽうでいえば神経衰弱……
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)