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奴等
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やつら
ふりがな文庫
“
奴等
(
やつら
)” の例文
もともとナオミを妻にしたのも彼女をうんと美しい夫人にして、毎日方々へ連れ歩いて、世間の
奴等
(
やつら
)
に何とかかとか云われて見たい。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
……
畜生
(
ちくしゃう
)
、
兩方
(
りゃうはう
)
の
奴等
(
やつら
)
め!……うぬ!
犬
(
いぬ
)
、
鼠
(
ねずみ
)
、
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
、
猫股
(
ねこまた
)
、
人間
(
にんげん
)
を
引掻
(
ひっか
)
いて
殺
(
ころ
)
しをる!
一二三
(
ひふうみい
)
で
劍
(
けん
)
を
使
(
つか
)
ふ
駄法螺吹家
(
だぼらふき
)
め!
破落戸
(
ごろつき
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
日本一
(
にっぽんいち
)
の無法な
奴等
(
やつら
)
、かた/″\殿様のお
伽
(
とぎ
)
なればと言つて、
綾錦
(
あやにしき
)
の
粧
(
よそおい
)
をさせ、
白足袋
(
しろたび
)
まで
穿
(
は
)
かせた上、
犠牲
(
いけにえ
)
に上げたとやら。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「そりゃア闘うのはいい。だが、お前さんのやりかたがくだらなくはないか……結局は
奴等
(
やつら
)
と心中するようなことになるんだ」
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
やき
大勢
(
おほぜい
)
居
(
ゐ
)
ながら餘り目はしの
利
(
きか
)
ぬ
奴等
(
やつら
)
だ兄と云ば某しが弟に
違
(
ちが
)
ひなし何故早く
然樣
(
さう
)
云ないなどと
無理
(
むり
)
ばかり云中に長兵衞長八の兩人は足を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
『
鈍痴漢
(
とんちんかん
)
の、
薄鈍
(
うすのろ
)
な
奴等
(
やつら
)
、
藥
(
くすり
)
も
絲瓜
(
へちま
)
も
有
(
あ
)
るものか、
馬鹿
(
ばか
)
な、
輕擧
(
かるはずみ
)
な!』ハヾトフと
郵便局長
(
いうびんきよくちやう
)
とは、
此
(
こ
)
の
權幕
(
けんまく
)
に
辟易
(
へきえき
)
して
戸口
(
とぐち
)
の
方
(
はう
)
に
狼狽
(
まご/\
)
出
(
で
)
て
行
(
ゆ
)
く。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
外
(
ほか
)
のことならともかく、
太夫
(
たゆう
)
が
急病
(
きゅうびょう
)
だッてのを、そのままにしといたんじゃ、
世間
(
せけん
)
の
奴等
(
やつら
)
になんていわれると
思
(
おも
)
うんだ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
おれが何か云いさえすれば笑う。つまらん
奴等
(
やつら
)
だ。貴様等これほど自分のわるい事を公けにわるかったと断言出来るか、出来ないから笑うんだろう。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
此奴等
(
こねやつら
)
、
汝
(
わ
)
ツ
等
(
ら
)
げ
呉
(
く
)
れはぐつたこた
有
(
あ
)
りやしねえ、それにさうだに
騷
(
さわ
)
ぎやがつて、
五月繩
(
うるせ
)
え
奴等
(
やつら
)
だ
待
(
ま
)
つてるもんだ」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
A
或程
(
なるほど
)
、
君
(
きみ
)
を
叱
(
しか
)
つたつて
仕樣
(
しやう
)
がない。
今
(
いま
)
に
俺
(
おれ
)
は
大
(
おほ
)
いに
外
(
ほか
)
の
奴等
(
やつら
)
を
叱
(
しか
)
つてやるんだから、
今日
(
けふ
)
はマア
君
(
きみ
)
と
女
(
をんな
)
の
話
(
はなし
)
でもしよう。
其
(
そ
)
の
方
(
はう
)
なら
君
(
きみ
)
の
專門
(
せんもん
)
だから。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
『……なアに、他の
奴等
(
やつら
)
は、ありゃ医者じゃねえ、薬売だ、……とても、話せない……』なんて、エライ
気焔
(
きえん
)
だ。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
唯
(
た
)
だ東京の
奴等
(
やつら
)
を言ったのサ、
名利
(
みょうり
)
に
汲々
(
きゅうきゅう
)
としているその
醜態
(
ざま
)
は何だ! 馬鹿野郎!
乃公
(
おれ
)
を見ろ! という心持サ」と上村もまた真面目で
註解
(
ちゅうかい
)
を加えた。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
東京で暮して来た
奴等
(
やつら
)
は、むだ使いしてだらしがないと言うし、それかと言って、あなたたちと同様にケチな暮し方をするともう、
本物
(
ほんもの
)
の貧乏人の、みじめな
春の枯葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
なあに、あっしゃああんな鬼畜に等しい
奴等
(
やつら
)
に、理窟を聞かせたってはじまらねえっていうんだけれど、いい年をして手荒な
真似
(
まね
)
をする事もねえと我慢してやったのさ。
遺産
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
……都の
奴等
(
やつら
)
と来たら、全く
軽佻浮薄
(
けいちょうふはく
)
だ。あのような
惰弱
(
だじゃく
)
な逸楽に時を忘れて、外ならぬ
己
(
うぬ
)
が所業で、このやまとの国の尊厳を
傷
(
きずつ
)
け
損
(
そこ
)
ねていることに気がつかぬのじゃ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
現在、
陸上
(
おか
)
では
酒場
(
のみや
)
でも税関でも
海員
(
ふね
)
の
奴等
(
やつら
)
が寄ると
触
(
さわ
)
るとその
噂
(
うわさ
)
ばっかりで
持切
(
もちき
)
ってますぜ。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
如何
(
いか
)
にも
是
(
こ
)
れは仕様のない
奴等
(
やつら
)
だ、誰も彼も小さくなるなら小さくなり、
横風
(
おうふう
)
ならば横風で
可
(
よ
)
し、
斯
(
こ
)
う
何
(
ど
)
うも先方の人を見て自分の身を
伸縮
(
のびちぢみ
)
するような事では
仕様
(
しよう
)
がない
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「君、
奴等
(
やつら
)
の密猟も、あと二、三日だぜ。いまのうちに何とかしないと、
生命
(
いのち
)
があぶないぞ」
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
いばったやつで、ロボめ、自分は手出しもせずに、仲間の
奴等
(
やつら
)
に仕事をまかせているのです。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
人
(
ひと
)
を
使
(
つか
)
ふ
法
(
はふ
)
をも
知
(
し
)
りやがらない、
死
(
し
)
んだお
老婆
(
ばあ
)
さんはあんなのでは
無
(
な
)
かつたけれど、
今度
(
こんど
)
の
奴等
(
やつら
)
と
來
(
き
)
たら
一人
(
ひとり
)
として
話
(
はな
)
せるのは
無
(
な
)
い、お
京
(
きやう
)
さんお
前
(
まへ
)
は
自家
(
うち
)
の
半次
(
はんじ
)
さんを
好
(
す
)
きか
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「女史からの電波に、殺人電気を載せるなんて、アカグマ国の
奴等
(
やつら
)
は、人か鬼かですねえ」
二、〇〇〇年戦争
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「豚どもの大砲や小銃がなんになるものですか。
奴等
(
やつら
)
と一緒に地獄へでもうせろだ!」
風変りな決闘
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
直ぐ来て呉れねば
何
(
どん
)
なことになるも知れぬと云ふのだから
拠
(
よんどころ
)
ない——実に梅、悪い奴共の
寄合
(
よりあひ
)
だ、警視庁へ掛合つて社会党の
奴等
(
やつら
)
片端から牢へでもブチ込まんぢや安心がならない
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
無邪気
(
むじゃき
)
だったとも、言えますが、ぼくにしてみれば、彼が、あなた達、女子選手をいかにも、中性の化物らしく
批評
(
ひひょう
)
し、「熊本や、内田の
奴等
(
やつら
)
がなア」 と二言目には、あなた達が
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
『第一、電車の音や、乗合自動車の音だけでも
奴等
(
やつら
)
にとっては大威嚇でしょう』
仏法僧鳥
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「それや大丈夫。
奴等
(
やつら
)
、まさか金ピカ自動車が二台も来ようとは知らぬものだから、まんまと思う
壺
(
つぼ
)
にはまりましたぜ。いまごろは空っぽの
偽
(
にせ
)
の棺が、焼場の
竈
(
かまど
)
でクスクス燃えてることでしょうよ」
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「
奴等
(
やつら
)
も警戒して迂濶に出て来ないのだろう。」と、父は思った。
穴
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「これ、待て待て、悪い
奴等
(
やつら
)
だ!」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
なんだ
奴等
(
やつら
)
とハツタとにらむ
赤い旗
(旧字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
氣障
(
きざ
)
な
奴等
(
やつら
)
の居ないとこ
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
ナオミは私から精養軒での話を聞くと、「まあ、失敬な! 何て云う物を知らない
奴等
(
やつら
)
だろう!」と口汚く
罵
(
ののし
)
って一笑に附してしまいました。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
以て來ぬか氣のきかぬ
奴等
(
やつら
)
だナニ其所にある夫なら早く
草鞋
(
わらんぢ
)
を
解
(
とき
)
何ぜ
洗足
(
せんそく
)
をせぬのだと清兵衞は
嬉
(
うれ
)
し
紛
(
まぎ
)
れに女共を
叱
(
しか
)
り
散
(
ちら
)
して彼の是のと
世話
(
せわ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
錫
(
すず
)
の鉱石の中に、酸化
砒素
(
ひそ
)
というやつが入っていますんで、日がな一日細かい鉱砂を吸っている
奴等
(
やつら
)
は、砒素に中毒しているんです……しかし
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
『
鈍痴漢
(
とんちんかん
)
の、
薄鈍
(
うすのろ
)
な
奴等
(
やつら
)
、
薬
(
くすり
)
も
糸瓜
(
へちま
)
もあるものか、
馬鹿
(
ばか
)
な、
軽挙
(
かるはずみ
)
な!』ハバトフと
郵便局長
(
ゆうびんきょくちょう
)
とは、この
権幕
(
けんまく
)
に
辟易
(
へきえき
)
して
戸口
(
とぐち
)
の
方
(
ほう
)
に
狼狽
(
まごまご
)
出
(
で
)
て
行
(
ゆ
)
く。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ベンヺ マーキューシオーどの、もう
歸
(
かへ
)
らう。
暑
(
あつ
)
くはある、カピューレット
家
(
け
)
の
奴等
(
やつら
)
が
出歩
(
である
)
いてもゐる、
出會
(
でっくは
)
したが
最後
(
さいご
)
、
鬪爭
(
けんくわ
)
をせねばなるまい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
わしさ
屈腰
(
かがみごし
)
で、膝はだかって、
面
(
つら
)
を突出す。
奴等
(
やつら
)
三方からかぶさりかかって、棒を突挿そうとしたと思わっせえまし。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「えゝ、
情
(
なさけ
)
ねえ
奴等
(
やつら
)
だな」
爺
(
ぢい
)
さんは
捻
(
よ
)
り
掛
(
かけ
)
た
紙
(
かみ
)
を
棄
(
す
)
てた。
店先
(
みせさき
)
の
駄菓子
(
だぐわし
)
を
入
(
い
)
れた
店臺
(
みせだい
)
をがた/\と
動
(
うご
)
かす
者
(
もの
)
があつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
生徒は
小供
(
こども
)
の上に、生意気で、規律を破らなくっては生徒の体面にかかわると思ってる
奴等
(
やつら
)
だから、職員が
幾人
(
いくたり
)
ついて行ったって何の役に立つもんか。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「折角だがお任かせ出来ねえね。この向う
疵
(
きず
)
は承知しても
他
(
はた
)
の
奴等
(
やつら
)
が承知出来ねえ。
可哀相
(
かわいそう
)
と思うんなら早くあの小僧を
卸
(
おろ
)
してやっておくんなさい。
面
(
つら
)
を見ても
胸糞
(
むなくそ
)
が悪いから」
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
若
(
も
)
し例の
奴等
(
やつら
)
に踏込まれた時に、
旨
(
うま
)
く逃げられゝば
宜
(
よ
)
いが、逃げられなければ揚板から床の下に這入て
其処
(
そこ
)
から
逃出
(
にげだ
)
そうと云う私の秘計で、今でも
彼処
(
あすこ
)
の家は
爾
(
そ
)
うなって居ましょう。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
わけがわからない。不潔だ! 卑劣だ。ばかな騒ぎを、離れて見ているうちに、激しい憤怒が
湧
(
わ
)
いて来た。
赦
(
ゆる
)
せないような気がして来た。もう、こんな
奴等
(
やつら
)
とは、口もきくまいと思った。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
『第一、電車の音や、乗合自動車の音だけでも
奴等
(
やつら
)
にとつては
大威嚇
(
だいゐかく
)
でせう』
仏法僧鳥
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
何
(
なに
)
其樣
(
そん
)
な
氣
(
き
)
の
利
(
き
)
いた
物
(
もの
)
は
有
(
あ
)
りさうにもしない
生
(
うま
)
れると
直
(
すぐ
)
さま
橋
(
はし
)
の
袂
(
たもと
)
の
貸赤子
(
かしあかご
)
に
出
(
だ
)
されたのだなどゝ
朋輩
(
ほうばい
)
の
奴等
(
やつら
)
が
惡口
(
わるくち
)
をいふが、もしかすると
左樣
(
さう
)
かも
知
(
し
)
れない、それなら
己
(
お
)
れは
乞食
(
こじき
)
の
子
(
こ
)
だ
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
……まあ、あれは大納言の決めた人達なんで、心配でないこともないんだが、……しかし、父上のあの
高邁
(
こうまい
)
な「人格」はたとえどんな腹黒い
奴等
(
やつら
)
でも、たちどころに腹心の家来にしてしまうよ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
あのKの話———事に依ったら、あれは会社の人の悪い
奴等
(
やつら
)
が、己をからかうのじゃなかろうか? ほんとうに、そうであってくれればいいが。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
こんな
不都合
(
ふつごう
)
極
(
きわま
)
る
汽車
(
きしゃ
)
は
無
(
な
)
いとか、
皆
(
みな
)
盗人
(
ぬすびと
)
のような
奴等
(
やつら
)
ばかりだとか、
乗馬
(
じょうば
)
で
行
(
ゆ
)
けば一
日
(
にち
)
に百ヴェルスタも
飛
(
と
)
ばせて、その
上
(
うえ
)
愉快
(
ゆかい
)
に
感
(
かん
)
じられるとか
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「なあに、さうだもかうだも
有
(
あ
)
るもんか、えゝから、さうだ
奴等
(
やつら
)
打
(
ぶ
)
つ
飛
(
と
)
ばしてやれ」
暫
(
しばら
)
く
默
(
だま
)
つて
居
(
ゐ
)
た
先刻
(
さつき
)
の
爺
(
ぢい
)
さんは
小柄
(
こがら
)
な
身體
(
からだ
)
を
堅
(
かた
)
めて
又
(
また
)
呶鳴
(
どな
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
サン はて、
飼犬
(
いぬ
)
を
見
(
み
)
たゞけでも
向
(
むか
)
うてゆくわい。モンタギューの
奴等
(
やつら
)
と
見
(
み
)
りゃ、
男
(
をとこ
)
でも
女
(
をんな
)
でも
關
(
かま
)
うたことァない。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
色気も
娑婆気
(
しゃばけ
)
も沢山な
奴等
(
やつら
)
が、たかが暑いくらいで、そんな
状
(
ざま
)
をするのではありません。実はまるで衣類がない。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けちな
奴等
(
やつら
)
だ。自分で自分のした事が云えないくらいなら、てんでしないがいい。
証拠
(
しょうこ
)
さえ挙がらなければ、しらを切るつもりで図太く構えていやがる。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“奴等”で始まる語句
奴等奴
奴等計