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『魚妖』
ふりがな文庫
『
魚妖
(
ぎょよう
)
』
むかしから鰻の怪を説いたものは多い。これは彼の曲亭馬琴の筆記に拠つたもので、その話をして聴かせた人は決して嘘をつくやうな人物でないと、馬琴は保証してゐる。 その話はかうである。 上野の輪王寺宮に仕へてゐる儒者に、鈴木一郎といふ人があつた。名 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
跳
(
はず
)
委
(
くは
)
蜿
(
のたく
)
忌
(
いや
)
泥亀
(
すつぽん
)
吃驚
(
びつくり
)
泥鰌
(
どぜう
)
詰
(
なじ
)
家
(
うち
)
火燵
(
こたつ
)
犇々
(
ひしひし
)
生簀
(
いけす
)
町家
(
まちや
)
軽子
(
かるこ
)
門
(
かど
)
題名が同じ作品
魚妖
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)