“蓋然性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がいぜんせい50.0%
プロバビリティ16.7%
プロバビリテイ16.7%
プロパビリティ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の思考実験の一半はすでに現実化されたようでもあるが、残る半分すなわち日刊の廃止という事はちょっと実現される蓋然性がいぜんせいが乏しい。
一つの思考実験 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
可能性ポシビリティは、かわいそうですね。せめて蓋然性プロバビリティといって下さい。」
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
此判斷は一切の生を擧げて其價値を否定し、余が生の蓋然性プロバビリテイ可能性ポツシビリテイとを悉く破壞し去る丈の力を持つてゐない。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)
蓋然性プロパビリティの理論——人間の研究のもっとも輝かしい対象にもっとも輝かしい例証を与えているあの理論——を少しも知らないように教育された思索家たちには大きな障害物なんだ。