“りかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リカイ
語句割合
理解56.0%
理会16.0%
李恢12.0%
利解4.0%
李廻4.0%
李悝4.0%
裏海4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、その一つ一つに、いろいろの生活せいかつがあるごとくおもわれました。たちには、人間にんげん生活せいかつというものがよく理解りかいされていなかったようです。
縛られたあひる (新字新仮名) / 小川未明(著)
御互に現代の日本の開化について無頓着むとんじゃくであったり、または余りハッキリした理会りかいをもっていなかったならば、万事に勝手が悪い訳だから、まあ互に研究もし
現代日本の開化 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
呉懿ごい費観ひかん彭義ほうぎ卓膺たくよう、費詩、李厳、呉蘭、雷同、張翼、李恢りかい呂義りょぎ霍峻かくしゅん鄧芝とうし、孟達、楊洪あたりの人々でも、それぞれ有能な人材であり、まさに多士済々の盛観であった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なだ家内かない和合わがふ致さるゝやうなさるべし不如意ふによいの事は及ばずながら此長兵衞見繼みつぎ申さんと利解りかいのべけれどもお常は一かう得心とくしんせず又七事菊と忍合しのびあひ情死しんぢうなさんとせしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
差加さしくはへ候へども物狂敷ものぐるはしきていにて引渡候處も之なく候間よんどころなく當人たうにん召連めしつれ御訴へ申上奉つり候何卒御慈悲を以て彦三郎へ御利解りかい仰聞おほせつけられ大坂表へ罷歸まかりかへり候樣御取計ひひとへに願ひ上奉つり候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
けん州の梨山廟りざんびょうというのは、もとの宰相李廻りかいまつったのだと伝えられています。
支那において、刑法法典編纂の端緒は、けだし魏の文侯が、その臣李悝りかいに命じて、諸国の刑典を集めて、法経六編を制定させたことにあるように思われる。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
又、萬有のすぐれてめでたき事もくうにはあらず又かのうつ蘆莖あしぐきそよぎもくうならず、裏海りかいはまアラルのふもとなる古塚ふるづかの上に坐して
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)