“親鳥”の読み方と例文
読み方割合
おやどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこには、親鳥おやどりうしなった、かわいそうなばとがおそろしさのためにふるえているのでした。それとった、達吉たつきちは、もうなんで我慢がまんができましょう。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひそんで、親鳥おやどりが、けたゝましくぶのに、おやこゝろらずで、きよろりとしてゐる。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みんなをひきいている親鳥おやどりは、むずかしいかおつきをして、「わたしたちはどんなに心配しんぱいしていたかしれない。どこへいってきたのか、くわしくはなしなさい。」
小さな金色の翼 (新字新仮名) / 小川未明(著)