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臆病
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おくびやう
ふりがな文庫
“
臆病
(
おくびやう
)” の例文
進撃的
(
アグレシイヴ
)
で、
意志
(
いし
)
の
強
(
つよ
)
さうなところがあり乍ら、どつか
臆病
(
おくびやう
)
なところがあるではないかといつたやうな
言葉
(
ことば
)
を聞かされた事があります。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「下手人は岩吉でもない。——岩吉は
臆病
(
おくびやう
)
過ぎるし、お六を殺した覺えがあるなら、手文庫から自分の入れた證文だけを拔いて行く筈はない」
銭形平次捕物控:120 六軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
我が蔭口を露ばかりもいふ者ありと聞けば、
立出
(
たちい
)
でて喧嘩口論の勇気もなく、部屋にとぢ
籠
(
こも
)
つて人に
面
(
おもて
)
の合はされぬ
臆病
(
おくびやう
)
至極の身なりけるを
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
思
(
おも
)
へば
臆病
(
おくびやう
)
の、
目
(
め
)
を
塞
(
ふさ
)
いでや
歩行
(
ある
)
きけん、
降
(
ふり
)
しきる
音
(
おと
)
は
徑
(
こみち
)
を
挾
(
さしはさ
)
む
梢
(
こずゑ
)
にざツとかぶさる
中
(
なか
)
に、
取
(
と
)
つて
食
(
く
)
はうと
梟
(
ふくろふ
)
が
鳴
(
な
)
きぬ。
森の紫陽花
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
いや最初からお
糸
(
いと
)
は
長吉
(
ちやうきち
)
よりも強かつた。
長吉
(
ちやうきち
)
よりも
遥
(
はるか
)
に
臆病
(
おくびやう
)
ではなかつた。お
糸
(
いと
)
長吉
(
ちやうきち
)
と
相々傘
(
あひ/\がさ
)
にかゝれて
皆
(
みん
)
なから
囃
(
はや
)
された時でもお
糸
(
いと
)
はびくともしなかつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
診察
(
しんさつ
)
の
時
(
とき
)
、
患者
(
くわんじや
)
の
臆病
(
おくびやう
)
、
譯
(
わけ
)
の
解
(
わか
)
らぬこと、
代診
(
だいしん
)
の
傍
(
そば
)
にゐること、
壁
(
かべ
)
に
懸
(
かゝ
)
つてる
畫像
(
ぐわざう
)
、二十
年
(
ねん
)
以上
(
いじやう
)
も
相變
(
あひかは
)
らずに
掛
(
か
)
けてゐる
質問
(
しつもん
)
、
是等
(
これら
)
は
院長
(
ゐんちやう
)
をして
少
(
すくな
)
からず
退屈
(
たいくつ
)
せしめて
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
其は
假
(
か
)
りにお房に手を
握
(
にぎ
)
る資格のあるものとして、果してお房が手を握らせて呉れるかどうかといふ氣懸だ。
無論
(
むろん
)
臆病
(
おくびやう
)
な氣懸である。雖然彼は
永
(
なが
)
い間此の氣懸に惱まされてゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
彼等
(
かれら
)
はさういふ
特性
(
とくせい
)
を
有
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
ながら
了解
(
れうかい
)
し
難
(
がた
)
い
程
(
ほど
)
臆病
(
おくびやう
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
臆病
(
おくびやう
)
な、低い、そして真剣な音だ……
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
來
(
く
)
れば
臆病
(
おくびやう
)
な
顫
(
ふる
)
へ
聲
(
ごゑ
)
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
良くして置かうと言つたまでの話し。あれは大それた惡黨のする事ではなくて、
臆病
(
おくびやう
)
な商人だからやつた事で御座います
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いや、
何
(
なに
)
より、こんな
時
(
とき
)
の
猫
(
ねこ
)
だが、
飼猫
(
かひねこ
)
なんどは、
此
(
こ
)
の
頃
(
ごろ
)
人間
(
にんげん
)
とともに
臆病
(
おくびやう
)
で、
猫
(
ねこ
)
が(ねこ)に
成
(
な
)
つて、ぼやけて
居
(
ゐ
)
る。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
午過
(
ひるすぎ
)
の
川端
(
かはゞた
)
はます/\
静
(
しづか
)
になつて犬さへ歩いて来ない
処
(
ところ
)
から、
流石
(
さすが
)
の
長吉
(
ちやうきち
)
も自分は
何故
(
なぜ
)
こんなに
気
(
き
)
まりを悪がるのであらう
臆病
(
おくびやう
)
なのであらうと我ながら
可笑
(
をか
)
しい気にもなつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「だけど、
貧乏
(
びんぼう
)
も
嫌
(
いや
)
だわ。」とお房は、
臆病
(
おくびやう
)
らしく
投出
(
なげだ
)
すやうにいふ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
然
(
しかし
)
ながら
不死
(
ふし
)
の
代替
(
だいたい
)
を
以
(
もつ
)
て、
自分
(
じぶん
)
を
慰
(
なぐさ
)
むると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
臆病
(
おくびやう
)
ではなからうか。
自然
(
しぜん
)
に
於
(
おい
)
て
起
(
おこ
)
る
所
(
ところ
)
の
無意識
(
むいしき
)
なる
作用
(
さよう
)
は、
人間
(
にんげん
)
の
無智
(
むち
)
にも
劣
(
おと
)
つてゐる。
何
(
なん
)
となれば、
無智
(
むち
)
には
幾分
(
いくぶん
)
か、
意識
(
いしき
)
と
意旨
(
いし
)
とがある。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
臆病
(
おくびやう
)
な、低い、そして真剣な音が
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
新助は長年の米屋奉公で
鍛
(
きた
)
へて、身體こそ立派ですが、人間は少し不愛想で、何となく
臆病
(
おくびやう
)
らしいところさへあります。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
要心
(
えうじん
)
を
通越
(
とほりこ
)
した
臆病
(
おくびやう
)
な
処
(
ところ
)
へ、
渇
(
かわ
)
くのは
空腹
(
ひもじい
)
にまさる
切
(
せつ
)
なさで、
一
(
ひと
)
つは
其
(
それ
)
がためにもつい
出億劫
(
でおつくふ
)
がるのが
癖
(
くせ
)
で。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
小鳥までが
臆病
(
おくびやう
)
に
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
斯
(
か
)
う言ひきつて了ふと、
臆病
(
おくびやう
)
らしい佐太郎もすつかり勇氣づいて、まだ
憤々
(
ぷん/\
)
とした怒りの納まらぬ母親の袖に
縋
(
すが
)
つて、子供のやうにねだるのでした。
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
然
(
さ
)
れば
平日
(
ひごろ
)
然
(
さ
)
までに
臆病
(
おくびやう
)
ならざる
輩
(
はい
)
も、
船出
(
ふなで
)
の
際
(
さい
)
は
兎
(
と
)
や
角
(
かく
)
と
縁起
(
えんぎ
)
を
祝
(
いは
)
ひ、
御幣
(
ごへい
)
を
擔
(
かつ
)
ぐも
多
(
おほ
)
かり。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
臆病
(
おくびやう
)
馬吉は尺八ばかり吹いてやがる。尤も隣の騷ぎが
癪
(
しやく
)
にさはつて、默つて寢ちやゐられなかつたかも知れない」
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
臆病
(
おくびやう
)
だね、……
鎧
(
よろひ
)
は
君
(
きみ
)
、
可恐
(
おそろし
)
いものが
出
(
で
)
たつて、あれを
着
(
き
)
て
向
(
むか
)
つて
行
(
ゆ
)
けるんだぜ、
向
(
むか
)
つて、」
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
兼松は四十七八の
臆病
(
おくびやう
)
さうな中年者、常吉は十三四の生意氣盛り、どちらも若い女などをあやめる人間とは縁が遠く、兼松は小金を
溜
(
た
)
めるに餘念がなく
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それだから
追分
(
おひわけ
)
が
何時
(
いつ
)
でもあはれに
感
(
かん
)
じらるゝ。つまる
處
(
ところ
)
、
卑怯
(
ひけふ
)
な、
臆病
(
おくびやう
)
な
老人
(
らうじん
)
が
念佛
(
ねんぶつ
)
を
唱
(
とな
)
へるのと
大差
(
たいさ
)
はないので、
語
(
ご
)
を
換
(
か
)
へて
言
(
い
)
へば、
不殘
(
のこらず
)
、
節
(
ふし
)
をつけた
不平
(
ふへい
)
の
獨言
(
つぶやき
)
である。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
指圖をしてゐるのは、内儀のお春、弱氣で
臆病
(
おくびやう
)
を賣物にしてゐるやうですが、この女は美しさも非凡ですが、いざとなると、なか/\心持も確りしてをります。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼等
(
かれら
)
を
輕
(
かろ
)
んずる
人間
(
にんげん
)
に
對
(
たい
)
して、
茸
(
きのこ
)
のために
氣
(
き
)
を
吐
(
は
)
いたものである。
臆病
(
おくびやう
)
な
癖
(
くせ
)
に
私
(
わたし
)
はすきだ。
くさびら
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「武士に向つて卑怯、——とは聞捨にならんぞ。卑怯や
臆病
(
おくびやう
)
で休んで居るのではない。酒が切れて、お燗番の勝造が眼を白黒させて居るではないか——三吉はまだ戻らぬか」
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
早
(
はや
)
く、この
十日
(
とをか
)
ごろにも、
連日
(
れんじつ
)
の
臆病
(
おくびやう
)
づかれで、
寢
(
ね
)
るともなしにころがつてゐると、「
鏡
(
きやう
)
さんはゐるかい。——
何
(
なに
)
は……ゐなさるかい。」と
取次
(
とりつ
)
ぎ……といふほどの
奧
(
おく
)
はない。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
が、
暮方
(
くれがた
)
の
掃除
(
さうぢ
)
に
視
(
み
)
ると、
同
(
おな
)
じやうに、ずらりと
並
(
なら
)
んで
揃
(
そろ
)
つて
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
た。
此
(
これ
)
が
茸
(
きのこ
)
なればこそ、
目
(
め
)
もまはさずに、じつと
堪
(
こら
)
へて
私
(
わたし
)
には
話
(
はな
)
さずに
祕
(
かく
)
して
居
(
ゐ
)
た。
私
(
わたし
)
が
臆病
(
おくびやう
)
だからである。
くさびら
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嫁の死骸を見て
膽
(
きも
)
をつぶしたが、この男は武家奉公もしたくせに恐ろしく
臆病
(
おくびやう
)
だから、岐阜提灯へ照れ隱しに灯を入れて店先に持つて來たが、
蝋燭
(
らふそく
)
がよく釘に立つて居ないから
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
窓
(
まど
)
と
筋斜
(
すぢかひ
)
に
上下
(
うへした
)
差向
(
さしむか
)
つて
居
(
ゐ
)
る
二階
(
にかい
)
から、
一度
(
いちど
)
東京
(
とうきやう
)
に
來
(
き
)
て
博文館
(
はくぶんくわん
)
の
店
(
みせ
)
で
働
(
はたら
)
いて
居
(
ゐ
)
たことのある、
山田
(
やまだ
)
なにがしといふ
名代
(
なだい
)
の
臆病
(
おくびやう
)
ものが、あてもなく、おい/\と
沈
(
しづ
)
んだ
聲
(
こゑ
)
でいつた。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「世の中に何が
臆病
(
おくびやう
)
と言つたつて、二本差の武家ほど氣の小さいものはありませんね」
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
はげてる
癖
(
くせ
)
に、いやに
臆病
(
おくびやう
)
だね——
何
(
なに
)
、
泥龜
(
すつぽん
)
だつたがね、のさ/\と
岸
(
きし
)
へ
上
(
あが
)
つて
來
(
く
)
ると、
雨
(
あめ
)
と
一所
(
いつしよ
)
に、どつと
足
(
あし
)
もとが
川
(
かは
)
になつたから、
泳
(
およ
)
ぐ
形
(
かたち
)
で
獨
(
ひと
)
りでにげたつけ。
夢
(
ゆめ
)
のやうだ。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
母は病氣で
臆病
(
おくびやう
)
だし、妹はお轉婆だけれど、まだ十八になつたばかり、猫の子が死んでも二日も物を食はないくらゐだから、そんな
大外
(
だいそ
)
れたことが出來さうもないし、お徳は給金を
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
空
(
そら
)
を
飛
(
と
)
ぶ——
火事
(
くわじ
)
の
激
(
はげ
)
しさに
紛
(
まぎ
)
れた。が、
地震
(
ぢしん
)
が
可恐
(
おそろし
)
いため
町
(
まち
)
にうろついて
居
(
ゐ
)
るのである。
二階
(
にかい
)
へ
上
(
あが
)
るのは、いのち
懸
(
がけ
)
でなければ
成
(
な
)
らない。
私
(
わたし
)
は
意氣地
(
いくぢ
)
なしの
臆病
(
おくびやう
)
の
第一人
(
だいいちにん
)
である。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
筵の上につまんで置いたやうな寒々とした老爺は、二人の姿を見ると、
臆病
(
おくびやう
)
らしくお辭儀をしました。老けては見えますが、それは貧苦と勞働のせゐで、本當は精々五十四五でせう。
銭形平次捕物控:121 土への愛著
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
尾久の奴等は
臆病
(
おくびやう
)
だから、そんな物を見るんだらうと言ふと、尾久の手合は口惜しがつて、何を小臺の
寢呆
(
ねぼ
)
け野郎——といふ騷ぎで、こいつは何時まで噛み合せても
埒
(
らち
)
はあきませんよ。
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おや/\
裏庭
(
うらには
)
の
榎
(
えのき
)
の
大木
(
たいぼく
)
の
彼
(
あ
)
の
葉
(
は
)
が
散込
(
ちりこ
)
むにしては
風
(
かぜ
)
もないがと、
然
(
さ
)
う
思
(
おも
)
ふと、はじめは
臆病
(
おくびやう
)
で
障子
(
しやうじ
)
を
開
(
あ
)
けなかつたのが、
今
(
いま
)
は
薄氣味惡
(
うすきみわる
)
くなつて
手
(
て
)
を
拱
(
こまぬ
)
いて、
思
(
おも
)
はず
暗
(
くら
)
い
天井
(
てんじやう
)
を
仰
(
あふ
)
いで
耳
(
みゝ
)
を
澄
(
す
)
ました。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その下手人の疑ひが
臆病
(
おくびやう
)
な與茂吉に行くと、お前はそれが可哀さうになつた。
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
佐助は
臆病
(
おくびやう
)
らしく揉手をし乍ら、考へ/\三郎兵衞のために辯ずるのです。
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
忌々
(
いま/\
)
しいぢやないか。——裏の
臆病
(
おくびやう
)
馬吉奴、まだ尺八を吹いてやがる」
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その後ろから
臆病
(
おくびやう
)
らしく挨拶したのは、殺された主人の弟の三五郎です。
銭形平次捕物控:170 百足屋殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と同時に、この法師、思ひの外
臆病
(
おくびやう
)
で人が良ささうでもあります。
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
勘五郎は
臆病
(
おくびやう
)
さうに固唾を呑むのです。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
臆
常用漢字
中学
部首:⾁
17画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“臆病”で始まる語句
臆病者
臆病風
臆病心
臆病口
臆病神
臆病窓
臆病蟲
臆病気
臆病犬
臆病癖