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寢呆
ふりがな文庫
“寢呆”の読み方と例文
新字:
寝呆
読み方
割合
ねぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねぼ
(逆引き)
混亂
(
こんらん
)
が
隊伍
(
たいご
)
の
中
(
なか
)
に
起
(
おこ
)
つた。
寢呆
(
ねぼ
)
けて
反對
(
はんたい
)
に
駈
(
か
)
け
出
(
だ
)
す
兵士
(
へいし
)
もゐた。ポカンと
空
(
そら
)
を
見上
(
みあ
)
げてゐる
兵士
(
へいし
)
もゐた。
隊列
(
たいれつ
)
の
後尾
(
こうび
)
にゐた
分隊長
(
ぶんたいちやう
)
の
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)
は
直
(
す
)
ぐに
岸
(
きし
)
に
駈
(
か
)
け
寄
(
よ
)
つた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
尾久の奴等は
臆病
(
おくびやう
)
だから、そんな物を見るんだらうと言ふと、尾久の手合は口惜しがつて、何を小臺の
寢呆
(
ねぼ
)
け野郎——といふ騷ぎで、こいつは何時まで噛み合せても
埒
(
らち
)
はあきませんよ。
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
寢呆(ねぼ)の例文をもっと
(2作品)
見る
寢
部首:⼧
14画
呆
漢検準1級
部首:⼝
7画
“寢”で始まる語句
寢
寢床
寢臺
寢衣
寢覺
寢所
寢顏
寢室
寢言
寢息
“寢呆”のふりがなが多い著者
南部修太郎
野村胡堂