“所書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ところがき87.5%
アドレツス12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして普魯西プロシヤ捕虜とりこになつてゐる甥の名前と収容所の所書ところがきとを渡すと、それから一週間ほど経つて、甥は不具かたはになつた捕虜の幾人いくたりと一緒に瑞西に送り帰されて来た。
父と兄とはふくろにマルコの着物を入れ、マルコのポケットにいくらかのお金を入れ、おじさんの所書ところがきをもわたしました。マルコは四月の晴れた晩、船にのりました。
汽船とぐ接続するオスタンド発の汽車に乗つたが途中ガン市に住んで居る画家の児島君をふ約束をして置いたにかゝはらず、その所書アドレツス巴里パリイへ忘れて来た事に気が附いたので下車げしやを見合せ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)