“可撓性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かとうせい66.7%
フレキシブル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“わが艦隊は魔の海溝において突然敵の爆薬床に突入し、全滅せるものの如し、わが艦はひとり、可撓性かとうせいの合金鋼材にて艦体を製作しありしをもって、比較的外傷をこうむること少かりしも
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一、俳優の芸がまったく可撓性かとうせいを欠いている場合。
演技指導論草案 (新字新仮名) / 伊丹万作(著)
所有している上にその頭の働きが自由に可撓性フレキシブルであって自分自身の考えの死骸しがいの上を踏み越え踏み越え進行しうるだけの能力をもっているということが必要条件である。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)