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きそく
ふりがな文庫
“
規則
(
きそく
)” の例文
「ゆるしなく、かってに
出歩
(
である
)
いたり、また
泊
(
と
)
まってきたようなものは、さっそく
店
(
みせ
)
を
出
(
で
)
ていってもらう。」という
規則
(
きそく
)
がありました。
真吉とお母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すべて、
海上
(
かいじやう
)
の
規則
(
きそく
)
では、
船
(
ふね
)
の
出港
(
しゆつかう
)
の十
分
(
ぷん
)
乃至
(
ないし
)
十五
分
(
ふん
)
前
(
まへ
)
に、
船中
(
せんちう
)
を
布
(
ふ
)
れ
廻
(
まは
)
る
銅鑼
(
どら
)
の
響
(
ひゞき
)
の
聽
(
きこ
)
ゆると
共
(
とも
)
に
本船
(
ほんせん
)
を
立去
(
たちさ
)
らねばならぬのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『
私
(
わたし
)
はそれを
習
(
なら
)
ふために
授業
(
じゆげふ
)
を
受
(
う
)
けてはゐませんでした』と
云
(
い
)
つて
海龜
(
うみがめ
)
は
長太息
(
ためいき
)
し、『
私
(
わたし
)
は
只
(
たゞ
)
規則
(
きそく
)
通
(
どほ
)
りの
課程
(
くわてい
)
を
履
(
ふ
)
んだゝけです』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
そのとき、きみたちは、
喜
(
よろこ
)
んで、ぼくをむかえてくれるといった。そこで、ぼくは、きみたちとそうだんして、チームの
規則
(
きそく
)
をきめたのだ。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
其故
(
それゆゑ
)
私
(
わたくし
)
の
塾
(
じゆく
)
ではこの
規則
(
きそく
)
の
精神
(
せいしん
)
、
規則
(
きそく
)
の
根本
(
こんぽん
)
へ
立
(
た
)
ち
歸
(
かへ
)
つて、
各個人
(
かくこじん
)
の
都合
(
つがふ
)
といふ
所
(
ところ
)
を十
分
(
ぶん
)
に
了解
(
れうかい
)
せしむるといふ
方針
(
はうしん
)
を
取
(
とつ
)
て
居
(
ゐ
)
るのであります。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
▼ もっと見る
それは
県
(
けん
)
の
規則
(
きそく
)
が
全級
(
ぜんきゅう
)
の三分の一
以上
(
いじょう
)
参加
(
さんか
)
するようになってるからだそうだ。けれども学校へ十九円
納
(
おさ
)
めるのだしあと五円もかかるそうだから。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そして、
穀物
(
こくもつ
)
のすばらしいにおいにさそわれそうになっても、がまんにがまんをして、
規則
(
きそく
)
ただしく進軍しました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
老人
(
ろうじん
)
はジョリクールを
肩
(
かた
)
の上に乗せたり、
背嚢
(
はいのう
)
の中に入れたりして、しじゅう
規則
(
きそく
)
正しく、大またに歩いていた。三びきの犬はあとからくっついて来た。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
世の中のできごとはといえば、
選挙
(
せんきょ
)
の
規則
(
きそく
)
があらたまって、
普通選挙法
(
ふつうせんきょほう
)
というのが生まれ、二月にその第一回の選挙がおこなわれた、二か月後のことになる。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
規則
(
きそく
)
だから
警察
(
けいさつ
)
へ
屆
(
とゞ
)
ける
事
(
こと
)
は
屆
(
とゞ
)
けたが、
實
(
じつ
)
は
大分
(
だいぶ
)
古
(
ふる
)
い
時計
(
とけい
)
なので、
取
(
と
)
られても
夫程
(
それほど
)
惜
(
をし
)
くもない
位
(
ぐらゐ
)
に
諦
(
あき
)
らめてゐたら、
昨日
(
きのふ
)
になつて、
突然
(
とつぜん
)
差出人
(
さしだしにん
)
の
不明
(
ふめい
)
な
小包
(
こづゝみ
)
が
着
(
つ
)
いて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
統計年度
(
とうけいねんど
)
に
於
(
おい
)
て、一萬二千
人
(
にん
)
の
患者
(
くわんじや
)
を
受
(
う
)
けたとすれば、
即
(
すなは
)
ち一萬二千
人
(
にん
)
は
欺
(
あざむ
)
かれたのである。
重
(
おも
)
い
患者
(
くわんじや
)
を
病院
(
びやうゐん
)
に
入院
(
にふゐん
)
させて、
其
(
そ
)
れを
學問
(
がくもん
)
の
規則
(
きそく
)
に
從
(
したが
)
つて
治療
(
ちれう
)
する
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ぬ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
答『
無論
(
むろん
)
それが
規則
(
きそく
)
じゃ。
修行
(
しゅぎょう
)
の
積
(
つ
)
んだ、
高
(
たか
)
い
竜神
(
りゅうじん
)
となれば、
決
(
けっ
)
してこの
規律
(
きりつ
)
に
背
(
そむ
)
くようなことはせぬ。しかし
乍
(
なが
)
ら
霊格
(
れいかく
)
の
低
(
ひく
)
い
竜神
(
りゅうじん
)
の
間
(
あいだ
)
にはそうのみも
言
(
い
)
われぬ
節
(
ふし
)
がある……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
其所で彼は家庭に於ける思索家となツて、何時も何か思索に
耽
(
ふけ
)
ツてゐる、そして何時とは無く實際を
疎
(
うとん
)
ずるといふ
風
(
ふう
)
が出來て來て、
都
(
すべ
)
ての
規則
(
きそく
)
を
無視
(
むし
)
する、何を爲すのも
億劫
(
おつくう
)
になる、嫌になる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
一、
規則
(
きそく
)
、
附
(
つけ
)
様等一々に説明しがたし。古書について見るべし。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
上
(
あげ
)
て文右衞門に申しかけし百兩の
金
(
きん
)
實は己れが盜み取て藤助妹へ遣はしたる始末等殘らず白状に及びしかば是に於て久兵衞は
口書
(
こうしよ
)
爪印
(
つめいん
)
申付られけり是即ち
幕府
(
ばくふ
)
の
規則
(
きそく
)
にして
假令
(
たとへ
)
如何樣に證據物等
之有
(
これあ
)
り其者の
惡事
(
あくじ
)
判然
(
はんぜん
)
たりとも當人の口より白状に及ばぬ中は
爪印
(
つめいん
)
申付られぬ事なり
然
(
され
)
ば
斯樣
(
かやう
)
に
念
(
ねん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『えゝ、
無責任
(
むせきにん
)
なる
船員
(
せんいん
)
!
卑劣
(
ひれつ
)
なる
外人
(
くわいじん
)
!
海上
(
かいじやう
)
の
規則
(
きそく
)
は
何
(
なん
)
の
爲
(
ため
)
ぞ。』と
悲憤
(
ひふん
)
の
腕
(
うで
)
を
扼
(
やく
)
すと、
夫人
(
ふじん
)
の
淋
(
さび
)
しき
顏
(
かほ
)
は
私
(
わたくし
)
に
向
(
むか
)
つた、
沈
(
しづ
)
んだ
聲
(
こゑ
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「ああ、
芸術
(
げいじゅつ
)
の
規則
(
きそく
)
なんていうもの、だれが
作
(
つく
)
ったのだろうか。」と、
彼
(
かれ
)
は、まどい、うたがい、そして、
煩悶
(
はんもん
)
しました。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それ
故
(
ゆゑ
)
規則
(
きそく
)
でやつた
事
(
こと
)
は
何處
(
どこ
)
へも
通用
(
つうよう
)
するといふ
譯
(
わけ
)
には
參
(
まゐ
)
りません。
矢張
(
やはり
)
本人
(
ほんにん
)
の
獨立心
(
どくりつしん
)
に
任
(
まか
)
せなければなりません。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
『
何
(
なん
)
にしても、
私
(
わたし
)
は
出
(
で
)
て
參
(
まゐ
)
りません、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
』と
云
(
い
)
つて愛ちやんは、『のみならず、それは
正
(
たゞ
)
しい
規則
(
きそく
)
ではありません、
唯
(
たつ
)
た
今
(
いま
)
考案
(
かうあん
)
されたのですもの』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
つなの運動が
規則
(
きそく
)
正しくなったとき、ドルスは
輪
(
わ
)
の中にとびこんで、
優
(
やさ
)
しい目で主人を見ながら
軽快
(
けいかい
)
にとんだ。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「巡査をどうしてやめたんです。」「あんな巡査じゃだめでさあ、あのお
神明
(
しんめい
)
さんの池ね、あすこに
鯉
(
こい
)
が
居
(
い
)
るでしょう、県の
規則
(
きそく
)
で
誰
(
だれ
)
にもとらせないんです。 ...
バキチの仕事
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
一
統計年度
(
とうけいねんど
)
において、一万二千
人
(
にん
)
の
患者
(
かんじゃ
)
を
受
(
う
)
けたとすれば、
即
(
すなわ
)
ち一万二千
人
(
にん
)
は
欺
(
あざむ
)
かれたのである。
重
(
おも
)
い
患者
(
かんじゃ
)
を
病院
(
びょういん
)
に
入院
(
にゅういん
)
させて、それを
学問
(
がくもん
)
の
規則
(
きそく
)
に
従
(
したが
)
って
治療
(
ちりょう
)
することは
出来
(
でき
)
ぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
問『
矢張
(
やは
)
り一
夫
(
ぷ
)
一
婦
(
ぷ
)
が
規則
(
きそく
)
でございますか?』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「
規則
(
きそく
)
ですから、おまけすることはできません。」と、
車掌
(
しゃしょう
)
は、
答
(
こた
)
えて、おじいさんのようすを
見守
(
みまも
)
っていました。
一銭銅貨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
水はいまに
規則
(
きそく
)
正しい波になって、
坑
(
こう
)
の中を走っていた。気ちがいのような
勢
(
いきお
)
いでうずをわかせながら、
材木
(
ざいもく
)
をおし流して、
羽
(
はね
)
のように
軽
(
かる
)
くくるくる回した。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
一
體
(
たい
)
この
規則
(
きそく
)
でさせる
事
(
こと
)
は
規則
(
きそく
)
其物
(
そのもの
)
の
存
(
そん
)
してゐる
間
(
あひだ
)
、
即
(
すなは
)
ち
規則
(
きそく
)
にはまつて
居
(
ゐ
)
る
間
(
あひだ
)
はよろしいが、
他日
(
たじつ
)
境遇
(
きやうぐう
)
が
變
(
か
)
はると、
一方
(
ひとかた
)
ならぬ
差支
(
さしつかへ
)
を
生
(
しやう
)
ずる
事
(
こと
)
がありませう。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
すべて
海上
(
かいじやう
)
の
規則
(
きそく
)
として、
斯
(
かゝ
)
る
塲合
(
ばあひ
)
に
第
(
だい
)
一に
下
(
くだ
)
されたる
端艇
(
たんてい
)
は
一等船客
(
いつとうせんきやく
)
のため、
第
(
だい
)
二が
二等船客
(
にとうせんきやく
)
、
第
(
だい
)
三が
三等船客
(
さんとうせんきやく
)
、
總
(
すべ
)
ての
船客
(
せんきやく
)
の
免
(
のが
)
れ
去
(
さ
)
つた
後
(
あと
)
に、
猶殘
(
なほのこ
)
る
端艇
(
たんてい
)
があれば
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは
自分
(
じぶん
)
も
亦
(
また
)
、三
人
(
にん
)
の
園丁
(
えんてい
)
のやうに
平伏
(
ひれふ
)
さなければならないか
何
(
ど
)
うかは
些
(
ち
)
と
疑問
(
ぎもん
)
でしたが、
甞
(
かつ
)
て
行列
(
ぎやうれつ
)
に
出逢
(
であ
)
つた
場合
(
ばあひ
)
、かうした
規則
(
きそく
)
のあることを
聞
(
き
)
きませんでした
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
まもなくプラットホームの一
列
(
れつ
)
の
電燈
(
でんとう
)
が、うつくしく
規則
(
きそく
)
正しくあらわれ、それがだんだん大きくなってひろがって、二人はちょうど白鳥
停車場
(
ていしゃじょう
)
の、大きな
時計
(
とけい
)
の前に来てとまりました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
如何
(
いか
)
なれば
規則
(
きそく
)
はあつても、
茲
(
こゝ
)
に
學問
(
がくもん
)
は
無
(
な
)
いのである。
哲學
(
てつがく
)
を
捨
(
すて
)
て
了
(
しま
)
つて、
他
(
た
)
の
醫師等
(
いしやら
)
のやうに
規則
(
きそく
)
に
從
(
したが
)
つて
遣
(
や
)
らうとするのには、
第
(
だい
)
一に
清潔法
(
せいけつはふ
)
と、
空氣
(
くうき
)
の
流通法
(
りうつうはふ
)
とが
缺
(
か
)
くべからざる
物
(
もの
)
である。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ふとうまやの向こうの、
往来
(
おうらい
)
に向かったドアの開く音がした。それから五、六
度
(
たび
)
間
(
ま
)
を
置
(
お
)
いて
規則
(
きそく
)
正しいノックが聞こえた。やがて明かりが馬車の中にさしこんだ。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「ここの
港
(
みなと
)
には
規則
(
きそく
)
があるのだから、すぐ
出
(
で
)
てゆかなければ
処分
(
しょぶん
)
をする……。」といいました。
カラカラ鳴る海
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
如何
(
いか
)
なれば
規則
(
きそく
)
はあっても、ここに
学問
(
がくもん
)
は
無
(
な
)
いのである。
哲学
(
てつがく
)
を
捨
(
すて
)
てしまって、
他
(
た
)
の
医師等
(
いしゃら
)
のように
規則
(
きそく
)
に
従
(
したが
)
って
遣
(
や
)
ろうとするのには、
第
(
だい
)
一に
清潔法
(
せいけつほう
)
と、
空気
(
くうき
)
の
流通法
(
りゅうつうほう
)
とが
欠
(
か
)
くべからざる
物
(
もの
)
である。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
しかし、わたしの
課業
(
かぎょう
)
は学校にはいっている子どものそれのように、
規則
(
きそく
)
正しいものではなかった。親方が課業を
授
(
さず
)
けてくれるのは、そのひまな時間だけであった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
でもセン・ヴェンサン・ド・ポールの
尼
(
あま
)
さんがするように、親切にしかも
規則
(
きそく
)
正しく
看護
(
かんご
)
してくれて、けっしてかんしゃく一つ起こさないし、なに一つ手落ちなしにしてくれた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“規則”の解説
規則(きそく、ルールとも言う)とは、人の従うべき準則であり、主に文章によって規定されたものをいう。
なお、規則に定められたものを原則(げんそく)、または本則(ほんそく)とも呼ばれ、規則に規定されていない事項については例外(れいがい)と称される。
個別の名称には様々なものがあり、規則のほかに規制、規程、規定、規約、基準、規準などがある。
また、ある物事と別の物事との間に一定の関係が見られるとき、その関係を規則あるいは法則という。
(出典:Wikipedia)
規
常用漢字
小5
部首:⾒
11画
則
常用漢字
小5
部首:⼑
9画
“規則”で始まる語句
規則正
規則的
規則通
規則以外