“金糸雀”のいろいろな読み方と例文
旧字:金絲雀
読み方割合
かなりや56.3%
カナリヤ31.3%
カナリア12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、旅宿やどやの一で出来るだけ小さくなつて、溜息ばかりいてゐると、次の日曜日の朝、夫人は金糸雀かなりやのやうな声ではしやぎ出した。
世間ではこの草を金糸雀かなりやの餌にする事は誰れでも知っているだろう。またこの草を焼いて灰と成し、塩を交えてハコベジオと称する歯磨き粉を製する。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
まるで金糸雀カナリヤみたいに唄ってやがるのさ! クヴシンニコフの奴はおれの傍に坐っていやがったがね、『どうだい、君、あの野苺も摘んでやろうか!』
「阿弥陀様の御威徳はど偉いもんや。な、雪やん、わて等が生きてるのも、みな阿弥陀様のお蔭や、目白はんでも金糸雀カナリヤはんでも、みな同じこつどつせ、有難いことどす、そやおまへんか。」
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
かれの直垂ひたたれそでをかすめて、まッ黄色な金糸雀カナリアがツウ——と飛んだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金糸雀カナリアひなを飼ふよりは
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)