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屈腰
ふりがな文庫
“屈腰”の読み方と例文
読み方
割合
かがみごし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがみごし
(逆引き)
岸辺の茶屋の、それならぬ、渚の松の
舫船
(
もやいぶね
)
。——六蔵は
投遣
(
なげや
)
りに振った笠を
手許
(
てもと
)
に引いて、
屈腰
(
かがみごし
)
に前を透かすと、つい目の前に
船首
(
みよし
)
が見える。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わしさ
屈腰
(
かがみごし
)
で、膝はだかって、
面
(
つら
)
を突出す。
奴等
(
やつら
)
三方からかぶさりかかって、棒を突挿そうとしたと思わっせえまし。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しばらくすると、薄墨をもう
一刷
(
ひとはけ
)
した、
水田
(
みずた
)
の際を、おっかな
吃驚
(
びっくり
)
、といった形で、
漁夫
(
りょうし
)
らが
屈腰
(
かがみごし
)
に引返した。手ぶらで、その手つきは、大石投魚を取返しそうな構えでない。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
屈腰(かがみごし)の例文をもっと
(5作品)
見る
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
腰
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
“屈”で始まる語句
屈
屈竟
屈託
屈托
屈強
屈辱
屈指
屈曲
屈原
屈伏