“仰聞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほせきけ25.0%
おおせき25.0%
おほせきか25.0%
おほせつけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
承はり候あひだなほまた御屋敷へ罷出當人へ達て對面致し度旨願ひ候處御用人安間平左衞門殿を以て仰聞おほせきけられ候には島儀しまぎさんぬる十二月廿二日の夜盜賊たうぞく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
博士 仰聞おおせきけの記憶はわたくしにもありますで。しかし、念のために験べまするで。ええ、陸上一切の刑法の記録でありましょうか、それとも。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
御旅館ごりよくわんへ張せられ町家まちやには御旅宿ごりよしゆく相成候やあまつさへ御苗字ごめうじの表札をたてさせ給ふ事不審ふしんに存じ奉る此段うかゞひ申さん爲今日御招おんまねき申したり御身分のあきらかに仰聞おほせきかせられたしとぞ相述あひのべらる時に天一坊言葉ことば
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
差加さしくはへ候へども物狂敷ものぐるはしきていにて引渡候處も之なく候間よんどころなく當人たうにん召連めしつれ御訴へ申上奉つり候何卒御慈悲を以て彦三郎へ御利解りかい仰聞おほせつけられ大坂表へ罷歸まかりかへり候樣御取計ひひとへに願ひ上奉つり候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)