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餌
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ゑ
ふりがな文庫
“
餌
(
ゑ
)” の例文
それから又喰べるものは、皆おいしい
摺
(
す
)
り
餌
(
ゑ
)
で、「鶉の
頭
(
かみ
)
」といふお役が出来て、籠の掃除やら、餌の世話など一切をいたします。
孝行鶉の話
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
翌日の朝の
辰刻
(
いつゝ
)
(八時)少し前、薄赤い陽が射し込んで、明神樣の森から
餌
(
ゑ
)
をあさりに來る、小鳥の聲などが賑やかに聽えて居ります。
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幸
(
さいはひ
)
にして
一人
(
ひとり
)
では
食
(
く
)
ひきれぬ
程
(
ほど
)
の
實
(
み
)
が
房々
(
ふさ/\
)
と
實
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
るので
其
(
その
)
憂
(
うれひ
)
もなく、
熟過
(
つえすぎ
)
た
實
(
み
)
がぼて/\と地に
落
(
お
)
ちて
蟻
(
あり
)
の
餌
(
ゑ
)
となり
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あるにまかせて古き箱にいれ、
餌
(
ゑ
)
もいれおきしに、二三日すぎていつ
逃
(
にげ
)
ゆきしやあたりをたづねしかどをらざりしとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
そして彼等の楽しい日課のひとつとして、晴れた日の午後には子供の手をひいて、小犬をつれて、そこらの
田圃
(
たんぼ
)
の
溝
(
みぞ
)
に
餌
(
ゑ
)
をとりに行くことになつてゐた。
哀しき父
(新字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
▼ もっと見る
あるが
中
(
なか
)
にも
薄色綸子
(
うすいろりんず
)
の
被布
(
ひふ
)
すがたを
小波
(
さヾなみ
)
の
池
(
いけ
)
にうつして、
緋鯉
(
ひごひ
)
に
餌
(
ゑ
)
をやる
弟君
(
おとヽぎみ
)
と
共
(
とも
)
に、
餘念
(
よねん
)
もなく
麩
(
ふ
)
をむしりて、
自然
(
しぜん
)
の
笑
(
ゑ
)
みに
睦
(
むつ
)
ましき
咡
(
さヽや
)
きの
浦山
(
うらやま
)
しさ
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
船側
(
せんそく
)
に青竹を縛り付け手釣りの
上下
(
あげさげ
)
に滑りよき便りとする。
餌
(
ゑ
)
は綺麗な小海老の尻尾を去つて鈎なりに刺す。鬼のやうな顔のホゲ(東京でおこぜ)が釣れた。
坊つちやん「遺蹟めぐり」
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
また
人工
(
じんこう
)
の
巧
(
たくみ
)
なるも、
造化
(
ざうくわ
)
の
美
(
び
)
には
如
(
し
)
くべからず、
自然
(
しぜん
)
の
佳味
(
かみ
)
は
人
(
ひと
)
造
(
つく
)
らじ、されば、
鳥籠
(
とりかご
)
に
美
(
び
)
を
盡
(
つく
)
し、
心
(
こゝろ
)
を
盡
(
つく
)
して
餌
(
ゑ
)
を
飼
(
か
)
ふとも、いかで
鳥類
(
てうるゐ
)
の
心
(
こゝろ
)
に
叶
(
かな
)
ふべき。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鱷だつてもこれから先
餌
(
ゑ
)
を遣るには及ぶまい。詰まり鱷の方では僕を呑んでゐて満足してゐるし、僕の方では又鱷の体からあらゆる滋養を取つてゐるわけだね。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
根本は
餌取
(
ゑとり
)
と云ふべきか。餌と云ふは
宍
(
しゝ
)
・
鷹
(
むら
)
の
餌
(
ゑ
)
を云ふなるべし。其れを取る物を云ふなり。ヱトリを早く云ひて、云ひゆがめてヱタと云へり。ヱトリを略せるなり。
旃陀羅考:日蓮聖人はエタの子なりという事
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
俺の方では一度
取損
(
とりそく
)
なつた
餌
(
ゑ
)
は二度と
顧盻
(
ふりむ
)
かんもんだ。イヤハヤ犬にだも
如
(
し
)
かずといふべしだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
教師達の出て行つた後からは、毛色の悪い
一群
(
ひとむれ
)
の雞が
餌
(
ゑ
)
をあさりながら校庭へ入つて行つて。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
次の日、ふと道助は昨日腹立ち
紛
(
まぎ
)
れに物置の中へ
抛
(
はふ
)
り込んでそのまゝになつてゐる小鳥のことを思ひ出した。もう昼近くのことで
磨
(
す
)
り
餌
(
ゑ
)
をやる時刻はとつくに過ぎてゐたのだ。
静物
(新字旧仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
礼儀正しい公爵夫人は、
金糸雀
(
かなりや
)
のやうな口もとをして、二言三言記者の問ひに答へてゐた。無論金糸雀同志の事だ、精々
撒
(
ま
)
き
餌
(
ゑ
)
の粟粒か卵の事でも話し合つてゐるらしかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
エミリアンは眠りがたりなくて、ぼんやりしながら、
日向
(
ひなた
)
の野原に出て、考へこんでゐました。野原の中には、金持の家の鵞鳥どもが
群
(
むれ
)
をなして、
餌
(
ゑ
)
をあさつて遊んでゐました。
エミリアンの旅
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
あなた方、
此処
(
ここ
)
に三羽のひよこがあるとしまして、二羽のひよこは今人から
餌
(
ゑ
)
を貰つて食べて居ます。一羽のひよこはそれを見てます。さうするとその一羽のひよこはどんなことを
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
する者あれど
汝
(
おんみ
)
の絶技に比ぶべくもなしと褒めるに氣を得てや
雄
(
をんどり
)
が
餌
(
ゑ
)
を見付て
雌
(
めんどり
)
を呼ぶ聲怖しき物を見て叫ぶ聲などいろ/\の曲を盡す二人は興に入りいろ/\話かければ彼も鼻を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
急
(
にはか
)
にも飢ゑて
食
(
もの
)
ほしげなるに、
彼此
(
をちこち
)
に
六六
𩛰
(
あさ
)
り得ずして狂ひゆくほどに、
忽
(
たちま
)
ち文四が釣を垂るるにあふ。其の
餌
(
ゑ
)
はなはだ
香
(
かんば
)
し。心又
六七
河
伯
(
がみ
)
の
戒
(
いましめ
)
を守りて思ふ。我は
仏
(
ほとけ
)
の御弟子なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
從姉妹
(
いとこ
)
たちも、まだ母親の處に呼ばれてゐなかつた。イライザは、帽子を
被
(
かぶ
)
り、温かい
庭着
(
ガーデン・コート
)
を着て、彼女の
家禽
(
かきん
)
の處に行つて
餌
(
ゑ
)
をやらうとしてゐた。その仕事を彼女は氣に入つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
牛飼達は自分が弁当を
喰
(
た
)
べる前に、牛の
餌
(
ゑ
)
を与へるのがしきたりだけれども、その仕事をするのも、奇妙なことに、子供なのであつた。牛飼の男は立つてゐて、あれこれと世話をやいた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
約束通り
貴殿
(
きでん
)
に渡し今日は
寛々
(
ゆる/\
)
小夜衣に
逢
(
あう
)
て行んと來りしに
仁術
(
じんじゆつ
)
家業
(
かげふ
)
の身を以て
現在
(
げんざい
)
姪
(
めひ
)
の小夜衣をも知ぬ抔とは何故なりや然すれば我を
店者
(
たなもの
)
と最初よりして
見侮
(
みあなど
)
り
那
(
あ
)
の小夜衣を
餌
(
ゑ
)
ばとなし我を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
昔
(
むかし
)
よりいまに
渡
(
わた
)
り
来
(
く
)
る
黒船
(
くろふね
)
縁
(
えん
)
がつくれば
鱶
(
ふか
)
の
餌
(
ゑ
)
となる。サンタマリヤ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
水
(
みづ
)
の
澄
(
す
)
んだところでは、
鈎
(
はり
)
の
先
(
さき
)
へ
雷鳥
(
らいちよう
)
の
羽毛
(
うもう
)
かそれがなければ、
鷄
(
にはとり
)
の
羽毛
(
うもう
)
でもくゝりつけて
下
(
おろ
)
すと
釣
(
つ
)
れます。
濁
(
にご
)
つてるところでは
餌
(
ゑ
)
づりをするのですが、
釣
(
つ
)
り
竿
(
ざを
)
は
長
(
なが
)
く
丈夫
(
じようぶ
)
なものがいゝようです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
さきつ年アフリカゆ來し鰐怒り
餌
(
ゑ
)
を食はずして死ににけりとぞ
河馬
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
「いゝんです。豆腐屋でせう。山羊の
餌
(
ゑ
)
を持つて来たんだ。」
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
餌
(
ゑ
)
と棄つべきを憂ひつゝ、心ならずも去り行けり。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
感情の糸にゆたゆたとする夢の
餌
(
ゑ
)
をつける五月
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
二丈の鰐が人間を
餌
(
ゑ
)
にする。
南洋館
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
餌
(
ゑ
)
をあさらむと野に行けば
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
その騷ぎも知らぬ顏に、平次は
鶯
(
うぐひす
)
の籠を見たり、
摺
(
す
)
り
餌
(
ゑ
)
の鉢を鑑定したり、最後に嫁のお弓をつかまへて、
暢氣
(
のんき
)
らしい話をして居りました。
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ですから巣から余り遠くないところで、小さな虫を捕つたり、
粟
(
あは
)
の穂を拾つたりして、少しづゝ
餌
(
ゑ
)
をあつめてをりました。
孝行鶉の話
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
あるにまかせて古き箱にいれ、
餌
(
ゑ
)
もいれおきしに、二三日すぎていつ
逃
(
にげ
)
ゆきしやあたりをたづねしかどをらざりしとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
誰
(
たれ
)
にか棄てられけむ、
一頭
(
いつとう
)
流浪
(
るらう
)
の犬の、予が入塾の初より、
数々
(
しば/\
)
庭前
(
ていぜん
)
に
入来
(
いりきた
)
り、そこはかと
餌
(
ゑ
)
を
𩛰
(
あさ
)
るあり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
蓮池の蓮を見たり、鯉に
餌
(
ゑ
)
を
遣
(
や
)
つたりしますことも、
何時
(
いつ
)
も程落ついては出来ません。気が急いで
大和川
(
やまとがは
)
を渡る時も、川上の景色、川口の水の色を眺めたりすることも出来ません。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
時鳥
(
ほとヽぎす
)
の
來
(
く
)
る
時分
(
じぶん
)
に
餌
(
ゑ
)
をさがして
蛙
(
かへる
)
などを
道
(
みち
)
の
草
(
くさ
)
にさし、
夫
(
そ
)
れを
食
(
く
)
はせてお
詫
(
わび
)
をするとか、
是
(
こ
)
れは
本當
(
ほんたう
)
の
本當
(
ほんたう
)
の
話
(
はな
)
しにて
和歌
(
うた
)
にさへ
詠
(
よ
)
めば、
姉樣
(
ねえさま
)
に
聞
(
き
)
きても
分
(
わか
)
ることヽ
吾助
(
ごすけ
)
が
言
(
い
)
ひたり
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
只
餌
(
ゑ
)
の
香
(
かんば
)
しきに
昧
(
くら
)
まされて、
釣
(
つり
)
の糸にかかり身を
亡
(
うしな
)
ふ事なかれといひて、去りて見えずなりぬ。不思議のあまりにおのが身をかへり見れば、いつのまに
鱗
(
うろこ
)
金光
(
きんくわう
)
を備へてひとつの
鯉魚
(
りぎよ
)
と
化
(
け
)
しぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
尤も
猿公
(
えてこう
)
のなかでも、少し
薄鈍
(
うすのろ
)
なのは、
餌
(
ゑ
)
を食べると直ぐ
遁
(
に
)
げ出すので滅多に
捕
(
つかま
)
へられる事はないが、智慧自慢の
小慧
(
こざかし
)
いのに限つて、猟師の真似をして、戸棚に入るといきなり
扉
(
と
)
を閉めてしまふので
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
されど多くの我軍は犬と鳥との
餌
(
ゑ
)
とならむ
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
餌
(
ゑ
)
に
饑
(
う
)
ゑしベリガンのけうとき
叫
(
さけび
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
餌
(
ゑ
)
をあさらんと野に行けば
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
蟻
(
あり
)
が
餌
(
ゑ
)
を運ぶやうに、庭木戸まで持出し、外に居る仲間の者に渡した。それから離屋の雨戸を閉めて、外へ出た。——
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さて翌日から、又前のとほり母の鶉は近いところを、子の鶉は遠いところを、いろ/\
餌
(
ゑ
)
をあさつて歩きました。
孝行鶉の話
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
かくて其冬雪中にいたり、山の
鼬
(
いたち
)
狐など
餌
(
ゑ
)
に
乏
(
とぼし
)
く人家にきたりて食をぬすむ事雪中の常なれば、此ものゝ
所為
(
しわざ
)
にや、
籠
(
かご
)
はやぶれて
白烏
(
しろからす
)
は
羽
(
はね
)
ばかり
椽
(
ゑん
)
の下にありしときゝし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其夜
(
そのよ
)
の
雁
(
かり
)
も
立去
(
たちさ
)
らず、
餌
(
ゑ
)
にかはれた
飼鳥
(
かひどり
)
のやう、よくなつき、
分
(
わ
)
けて
民子
(
たみこ
)
に
慕
(
した
)
ひ
寄
(
よ
)
つて、
膳
(
ぜん
)
の
傍
(
かたはら
)
に
羽
(
はね
)
を
休
(
やす
)
めるやうになると、はじめに
生命
(
いのち
)
がけ
恐
(
おそろ
)
しく
思
(
おも
)
ひしだけ、
可愛
(
かはい
)
さは
一入
(
ひとしほ
)
なり。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鶯の
餌
(
ゑ
)
がひすがたやおもはれし妻は春さく花はやしける
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
投じ、彼らの
屍
(
しかばね
)
を
野犬
(
やけん
)
野鳥
(
やてう
)
の
餌
(
ゑ
)
と爲せし
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
餌
(
ゑ
)
にうち勝たむねがひのみ
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「いえ、死ぬ少し前まで、元氣で
囀
(
さへづ
)
つて居ましたよ。——お辰が
摺
(
す
)
り
餌
(
ゑ
)
をやると、すぐ死んださうで」
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かくて其冬雪中にいたり、山の
鼬
(
いたち
)
狐など
餌
(
ゑ
)
に
乏
(
とぼし
)
く人家にきたりて食をぬすむ事雪中の常なれば、此ものゝ
所為
(
しわざ
)
にや、
籠
(
かご
)
はやぶれて
白烏
(
しろからす
)
は
羽
(
はね
)
ばかり
椽
(
ゑん
)
の下にありしときゝし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
あすこに
投
(
はふ
)
り込んどきや、
鼠
(
ねずみ
)
の
餌
(
ゑ
)
になるか、飢ゑ死にするか、どつちみちおれの秘密がもれることはない。おれも、ブレツをお前たちに渡しや、もう仕事もないから、いゝ加減、見切りを
ラマ塔の秘密
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
“餌”の解説
餌(えさ、え、じ)は、動物を飼育や捕獲するための食物。ベイト(en: Bait)とも呼ぶ。
動物が自らの糧として獲得する食料をいうこともあるが、この語義は掲載しない国語辞典もあり、「餌生物」や「餌資源」といった表現は「食物資源」や「採食資源」とすべきという指摘もある。
(出典:Wikipedia)
餌
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“餌”を含む語句
餌食
食餌
餌取
餌箱
香餌
薬餌
餌差
餌差町
餌付
餌桶
餌料
餌猪口
練餌
餌袋
好餌
餌物
摺餌
生餌
餌壺
餌取小路
...