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来年
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らいねん
ふりがな文庫
“
来年
(
らいねん
)” の例文
旧字:
來年
おじいさんは、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
になるのを
待
(
ま
)
ったのです。ついに、その
春
(
はる
)
がきました。すると、
常夏
(
とこなつ
)
の
芽
(
め
)
は、ぐんぐんと
大
(
おお
)
きくなりました。
花と人間の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ヤッローさん、トーケルン
湖
(
こ
)
の水が
干
(
ほ
)
されて、
畑
(
はたけ
)
になったら、おまえさんたち野ガモは、
来年
(
らいねん
)
は、いったいどうなさるんだね?」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
およそは
来年
(
らいねん
)
売
(
うる
)
べきちゞみをことしの十月より糸をうみはじめて
次
(
つぎ
)
の年二月なかばに
晒
(
さら
)
しをはる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
来年
(
らいねん
)
辺
(
あたり
)
はカフカズへ
出掛
(
でか
)
けようじゃありませんか、
乗馬
(
じょうば
)
で
以
(
もっ
)
てからにあちこちを
駆廻
(
かけまわ
)
りましょう。そうしてカフカズから
帰
(
かえ
)
ったら、こんどは
結婚
(
けっこん
)
の
祝宴
(
しゅくえん
)
でも
挙
(
あ
)
げるようになりましょう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
気候
(
きこう
)
さえあたり前だったら今年は僕はきっといままでの旱魃の
損害
(
そんがい
)
を
恢復
(
かいふく
)
してみせる。そして
来年
(
らいねん
)
からはもううちの
経済
(
けいざい
)
も楽にするし長根ぜんたいまできっと
生々
(
いきいき
)
した
愉快
(
ゆかい
)
なものにしてみせる。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
「
来年
(
らいねん
)
の
夏
(
なつ
)
は、
方々
(
ほうぼう
)
の
山
(
やま
)
へまいります。
私
(
わたし
)
が
見
(
み
)
つけなければ、おちおうた
行者
(
ぎょうじゃ
)
に
頼
(
たの
)
んで、どうにかして、
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れてまいります。」
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなはね、トーケルン湖の水を
干
(
ほ
)
してしまうから、
来年
(
らいねん
)
は、
湖
(
みずうみ
)
の底が
部屋
(
へや
)
の
床
(
ゆか
)
のようにかわいてしまうだろうって言ってたのさ。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「なにしろ、三つのときから、
一人
(
ひとり
)
で
育
(
そだ
)
て、やっと
来年
(
らいねん
)
は
小学校
(
しょうがっこう
)
を、
卒業
(
そつぎょう
)
するまでにしました。」と、うったえるように
答
(
こた
)
えたのでした。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そこへいくのに
来年
(
らいねん
)
までかかるぜ! そこへいくのに来年までかかるぜ!」と、牡牛にむかってさけびました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「
来年
(
らいねん
)
は、ぼく、おじさんの
家
(
いえ
)
へいくのだ。そうしたら、おかあさんは、
一人
(
ひとり
)
になって、さびしいだろうね。」と、
正吉
(
しょうきち
)
はいうのでした。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
来年
(
らいねん
)
の
夏
(
なつ
)
まで、ここへきて、ゆっくり
休
(
やす
)
むがいい。そしてまた
来年
(
らいねん
)
になったら、そちらへ
旅立
(
たびた
)
つがいい。」といったのでした。
寒い日のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
までは
置
(
お
)
いてやるぞ。だが、
今夜
(
こんや
)
この
野原
(
のはら
)
でふたりが
凍
(
こご
)
え
死
(
じ
)
にをしてしまえば、それまでだ。
俺
(
おれ
)
は、もう、もう
一足
(
ひとあし
)
も
歩
(
ある
)
けない。
百姓の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぼくのうちは、
貧乏
(
びんぼう
)
だし、なかなか
上
(
うえ
)
の
学校
(
がっこう
)
へいかれない。
来年
(
らいねん
)
は
町
(
まち
)
のおじさんの
店
(
みせ
)
へ
奉公
(
ほうこう
)
して、
夜学
(
やがく
)
で
勉強
(
べんきょう
)
をするつもりだ。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
花
(
はな
)
は、どんなに、これを
聞
(
き
)
いてうれしかったでしょう。
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
も、また、そのつぎの
年
(
とし
)
の
春
(
はる
)
も
咲
(
さ
)
いて、
子供
(
こども
)
と
仲
(
なか
)
よくしようと
思
(
おも
)
いました。
花と人の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「すぎの
木
(
き
)
さん、ここの
景色
(
けしき
)
はすばらしいじゃありませんか?
私
(
わたし
)
は、きっとまた
来年
(
らいねん
)
もやってきますよ。」といいました。
もずとすぎの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どうして、こんな
遠
(
とお
)
いところまで、
遠足
(
えんそく
)
にいらしたのだろう? きっと
来年
(
らいねん
)
、
卒業
(
そつぎょう
)
する六
年生
(
ねんせい
)
かもしれない。どれ、
走
(
はし
)
っていって
見
(
み
)
よう。」
丘の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「また、
来年
(
らいねん
)
の
若葉
(
わかば
)
のころには、きっときますから、どうぞ、みなさんお
達者
(
たっしゃ
)
でいてください。」といったのでありました。
縛られたあひる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今年
(
ことし
)
の
葉
(
は
)
は、もう
散
(
ち
)
って、
枝
(
えだ
)
は
裸
(
はだか
)
になっていたけれど、
葉
(
は
)
の
落
(
お
)
ちたあとには、
来年
(
らいねん
)
咲
(
さ
)
く
花
(
はな
)
のつぼみが、
堅
(
かた
)
く
見
(
み
)
えていました。
手風琴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
自分
(
じぶん
)
も
来年
(
らいねん
)
になれば、やはり
理科
(
りか
)
で
同
(
おな
)
じところを
習
(
なら
)
うのだろう、そうしたら、かぶとむしよりもえびがおもしろくなり
真昼のお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「きっと、
用事
(
ようじ
)
があってこられなくなったんでしょう。また
来年
(
らいねん
)
会
(
あ
)
われますよ。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、おっしゃいました。
海へ帰るおじさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、もうおそらく、
過
(
す
)
ぎ
去
(
さ
)
った
夏
(
なつ
)
の
日
(
ひ
)
のように、
銀色
(
ぎんいろ
)
に
輝
(
かがや
)
く
空
(
そら
)
の
下
(
した
)
で、まどろむというようなことは、また
来年
(
らいねん
)
まではできないであろう……。
雪くる前の高原の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの
人
(
ひと
)
たちは、いまどこにいるか、おそらく、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
になって、
島
(
しま
)
の
雪
(
ゆき
)
がとける
時分
(
じぶん
)
、やってくるときのことなどを
考
(
かんが
)
えていると
思
(
おも
)
われたのでした。
雪の上の舞踏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「すぎの
木
(
き
)
さん、また
来年
(
らいねん
)
もやってきますよ。」と、やがてもずは、すぎの
木
(
き
)
に
別
(
わか
)
れを
告
(
つ
)
げて、
飛
(
と
)
んでゆきました。
もずとすぎの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おそらく、
木々
(
きぎ
)
の
葉
(
は
)
がちってしまい、さびしい、
寒
(
さむ
)
い
冬
(
ふゆ
)
をどこかですごして、
来年
(
らいねん
)
のことであろうと
思
(
おも
)
われました。
二番めの娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雪
(
ゆき
)
が
見
(
み
)
えて、また
来年
(
らいねん
)
ともなって、
木々
(
きぎ
)
のこずえに
新
(
あたら
)
しい
緑
(
みどり
)
が
萌
(
きざ
)
し、
小鳥
(
ことり
)
のさえずるころにならなければ、ここへ
上
(
あ
)
がってくる
用事
(
ようじ
)
もなかったのでした。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人間
(
にんげん
)
というものは、
意外
(
いがい
)
なところに、
不思議
(
ふしぎ
)
な
因縁
(
いんねん
)
がつながっているものだ。
私
(
わたし
)
は、また
来年
(
らいねん
)
か、
来々年
(
さらいねん
)
、もう一
度
(
ど
)
この
港
(
みなと
)
に
塩
(
しお
)
を
積
(
つ
)
んではいってこよう。
塩を載せた船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「また、
来年
(
らいねん
)
まいります。」と、
見送
(
みおく
)
りにいった
春子
(
はるこ
)
さんに、にこやかに、お
別
(
わか
)
れのあいさつをしていました。
玉虫のおばさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
私
(
わたし
)
は、あの
鳥
(
とり
)
が
大好
(
だいす
)
きよ。また
来年
(
らいねん
)
も、あの
木
(
き
)
へきて
鳴
(
な
)
くといいわね。」といって、ながめていました。
もずとすぎの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、また、
来年
(
らいねん
)
になったらやってきますよ。みんな、お
母
(
かあ
)
さんのいうことをよくきいて、
達者
(
たっしゃ
)
でおいでなさい……。」と、
薬売
(
くすりう
)
りの
小父
(
おじ
)
さんはいいました。
二番めの娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また、
来年
(
らいねん
)
、
稲
(
いね
)
の
実
(
みの
)
るころになると、
太吉
(
たきち
)
じいさんは、
新
(
あたら
)
しいかがしを
造
(
つく
)
りました。
去年
(
きょねん
)
の
子鳥
(
ことり
)
たちはもう
親鳥
(
おやどり
)
となって、
同
(
おな
)
じように、その
子供
(
こども
)
たちに
向
(
む
)
かって
からすとかがし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なんだか、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
が
楽
(
たの
)
しみですが、もう
人間
(
にんげん
)
が、ここへやってくるようなことがなければいいが。」
しんぱくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そうです。
来年
(
らいねん
)
、また、
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
くから、おろしておやりなさい。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、
答
(
こた
)
えられました。
つばきの下のすみれ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「また、
来年
(
らいねん
)
きますよ。そして、
金魚
(
きんぎょ
)
がじょうぶでいるか、お
家
(
うち
)
へいってみますよ。」といいました。
金魚売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
秋
(
あき
)
の
収穫
(
しゅうかく
)
もすんでしまうと、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
まで、
地面
(
じめん
)
は、
雪
(
ゆき
)
や、
霜
(
しも
)
のために
堅
(
かた
)
く
凍
(
こお
)
ってしまいますので、
牛
(
うし
)
を
小舎
(
こや
)
の
中
(
なか
)
に
入
(
い
)
れておいて、
休
(
やす
)
ましてやらなければなりません。
百姓の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
自分
(
じぶん
)
たちが、
秋
(
あき
)
から、
冬
(
ふゆ
)
になるまでの
間
(
あいだ
)
、
畑
(
はたけ
)
のつみわらの
中
(
なか
)
に
眠
(
ねむ
)
っていたことがあり、やがて、
雪
(
ゆき
)
が
降
(
ふ
)
ってそのわらを
埋
(
う
)
めると
崖
(
がけ
)
の
穴
(
あな
)
に
移
(
うつ
)
り、
来年
(
らいねん
)
雪
(
ゆき
)
が
消
(
き
)
えた
時分
(
じぶん
)
に
風と木 からすときつね
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
君
(
きみ
)
、
来年
(
らいねん
)
きたら
連
(
つ
)
れていってあげよう。もう
明日
(
あした
)
から、
僕
(
ぼく
)
のほうの
学校
(
がっこう
)
が
始
(
はじ
)
まるから。
君
(
きみ
)
も
晩
(
ばん
)
に
東京
(
とうきょう
)
へ
帰
(
かえ
)
るんだろう。ほんとうに
来年
(
らいねん
)
の
夏休
(
なつやす
)
みには、また
君
(
きみ
)
もきたまえ。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
になったら、
若
(
わか
)
い、いい
牛
(
うし
)
を
買
(
か
)
えば
自分
(
じぶん
)
はもっとしあわせになると
思
(
おも
)
いました。
百姓の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
義雄
(
よしお
)
さんには、
将来
(
しょうらい
)
の
楽
(
たの
)
しみが一つできました。
来年
(
らいねん
)
の
芽
(
め
)
の
出
(
で
)
る
春
(
はる
)
が
待
(
ま
)
たれたのであります。
赤い実
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また
来年
(
らいねん
)
こそは、もう一
度
(
ど
)
北
(
きた
)
の
海岸
(
かいがん
)
へゆこうなどと
思
(
おも
)
ったのも、そのときになると
家庭
(
かてい
)
に
用事
(
ようじ
)
ができたり、もしくは、ほかへゆくようなことになって、
少年
(
しょうねん
)
は、ただはるかに
北の少女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おじいさん、きつねなんか、まあどうでもいいがね、それより、
来年
(
らいねん
)
はこの
前
(
まえ
)
をバスが
通
(
とお
)
るというじゃないか。」と、
助役
(
じょやく
)
は、あらたまって、さもおおげさに、いいました。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「じゃ
来年
(
らいねん
)
は、ぜひ
連
(
つ
)
れていってくれたまえ。」と
正雄
(
まさお
)
さんは、くれぐれもたのみました。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「また、
来年
(
らいねん
)
きてください。
僕
(
ぼく
)
、
待
(
ま
)
っているから。」と、
臥
(
ね
)
ている、
男
(
おとこ
)
の
子
(
こ
)
がいいました。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
娘
(
むすめ
)
の
病気
(
びょうき
)
は、なかなかなおりませんでした。
医者
(
いしゃ
)
は、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
にもなって、
暖
(
あたた
)
かくなったら、
快
(
よ
)
い
方
(
ほう
)
に
向
(
む
)
かうであろうが、それまで、
大事
(
だいじ
)
にしなければならないといいました。
お父さんの見た人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
翌日
(
よくじつ
)
、
花屋
(
はなや
)
の
主人
(
しゅじん
)
は、らんをどこへか
移
(
うつ
)
してしまいました。もはや、
来年
(
らいねん
)
までは、
店
(
みせ
)
さきに
用事
(
ようじ
)
がないと
思
(
おも
)
ったからでしょう。そして、そこには、
河骨
(
こうほね
)
だけが、
残
(
のこ
)
されたのです。
ガラス窓の河骨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いくら
達者
(
たっしゃ
)
でも、
人間
(
にんげん
)
は
病気
(
びょうき
)
にかかるものです。また
来年
(
らいねん
)
、
来年
(
らいねん
)
こなければ、
明後年
(
みょうごねん
)
やってきます。もし、こなければ、
綱
(
つな
)
でも
切
(
き
)
れて、がけから
落
(
お
)
ちて
死
(
し
)
んだと
思
(
おも
)
ってください。
手風琴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
来年
(
らいねん
)
はなります。」と、
植木屋
(
うえきや
)
は
答
(
こた
)
えました。しかしその
木
(
き
)
は、
小
(
ちい
)
さくありました。
ある男と無花果
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
は、また
南
(
みなみ
)
の
方
(
ほう
)
へ、
航海
(
こうかい
)
するだろう。そのとき、あの
港
(
みなと
)
へ
寄
(
よ
)
ったら、
町
(
まち
)
のあの
古道具屋
(
ふるどうぐや
)
へいってみる。そして、まだ、
人形
(
にんぎょう
)
が
売
(
う
)
れずにいたら、きっと
買
(
か
)
ってきてあげよう。
お父さんの見た人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
どんな
薬
(
くすり
)
でも
持
(
も
)
っています。
今年
(
ことし
)
置
(
お
)
いてゆきまして、
来年
(
らいねん
)
またまいりましたときに、お
使
(
つか
)
いになった
薬
(
くすり
)
のお
代
(
だい
)
をいただくのですが、どうか、ここへも一つ
置
(
お
)
かしてくださいませんか。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
雪
(
ゆき
)
が
降
(
ふ
)
ると、スキーはできるし、また、きじの
子
(
こ
)
やうさぎを
打
(
う
)
ってやるから、
来年
(
らいねん
)
の
春
(
はる
)
まで、こっちにいるがいい。」と、おっしゃると、その
気
(
き
)
になるのでした。お
祖母
(
ばあ
)
さんまで
おかまの唄
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おじいさん、また
来年
(
らいねん
)
こっちへくるの?」と、
別
(
わか
)
れる
時分
(
じぶん
)
に、
少年
(
しょうねん
)
が
聞
(
き
)
きました。
金魚売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“来年”の意味
《名詞》
来年(らいねん)
今日から一年後の暦日が属する暦年。
(出典:Wiktionary)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“来”で始まる語句
来
来迎
来世
来客
来賓
来合
来春
来給
来訪
来手