“来々年”の読み方と例文
読み方割合
さらいねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間にんげんというものは、意外いがいなところに、不思議ふしぎ因縁いんねんがつながっているものだ。わたしは、また来年らいねんか、来々年さらいねん、もう一このみなとしおんではいってこよう。
塩を載せた船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
金にいとめさえお着けなさらなければ今日中にでも起します、尋常の御相談ですと、来年に成りますか、来々年さらいねんに成りますか、そこは承合うけあえません、墓どころじゃないでしょう
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
少しどころじゃないようですよぼくの所に来る手紙によると。なんでも来年に開かれるはずだった博覧会が来々年さらいねんに延びたので、木村はまたこの前以上の窮境に陥ったらしいのです。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)