“不束者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふつつかもの72.0%
ふつゝかもの24.0%
ふつつかもん4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女は韻の深い声で、低頭しながら云った、「不束者ふつつかもののわたくし、お慈悲に甘えてお世話さまになりまする、どうぞよろしゅう……」
嫁取り二代記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
男優E あの、わたくしのやうな不束者ふつゝかものでも、奥様の御意に叶ひませば、命に代へて御奉公をいたさうと覚悟いたしてをります。
職業(教訓劇) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「これがわしの娘や、不束者ふつつかもんでの……」