春子はるこ)” の例文
春子はるこさんが、ってみると、それは、うつくしい、べにざらをるように、むらさきのぴかぴかとしたはねった玉虫たまむし死骸しがいでありました。
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
花でも芽でも無いが春子はるこ香蕈じひたけであるとか、此等のものは、其の性質に、和平甘淡のものも有り、辛辣峻急のものもあるが、いづれも多少の影響を生理上に及ぼし
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
そして、このことは井上には絶対に秘密を守って下さい。お互のためです。私はもう帰ります。春子はるこ
覆面の舞踏者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
安子やすこ清子きよこ、じゃあない。春子はるこ、あらいやだ。芳子よしこ、一寸来ておくれよ」
嫁取婿取 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ねえさん、玉虫たまむしつかまえてきたよ。ぼく揮発油きはつゆをつけて、ころしてやろうか?」と、まことさんは、いいました。これをきくと、春子はるこさんは
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ねえ、春子はるこさん、きれいなものをせてあげましょうか。」と、いって、久代ひさよさんは、ひきだしのなかから、ちいさなきりのはこしました。
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)