“春子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はるこ80.0%
はるご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春子はるこさんが、ってみると、それは、うつくしい、べにざらをるように、むらさきのぴかぴかとしたはねった玉虫たまむし死骸しがいでありました。
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
花でも芽でも無いが春子はるこ香蕈じひたけであるとか、此等のものは、其の性質に、和平甘淡のものも有り、辛辣峻急のものもあるが、いづれも多少の影響を生理上に及ぼし
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
この上等品は秋から冬にかけて発生するのだがことごとく横浜へ出して支那へ輸出してしまう。伊豆いず一国から毎年二十万円位の椎茸を輸出するそうだ。春子はるごというのは沢山発生してやすい。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)