“おほせきけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
仰聞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
承はり候あひだなほまた御屋敷へ罷出當人へ達て對面致し度旨願ひ候處御用人安間平左衞門殿を以て仰聞おほせきけられ候には島儀しまぎさんぬる十二月廿二日の夜盜賊たうぞく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞より相摸守殿はおそれながら左樣の仰聞おほせきけらるゝ計にては會得ゑとくつかまつり難し右には其御因縁そのごいんえんも候はんが其を委敷くはしく仰聞られくだされたしといふ其時そのとき伊賀亮少しくせきすゝみ相摸守殿に向ひ相摸守にはうへ御身分ごみぶん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かゞめ助十樣と申は此方こなたに候やとたづねければ女房にようばう立出たちいでなんの御用に候や駕籠かご御入用おんいりようにもあらば助十と申は此方の相棒あひぼうゆゑ仰聞おほせきけられよと申にぞ然樣さやうならば昨夜さくや駕籠かご御出おいでなされしは助十樣しよに候かと聞に如何にも毎夜まいよしよ駕籠かご
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)