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ふつゝかもの
ふりがな文庫
“ふつゝかもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
不束者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不束者
(逆引き)
蘭「それについて私も
種々
(
いろ/\
)
心配して居る事があるので私の様な
不束者
(
ふつゝかもの
)
で
御意
(
ぎょい
)
に
入
(
い
)
らぬか知れないけれども、去年の十一月からさっぱりお宅へお帰りがないの」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
清「イエ何う致しまして誠に
不束者
(
ふつゝかもの
)
で、屋敷育ちで
頓
(
とん
)
と
町家
(
まちや
)
の
住居
(
すまい
)
を致した事がないので様子
合
(
あい
)
を一向に心得ませんから皆様に不行届勝ちで、
夫
(
それ
)
に一体無口で」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飯「あれから孝助に話しましたところ、当人も大層に悦び、
私
(
わたくし
)
の様な
不束者
(
ふつゝかもの
)
をそれ程までに
思召
(
おぼしめ
)
し下さるとは
冥加至極
(
みょうがしごく
)
と申してナ、
大概
(
あらかた
)
当人も得心いたした様子でな」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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