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認
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したゝ
ふりがな文庫
“
認
(
したゝ
)” の例文
即ち彼は
私
(
ひそ
)
かに密告状を
認
(
したゝ
)
めて、彼の家の隣人谷田義三が保険金詐取の目的で放火を企てたものであると錦町署へ訴えたのである。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
新納武蔵に可愛がられてゐた若い
小間使
(
こまづかひ
)
があつた。ある日雨の
徒然
(
つれ/″\
)
に自分の居間で何だか
認
(
したゝ
)
めてゐると、丁度そこへ武蔵が入つて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
重
(
かさ
)
ね右の
趣
(
おもぶ
)
きまで願書に
認
(
したゝ
)
め居たるに加賀屋長兵衞入り來り我等
何分
(
なにぶん
)
にも取扱ひ候間
今
(
いま
)
少
(
すこ
)
し御待ち下さるべし白子屋方へ
能々
(
よく/\
)
異見
(
いけん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
成るべく叮嚀に書く積であつたが、状袋へ入れて宛名迄
認
(
したゝ
)
めて仕舞つて、時計を眺めると、たつた十五分程しか
経
(
た
)
つてゐなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
中食も
認
(
したゝ
)
めさせますが、横へ廻ると立派な
旅籠
(
はたご
)
屋で、土地も家作も持ち、車町から金杉へかけての、物持として有名な家でした。
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
もし
自分
(
じぶん
)
が
文字
(
もんじ
)
に
通
(
つう
)
じてゐたなら、ひとつ
羊皮紙
(
やうひし
)
を
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れて、それに
認
(
したゝ
)
めもしよう。さうして
毎晩
(
まいばん
)
うんと
旨
(
うま
)
い
物
(
もの
)
を
食
(
た
)
べてやる。
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
と
直
(
す
)
ぐに硯箱を取寄せ、すら/\と
認
(
したゝ
)
め、店出しの折には必ず千両の荷を送ろうという証文を書き、印形を
捺
(
お
)
して多助に渡す。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
認
(
したゝ
)
め是より我は足の痛み強ければ一人東京へ歸らんと云ひ梅花道人は太華氏露伴氏の跡を追ふて西京に赴むくといふ
終
(
つひ
)
に
此
(
こゝ
)
にて別杯を酌みかはし
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
すなはち定かに
認
(
したゝ
)
めんとて足をとむれば、やさしき導者もともに止まり、わが少しく
後
(
あと
)
に戻るを肯ひたまへり 四三—四五
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
自分はこれに對して返書を
認
(
したゝ
)
めるに當つては、先づ第一に自分の漢字を書くことの
拙
(
つたな
)
さに閉口し、次には綴り馴れぬ文體に苦しまなければならぬ。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
今度は
此方
(
こつち
)
も意地になつて、菓子折で作つた札に、「X—新聞固く御断り
申候
(
まうしさふらふ
)
」と油絵具で
認
(
したゝ
)
め、それを
釘
(
くぎ
)
づけにした。
姉弟と新聞配達
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
拿破里
(
ナポリ
)
に往くと
認
(
したゝ
)
めあり、御名をさへ書添へ給へれば、おうなの云ふに任せて、旅行劵と路用の金とをわたし候ひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
『もツと
側
(
そば
)
へ
寄
(
よ
)
つて、ほんたうに
檢死
(
けんし
)
をなさらんと、
玄竹
(
げんちく
)
檢案書
(
けんあんしよ
)
を
認
(
したゝ
)
めませんぞ。』と、
玄竹
(
げんちく
)
は
大
(
おほ
)
きな
聲
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
した。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
翌朝早く目を醒すと、私は廣告を書いて起床の
呼鈴
(
ベル
)
が鳴る前に封をし、
宛名
(
あてな
)
を
認
(
したゝ
)
めた。それは次の通りである——
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
世話になつたことの感謝は云ひ切れぬから君から重々申しつたへて呉れといふ意味が長々と
認
(
したゝ
)
められてあつた。
奇友往来:(引越しをする男)
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
金の受取と、そして今後何事があつても何等の迷惑を持込まないことと、子供が磯村に関係ないこととが、
定法
(
ぢやうはふ
)
どほりに女の手によつて
認
(
したゝ
)
められてあつた。
花が咲く
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
『東京にて、猪子蓮太郎先生、瀬川丑松より』と
認
(
したゝ
)
め終つた時は、深く/\
良心
(
こゝろ
)
を
偽
(
いつは
)
るやうな気がした。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
目科は更に手帳の紙を破り之に数行の文字を
認
(
したゝ
)
め是非とも別室にて面会したしとの意を云い入るゝに
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
斯
(
か
)
く
認
(
したゝ
)
め
終
(
をは
)
りし
書面
(
しよめん
)
をば
幾重
(
いくえ
)
にも
疊
(
たゝ
)
み
込
(
こ
)
み、
稻妻
(
いなづま
)
の
首輪
(
くびわ
)
に
堅
(
かた
)
く
結
(
むす
)
び
着
(
つ
)
けた。
犬
(
いぬ
)
は
仰
(
あほ
)
いで
私
(
わたくし
)
の
顏
(
かほ
)
を
眺
(
なが
)
めたので、
私
(
わたくし
)
は
其
(
その
)
眞黒
(
まつくろ
)
なる
毛
(
け
)
をば
撫
(
な
)
でながら、
人間
(
にんげん
)
に
物語
(
ものがた
)
るが
如
(
ごと
)
く
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
神仏の前に誓言することが出来る、で、此の心が
何時
(
いつ
)
か肉体を分離したる
未来世
(
みらいせ
)
に於ては、幸に我妻と呼んで
呉
(
く
)
れよと云ふ意味を、
縷々
(
るゝ
)
認
(
したゝ
)
めてありました、
言々
(
げん/\
)
是
(
こ
)
れ涙
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
お
峯
(
みね
)
が
引出
(
ひきだ
)
したるは
唯
(
たゞ
)
二
枚
(
まい
)
、
殘
(
のこ
)
りは十八あるべき
筈
(
はづ
)
を、いかにしけん
束
(
たば
)
のまゝ
見
(
み
)
えずとて
底
(
そこ
)
をかへして
振
(
ふる
)
へども
甲斐
(
かひ
)
なし、
怪
(
あや
)
しきは
落散
(
おちちり
)
し
紙切
(
かみき
)
れにいつ
認
(
したゝ
)
めしか
受
(
うけ
)
取
(
とり
)
一
通
(
つう
)
。
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
其の手紙には羽織のことをくれ/″\も頼んだ末に、使の娘は近々に私の妹分として御座敷へ出る筈故、私の事も忘れずに、この
娘
(
こ
)
も引き立てゝやって下さいと
認
(
したゝ
)
めてあった。
刺青
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
又、父の死後一週間目に僅かな額の貸金の請求を葉書に朱筆で
認
(
したゝ
)
めて寄越した男があつた。
鳥羽家の子供
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
君! 僕は今この手紙を、研究室の電気心働計の側に置かれた机の上で
認
(
したゝ
)
めつゝあるのだ。
恋愛曲線
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
御新姐樣
(
ごしんぞさま
)
、
此
(
こ
)
の
上
(
うへ
)
の
御無理
(
ごむり
)
は、
助
(
たす
)
けると
思召
(
おぼしめ
)
しまして、
其
(
そ
)
のお
歌
(
うた
)
を
一寸
(
ちよいと
)
お
認
(
したゝ
)
め
下
(
くだ
)
さいまし、お
使
(
つかひ
)
の
口上
(
こうじやう
)
と
違
(
ちが
)
ひまして、つい
馴
(
な
)
れませぬ
事
(
こと
)
は
下根
(
げこん
)
のものに
忘
(
わす
)
れがちにござります
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
認
(
したゝ
)
め
了
(
をは
)
りて
此
(
この
)
一通の段落を見るに「と
存候
(
ぞんじそろ
)
」の
行列也
(
ぎやうれつなり
)
、
更
(
さら
)
に一つを加へて
悪文
(
あくぶん
)
と
存候
(
ぞんじそろ
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
めいめいの意見をお聞かせする筈と
認
(
したゝ
)
めてあるだけで、千種は、その時、そばから
双面神
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
私
(
わたくし
)
の
認
(
したゝ
)
めた
所書
(
ところがき
)
が
稍
(
やゝ
)
不完全ですから
此
(
この
)
手紙が果してお手
許
(
もと
)
に達するか否かを懸念しますが、
併
(
しか
)
しあなたは
巴里
(
パリイ
)
に於て既に著名なお
人
(
ひと
)
ですから多分無事にお
手許
(
てもと
)
に届くだらうと思ひます。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
さて流るゝ涙を
堰
(
せ
)
きあへず。迫り来る心を押し鎮めて此文を
認
(
したゝ
)
め終りぬ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
父母は何事かと聞いたのでお桐は浪子の話をして聞かせた。そして自ら手紙を
認
(
したゝ
)
めて舞鶴に居る夫に送つた。同時に夫が戻つて来るまで相談を中止して貰ふ様に縁家へ頼んで呉れと両親に頼んだ。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
利章は只
此度
(
このたび
)
の事は
聊
(
いさゝか
)
存ずる
旨
(
むね
)
があつて申し上げた、先年自分が諫書に
認
(
したゝ
)
めて出した件々、又其後に生じた似寄の件々を、しかと調べて貰ひたい、さうなつたら此度の事の萌芽が知れやうと云つた
切
(
きり
)
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
と
認
(
したゝ
)
めた
檜
(
ひのき
)
の高礼がいかめしく
樹
(
た
)
てられてゐた頃の事である。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
演
(
のべ
)
長助お光の兩人は是で
此方
(
こなた
)
に
拔目
(
ぬけめ
)
はないと
小躍
(
こをどり
)
をして立戻り長助は
直
(
たゞ
)
ちに訴訟書をぞ
認
(
したゝ
)
めける
總
(
すべ
)
て公事は訴状面に
依
(
よつ
)
て
善惡
(
ぜんあく
)
邪正
(
じやしやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ゲエテだつたか、「今日は
時間
(
ひま
)
が無いから、仕方なく長い手紙を
認
(
したゝ
)
める」と言つたが、これは演説にもまたよく当てはまる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
斯うなっては幸三郎も母に明さん訳には参りませんから、母にも明し、是から番頭を呼んで来まして、
隈
(
くま
)
なく取調べた上、
訴書
(
うったえしょ
)
を
認
(
したゝ
)
めさせました。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しかして我等石垣をくだらん、そはこゝにてはわれ聞けどもさとらず、見れども
認
(
したゝ
)
むるものなければなり —七五
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
二年目の終り頃のある朝、彼の命に從つて手紙を
認
(
したゝ
)
めてゐると、彼がやつて來て私の上に身を
屈
(
かゞ
)
めて云つた——
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
日頃目を掛けて居る
安祥
(
あんしやう
)
旗本中でも家柄の赤井左門を使者に立てゝ、別に家光公直々の祈願文を
認
(
したゝ
)
め、二千兩の大金と一緒に上方へ送ることになつて居たのです。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手形は多く
外國文
(
とつくにおん
)
もて
認
(
したゝ
)
めたるに、境守る兵士は
故里
(
ふるさと
)
の語だによくは知らねば、檢閲は甚しく手間取りたり。瞳子青き男は
帖
(
てふ
)
一つ取出でゝ、あたりの景色を寫せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それは思いがけなく逃走中の支倉喜平から来たもので、巻紙に肉太の達筆で長々と
認
(
したゝ
)
めてあった。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
一昨年
(
いつさくねん
)
の
秋
(
あき
)
九月
(
くぐわつ
)
——
私
(
わたし
)
は
不心得
(
ふこゝろえ
)
で、
日記
(
につき
)
と
言
(
い
)
ふものを
認
(
したゝ
)
めた
事
(
こと
)
がないので
幾日
(
いくか
)
だか
日
(
ひ
)
は
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
ないが——
彼岸前
(
ひがんまへ
)
だつただけは
確
(
たしか
)
だから、
十五日
(
じふごにち
)
から
二十日頃
(
はつかごろ
)
までの
事
(
こと
)
である。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
既に文書
認
(
したゝ
)
め
了
(
おは
)
りし篠田は、今や聖書
繙
(
ひもと
)
きて、就寝前の
祈祷
(
きたう
)
を捧げんとしつゝありしなり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
生田なる者に対する逮捕状を
認
(
したゝ
)
めて差出すや目科は受取るより早く、余と共に狂気の如く裁判所を走り出、
待
(
また
)
せある馬車に乗り、ロイドレ街を指して馬の足の続く限り
走
(
はしら
)
せたり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
やがて自分の宿処と姓名とを
先方
(
さき
)
の帳面へ
認
(
したゝ
)
めてやつて、五十五銭を受取つた。念の為、蓮太郎の著したものだけを開けて見て、消して持つて来た瀬川といふ
認印
(
みとめ
)
のところを確めた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ほんの
僅
(
わづ
)
かな
藥禮
(
やくれい
)
を
受
(
う
)
けて、
見立
(
みた
)
て
書
(
が
)
きを
認
(
したゝ
)
めたと
聞
(
き
)
き、
實
(
じつ
)
に
感心
(
かんしん
)
したのだ。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
人人は食堂や喫煙室に
入
(
はひ
)
つて明朝
新嘉坡
(
シンガポオル
)
から出す手紙を
認
(
したゝ
)
めるのに
忙
(
せは
)
しく
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
小六
(
ころく
)
は
袂
(
たもと
)
を
探
(
さぐ
)
つて
其
(
その
)
書付
(
かきつけ
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せた。それに「
此
(
この
)
垣
(
かき
)
一重
(
ひとへ
)
が
黒鐵
(
くろがね
)
の」と
認
(
したゝ
)
めた
後
(
あと
)
に
括弧
(
くわつこ
)
をして、(
此
(
この
)
餓鬼
(
がき
)
額
(
ひたへ
)
が
黒缺
(
くろがけ
)
の)とつけ
加
(
くは
)
へてあつたので、
宗助
(
そうすけ
)
と
御米
(
およね
)
は
又
(
また
)
春
(
はる
)
らしい
笑
(
わらひ
)
を
洩
(
も
)
らした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
で、「道阿弥話」に拠ると、その女文字は左の如く
認
(
したゝ
)
めてあったと云う。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
わたしは電燈を机の上に引寄せて、すぐさま先生御夫婦に報告を
認
(
したゝ
)
めた。「何事も親馬鹿と申すべきか」——形容詞を使ふやうにこんな文句を使つた時、それが
何故
(
なぜ
)
か今のわたしには気に入つた。
愚かな父
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
追立
(
おつたて
)
て見ませうかと云ふ我手を振りて是を願ひ下げ
此
(
こゝ
)
にて晝餉を
認
(
したゝ
)
めしが雨はいよ/\本降となりしゆゑ
豫
(
かね
)
て梅花道人奉行となりて新調せしゴム引の
合羽
(
かつぱ
)
を取り
出
(
いだ
)
し支度だけ
凛々敷
(
りゝしく
)
此所
(
こゝ
)
を出れば胸を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
認
常用漢字
小6
部首:⾔
14画
“認”を含む語句
相認
認識
認印
承認
書認
認知
認可
確認
是認
見認
否認
認証
認知証
認置
証認
認識手段
認識標
非認
默認
黙認
...