“利解”の読み方と例文
読み方割合
りかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なだ家内かない和合わがふ致さるゝやうなさるべし不如意ふによいの事は及ばずながら此長兵衞見繼みつぎ申さんと利解りかいのべけれどもお常は一かう得心とくしんせず又七事菊と忍合しのびあひ情死しんぢうなさんとせしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
差加さしくはへ候へども物狂敷ものぐるはしきていにて引渡候處も之なく候間よんどころなく當人たうにん召連めしつれ御訴へ申上奉つり候何卒御慈悲を以て彦三郎へ御利解りかい仰聞おほせつけられ大坂表へ罷歸まかりかへり候樣御取計ひひとへに願ひ上奉つり候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
偖享保九年二月二十五日橋本町八右衞門一件一同呼出につき皆々白洲へ居竝ゐならぶ時馬喰町市郎左衞門と呼上よびあげられ昨冬霜月十七日の夜其方伯母儀をばぎ切害せつがいの上金百兩盜まれし段訴へいで右盜賊は小間物屋彦兵衞なりと申故我等利解りかい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)