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町家
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まちや
ふりがな文庫
“
町家
(
まちや
)” の例文
時分時だというけれど、自分たちの住んでいた
町家
(
まちや
)
のようにお
汁
(
つゆ
)
の匂いひとつただよってくるでもない。それも次郎吉には侘びしかった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
うつくしき君の
住
(
すま
)
いたるは、わが
町家
(
まちや
)
の軒ならびに、
比
(
なら
)
びなき建物にて、
白壁
(
しらかべ
)
いかめしき土蔵も有りたり。内証は
太
(
いた
)
く富めりしなりとぞ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きょうは風が南に変って、珍らしく暖いと思っていると、
酉
(
とり
)
の上刻に又
檜物町
(
ひものちょう
)
から出火した。おとつい焼け残った
町家
(
まちや
)
が、又この火事で焼けた。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この凧合戦のために、屋敷や
町家
(
まちや
)
の屋根瓦がむやみにこわされる。毎年、凧の屋根なおしに数十両、数百両もかかる。
顎十郎捕物帳:07 紙凧
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
弥吉は、部屋へかえると、通しをかけてあった大隅への奉公口の返事を、
口入
(
くちいれ
)
業のある
町家
(
まちや
)
をさして出かけて聞きに行った。どうせ浮いた髪結業だ。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
町家
(
まちや
)
といい、ことごとく、静かな夜空の下に、色も形もおぼろげな、ただ広い平面を、ただ、際限もなく広げている。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さまざまな物売の声と共にその
辺
(
へん
)
の
欞子窓
(
れんじまど
)
からは早や
稽古
(
けいこ
)
の
唄三味線
(
うたしゃみせん
)
が聞え、
新道
(
しんみち
)
の
路地口
(
ろじぐち
)
からは
艶
(
なまめ
)
かしい女の朝湯に出て行く
町家
(
まちや
)
つづきの
横町
(
よこちょう
)
は
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
江戸から遊びに来ておったおせい様とやらいう
町家
(
まちや
)
の女隠居とねんごろになって、それとも夫婦約束をしたとわかって、若竹は、何もいわなかった。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「
町家
(
まちや
)
の
戸毎
(
こごと
)
も、ひと頃よりは、よくなった。皆のふところ工合も、少しは富んできたかな?」と、ながめた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しきりと道の上に散っていた
禅昌寺橋
(
ぜんしょうじばし
)
の通りを、まっすぐにゆき、
町家
(
まちや
)
へはいったところを、左に曲った。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
清「イエ何う致しまして誠に
不束者
(
ふつゝかもの
)
で、屋敷育ちで
頓
(
とん
)
と
町家
(
まちや
)
の
住居
(
すまい
)
を致した事がないので様子
合
(
あい
)
を一向に心得ませんから皆様に不行届勝ちで、
夫
(
それ
)
に一体無口で」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ここらの
町家
(
まちや
)
は裏手に庭や
空地
(
あきち
)
を
有
(
も
)
っているのが
習
(
ならい
)
であるから、巡査等は
同家
(
どうけ
)
に
踏込
(
ふみこ
)
んで
先
(
ま
)
ず裏庭を
穿索
(
せんさく
)
した。が、縁の下にも庭の隅にも重太郎の姿は見えなかった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
五十恰好の
禿頭
(
はげあたま
)
のデップリした
親爺
(
おやじ
)
で、
縞
(
しま
)
の羽織に
前垂
(
まえだれ
)
、
雪駄
(
せった
)
という、お
定
(
き
)
まりの
町家
(
まちや
)
の旦那風だったが、帽子を冠らないで
懐手
(
ふところで
)
をしたまま、自分の
家
(
うち
)
の材木置場から
近眼芸妓と迷宮事件
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
高崎近くの
豊岡
(
とよおか
)
は
張子
(
はりこ
)
の
達磨
(
だるま
)
で有名で、今も盛なものであります。
凡
(
すべ
)
て木型を用いて作ります。日を定めて
市日
(
いちび
)
が立ちますが、農家や
町家
(
まちや
)
などでは年々
購
(
あがな
)
うことを忘れません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
御旅館
(
ごりよくわん
)
へ張せられ
町家
(
まちや
)
には
御旅宿
(
ごりよしゆく
)
相成候や
剩
(
あまつ
)
さへ
御苗字
(
ごめうじ
)
の表札を
建
(
たて
)
させ給ふ事
不審
(
ふしん
)
に存じ奉る此段
伺
(
うかゞ
)
ひ申さん爲今日
御招
(
おんまね
)
き申したり御身分の
義
(
ぎ
)
明
(
あきら
)
かに
仰聞
(
おほせきか
)
せられたしとぞ
相述
(
あひのべ
)
らる時に天一坊
言葉
(
ことば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
船場
(
せんば
)
や島の内あたりに店を持つ
町家
(
まちや
)
にしばしば見受けられる。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
見𢌞す程なれば我は餘ほど北山やら西山やら知らぬ方角の山吹
躑躅
(
つゝぢ
)
見るも目のまはる程となりしに曲り下りる坂下に
町家
(
まちや
)
ありし事なればしかも下諏訪とありし事なれば嬉しや
此
(
こゝ
)
ぞと先へ驅けしが心あての龜屋なし立どまりて露伴子に聞けば何でも
此
(
こゝ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
双方から打つ玉は大抵頭の上を越して、
堺筋
(
さかひすぢ
)
では
町家
(
まちや
)
の看板が
蜂
(
はち
)
の巣のやうに
貫
(
つらぬ
)
かれ、
檐口
(
のきぐち
)
の瓦が
砕
(
くだ
)
かれてゐたのである。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
茫
(
ぼっ
)
となって、辻に立って、前夜の雨を
怨
(
うら
)
めしく、空を
仰
(
あお
)
ぐ、と
皎々
(
こうこう
)
として
澄渡
(
すみわた
)
って、銀河一帯、近い山の
端
(
は
)
から
玉
(
たま
)
の橋を
町家
(
まちや
)
の屋根へ投げ懸ける。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立ちならんだ
町家
(
まちや
)
の間を、流れるともなく流れる川の水さへ、今日はぼんやりと
光沢
(
つや
)
を消して、その水に浮く
葱
(
ねぶか
)
の屑も、気のせゐか青い色が冷たくない。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
薩摩上布
(
さつまじょうふ
)
に秋草の
刺縫
(
ぬい
)
のある
紫紺
(
しこん
)
の
絽
(
ろ
)
の帯を
町家
(
まちや
)
風にきちんと結んだ、二十二、三の下町の
若御寮
(
わかごりょう
)
。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
浅草寺境内
(
せんさうじけいだい
)
の
弁天山
(
べんてんやま
)
の池も既に
町家
(
まちや
)
となり、また赤坂の溜池も
跡方
(
あとかた
)
なく
埋
(
うづ
)
めつくされた。それによつて私は将来
不忍池
(
しのばずのいけ
)
も
亦
(
また
)
同様の運命に陥りはせぬかと
危
(
あやぶ
)
むのである。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
いまもふたりが立ち話をしていたごとく、その男女のすがたを見かけると、とある
町家
(
まちや
)
の
軒下
(
のきした
)
から
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それが、意気な
姐御
(
あねご
)
の知らずのお絃と、こうして
町家
(
まちや
)
ずまいをしているのだから、帯屋小路の家へ来ていると、紅のついたる火吹き竹……新世帯めかして、水入らずである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
まことにお恥かしい次第ですが、私の叔父といふのは箸にも棒にもかゝらない放蕩者で、若いときから
町家
(
まちや
)
の住居をして、それからそれへと流れ渡つて、たうとう左官屋になつてしまひました。
魚妖
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
雀
(
すずめ
)
や
燕
(
つばめ
)
でないのだもの、鸚鵡が
町家
(
まちや
)
の屋根にでも居て御覧なさい、其こそ世間騒がせだから、こゝへ来て
引籠
(
ひきこも
)
つて、先生の小説ばかり読んで居ます。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大抵は此場を
脱
(
ぬ
)
け出ることが出来たが、安田が一
人
(
にん
)
逃げおくれて、
町家
(
まちや
)
に潜伏したために捕へられた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
浅草寺境内
(
せんそうじけいだい
)
の
弁天山
(
べんてんやま
)
の池も既に
町家
(
まちや
)
となり、また赤坂の
溜池
(
ためいけ
)
も
跡方
(
あとかた
)
なく
埋
(
うず
)
めつくされた。それによって私は将来不忍池もまた同様の運命に陥りはせぬかと
危
(
あやぶ
)
むのである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「あそこです。あれが六条の柳町で——この頃
町家
(
まちや
)
が
殖
(
ふ
)
えてから、三筋町とも
称
(
よ
)
んでいますが」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
町家
(
まちや
)
では、前の年の寒のうちに寒水でつくった餅を喰べてこの日を祝い、江戸富士詣りといって、
駒込
(
こまごめ
)
の
真光寺
(
しんこうじ
)
の地内に
勧請
(
かんじょう
)
した富士権現に詣り、
麦藁
(
むぎわら
)
でつくった
唐団扇
(
とううちわ
)
や氷餅
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
と、
眦
(
めじり
)
の切れた目をちょっと細うして
莞爾
(
にっこり
)
しながら、敷居際で
町家
(
まちや
)
風の行儀正しく、私が
面喰
(
めんくら
)
ったほど、
慇懃
(
いんぎん
)
な挨拶。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「巷東小築別開園。樹接隣叢緑影繁。半日清間纔領得。紅塵場裏亦桃源。」家計に
些
(
ちと
)
の余裕があつたものか。宅を買ふと云ふより見れば、阿部邸の外の
町家
(
まちや
)
であらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
唯一人薄暗い
町家
(
まちや
)
つづきの小道をば
三島門前
(
みしまもんぜん
)
の
方
(
ほう
)
へとぼとぼ老体の
歩
(
あゆみ
)
を運ばせたのである。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あるいは丘に、坂、谷に、
径
(
こみち
)
を縫う右左、
町家
(
まちや
)
が二三軒ずつ門前にあるばかりで、ほとんど寺つづきだと言っても
可
(
い
)
い。赤門には清正公が祭ってある。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
角を曲れば、
茅町
(
かやちょう
)
の
町家
(
まちや
)
と池に沿うた屋敷とが背中合せになった横町で、その頃は両側に荷車や何かが置いてあった。四辻に立っている巡査の姿は、もう角から見えていた。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
気の抜けし
麦酒
(
ビール
)
一杯のみて
後
(
のち
)
娘はやがてわれを
誘
(
いざな
)
ひ公園の人込の中をば先に立ちて歩む。その行先いづこぞと思へば今区役所の建てる
通
(
とおり
)
の中ほどにて、
町家
(
まちや
)
の間に立ちたる小さき寺の門なりけり。
葡萄棚
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
という、そのお悦さんは、世話狂言の
町家
(
まちや
)
の女房という風で、
暖簾
(
のれん
)
を隔てに、細い格子に立って
覗
(
のぞ
)
いている。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ごみごみしたそれらの
町家
(
まちや
)
の
尽
(
つき
)
る処、
備前橋
(
びぜんばし
)
の方へ出る
通
(
とおり
)
との
四辻
(
よつつじ
)
に遠く本願寺の高い土塀と消防の
火見櫓
(
ひのみやぐら
)
が見えるが、しかし本堂の屋根は建込んだ町家の屋根に
遮
(
さえぎ
)
られてかえって目に
這入
(
はい
)
らない。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
畑の裾は、町裏の、ごみごみした
町家
(
まちや
)
、農家が入乱れて、
樹立
(
こだち
)
がくれに、
小流
(
こながれ
)
を包んで、ずっと遠く続いたのは、山中
道
(
みち
)
で、そこは雲の加減で、陽が薄赤く
颯
(
さっ
)
と
射
(
さ
)
す。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小屋
(
こや
)
を
出
(
で
)
て二
町
(
ちやう
)
ばかり
行
(
ゆ
)
くと
直
(
すぐ
)
坂
(
さか
)
があつて、
坂
(
さか
)
の
下口
(
おりくち
)
に
一軒
(
いつけん
)
鳥屋
(
とりや
)
があるので、
樹蔭
(
こかげ
)
も
何
(
なん
)
にもない、お
天気
(
てんき
)
のいゝ
時
(
とき
)
あかるい/\
小
(
ちひ
)
さな
店
(
みせ
)
で、
町家
(
まちや
)
の
軒
(
のき
)
ならびにあつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「……
姐
(
ねえ
)
さん、ここの前を右へ出て、
大
(
おおき
)
な絵はがき屋だの、小料理屋だの、
賑
(
にぎやか
)
な処を通り抜けると、旧街道のようで、
町家
(
まちや
)
の揃った処がある。あれはどこへ
行
(
ゆ
)
く道だね。」
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小屋を出て二町ばかり
行
(
ゆ
)
くと、直ぐ坂があって、坂の
下口
(
おりくち
)
に一軒鳥屋があるので、
樹蔭
(
こかげ
)
も何にもない、お天気のいい時あかるいあかるい小さな店で、
町家
(
まちや
)
の軒ならびにあった。
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
陽炎
(
かげらふ
)
は、
爾
(
しか
)
く、
村里
(
むらざと
)
町家
(
まちや
)
に
見
(
み
)
る、
怪
(
あや
)
しき
蜘蛛
(
くも
)
の
囲
(
ゐ
)
の
乱
(
みだ
)
れた、
幻影
(
まぼろし
)
のやうなものでは
無
(
な
)
く、
恰
(
あだか
)
も
練絹
(
ねりぎぬ
)
を
解
(
と
)
いたやうで、
蝶
(
てふ/\
)
のふわ/\と
吐
(
つ
)
く
呼吸
(
いき
)
が、
其
(
その
)
羽
(
はね
)
なりに
飜々
(
ひら/\
)
と
拡
(
ひろ
)
がる
風情
(
ふぜい
)
で
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
逢いに来た——と
報知
(
しらせ
)
を聞いて、同じ牛込、北町の友達の
家
(
うち
)
から、番傘を傾け傾け、雪を
凌
(
しの
)
いで帰る途中も、その
婦
(
おんな
)
を思うと、
鎖
(
とざ
)
した
町家
(
まちや
)
の隙間
洩
(
も
)
る、
仄
(
ほのか
)
な
燈火
(
あかり
)
よりも
颯
(
さっ
)
と濃い
緋
(
ひ
)
の色を
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
縁で
視
(
なが
)
めても、二階から伸上っても、それに……地方の事だから、
板葺
(
いたぶき
)
屋根へ上って
眗
(
みまわ
)
しても、実は
建連
(
たてつらな
)
った
賑
(
にぎやか
)
な
町家
(
まちや
)
に隔てられて、その方角には、橋はもとよりの事、川の
流
(
ながれ
)
も見えないし
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何
(
なん
)
の
祠
(
ほこら
)
の
巫女
(
みこ
)
は、
燒
(
やけ
)
のこつた
町家
(
まちや
)
が、
火
(
ひ
)
に
成
(
な
)
つたまゝ、あとからあとからスケートのやうに
駈𢌞
(
かけまは
)
る
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
たなぞと、
聲
(
こゑ
)
を
密
(
ひそ
)
め、
小鼻
(
こばな
)
を
動
(
うご
)
かし、
眉毛
(
まゆげ
)
をびりゝと
舌
(
した
)
なめずりをして
言
(
い
)
ふのがある。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
白
(
しろ
)
きは
町家
(
まちや
)
の
屋根
(
やね
)
であつた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“町家”の意味
《名詞》
町中にある家。
町人、商人の家。
町中。
(出典:Wiktionary)
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“町家”で始まる語句
町家風
町家娘