“砒素”の読み方と例文
読み方割合
ひそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砒素ひそか何かのあとが残っています。第七の龕の中にあるのは……もうあなたはお疲れでしょう。ではどうかこちらへおいでください。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
十万の少年奴隷をさいなむ、酷使、栄養不良、疾病、砒素ひそ、阿片、銃殺……しかも、天下にこれを救おうとする者は一人も居ない。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
「八重梅!」とまたも放心的に、「お前はとんでもない間違いをしたよ。あれは眠剤ではなかったそうだ。恐ろしい毒薬、砒素ひそだったそうだ」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)