“不所存者”の読み方と例文
読み方割合
ふしょぞんもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モン長 おゝ、汝(おのれ)、不所存者(ふしょぞんもの)めが! 父(ちゝ)を押退(おしの)けて先(さき)へ墓(はか)へ入(はひ)らうとは、何(なん)といふ作法知(さはふし)らずぢゃ、汝(おのれ)!
たとえがたき不所存者(ふしょぞんもの)! 拙者、小金吾どの老母が、つくづくと気のどくでならぬ。
亡霊怪猫屋敷 (新字新仮名) / 橘外男(著)
女子(おなご)の親とも相談したが、言語にたえた不所存者(ふしょぞんもの)である。家を捨てて出た以上、かまいつけることはないと決めた。おもとも、不埒(ふらち)な駈落ち者などに関(かま)っておらずに、専心勉学をされたがよい。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)