“可能”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かのう33.3%
ポッシビリチイ16.7%
できる16.7%
できること16.7%
ポッシブル16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでは、あらゆることが可能かのうである。人は一瞬いっしゅんにして氷雲ひょううんの上に飛躍ひやく大循環だいじゅんかんの風をしたがえて北にたびすることもあれば、赤い花杯はなさかずきの下を行くありかたることもできる。
恋の可能ポッシビリチイを持っている若い女の観察が当面の急務だ。と、こう考え詰めて見ると、私の人生研究は詰り若い女の研究に帰着する。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
可能できるどころではございません。すぐにも運転させましょう……それが必要だと有仰おっしゃるなら」警視総監が斯う云った。
物凄き人喰い花の怪 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「もし其れが可能できることでございましたら工場の機械を運転して様子を見たいと思いますが」
物凄き人喰い花の怪 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
近来、日本のゲーム界に君臨くんりんしている麻雀マージャンにも、いろいろとインチキが可能ポッシブルである。日本麻雀聯盟でも、無論、インチキを排斥はいせきしている。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)