“若御寮”の読み方と例文
読み方割合
わかごりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薩摩上布さつまじょうふに秋草の刺縫ぬいのある紫紺しこんの帯を町家まちや風にきちんと結んだ、二十二、三の下町の若御寮わかごりょう
「奥様。若奥さま。——木綿藤吉の若御寮わかごりょうさま。どうしてお黙り遊ばしてしまったのですか」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)