“可能性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ポシビリティ25.0%
ポシビリチイ25.0%
ポシビリテー25.0%
ポツシビリテイ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いいえ。考えられないこともありませんわねぇ。あなたとわたしだって、結婚する可能性ポシビリティがないともかぎりませんわねぇ。」
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
どうも悪戯にしてもあまり変なので、こういう場合先生は、いつか小宮さんがいわれたように、綜ての可能性ポシビリチイを考えて見られるのが得意でもあり、また好きでもあった。
先生を囲る話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
幌を手早く下ろすと彼は気狂いのように車内を見まわしながら十分間に構想をまとめあげその可能性ポシビリテーを信じ得たのであった。
放送された遺言 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此判斷は一切の生を擧げて其價値を否定し、余が生の蓋然性プロバビリテイ可能性ポツシビリテイとを悉く破壞し去る丈の力を持つてゐない。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)