能の狂言などを見ますと、室町時代・戦国時代頃の大名・侍が、いかに威張って、しかもいかに馬鹿なものが多かったかが知られます。
あんなつまらねえ宿屋ったらねえや、ぜいたくなばか騒ぎばかりしてさ、俺の方じゃあ能もなくすっかり食いつぶしてしまったからな。
「火の手は、何ヵ所からも出ているぞ。——やいやい、深入りばかりが能ではねえ、こっちも見ろ。つい、そこらの物陰にも気をくばれよ」
と能がゝりの足どり怪しく明治卅二年十一月三日の夕方のそり/\新橋停車場の改札口を出で来れるは、斯く申す小生なり。
聽き込んだのさ。お前に飛込まれるばかりが能ぢやあるまいと思つたから、今日は俺の方から、『大變』をけしかけに來たんだ。驚いたか、八
“能”の意味
《名詞》
物事を成し遂げることのできる力。はたらき。
ききめ。効能。
得意とすること。自慢とすること。例:早いばかりが能ではない。
わざ、芸(芸能)の意。時代により、「猿楽の能」、「田楽の能」、「延年の能」のように用いられた。
鎌倉時代に始まり、現代まで続く、日本の伝統演劇。文学、演劇、舞踊、声楽、器楽の要素を含む総合芸術である。また、部分的に仮面劇である。猿楽、「猿楽の能」とも呼ばれる(猿楽などは、今日では歴史的な文脈でのみ使われる)。→能楽(名詞)1,2。
《形容動詞》
(え) 下に否定の表現を伴って、不可能の意味を表す。~できない。全く~しない。
(よく) 下に肯定の表現を伴って、可能の意味を表す。できる。(動詞が能動形であることを示す。)
(出典:Wiktionary)
《形容動詞》
(出典:Wiktionary)
“能”の解説
能(のう)は、日本の伝統芸能である能楽の一分野。能面を用いて行われる。
江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言とともに能楽と総称されるようになったのは明治維新後のことである。
(出典:Wikipedia)
江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言とともに能楽と総称されるようになったのは明治維新後のことである。
(出典:Wikipedia)