“香蕈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうじん50.0%
じひたけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高岡たかおか大野見おおのみ郷島の川の山中にて、官より香蕈こうじんを作らせたまふとき雪の中に大なる足跡を見る、其跡左のみにて一二間を隔て、又右足跡ばかりの跡ありこれは一つ足と称し、常にあるものなり。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
花でも芽でも無いが春子はるこ香蕈じひたけであるとか、此等のものは、其の性質に、和平甘淡のものも有り、辛辣峻急のものもあるが、いづれも多少の影響を生理上に及ぼし
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)