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御寮人
ふりがな文庫
“御寮人”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごりょうにん
70.6%
ごりょうん
17.6%
ごりょうじん
5.9%
ごれうにん
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごりょうにん
(逆引き)
二軒茶屋の
床几
(
しょうぎ
)
へ茶代を置いて、こういいながら、あわてて、後を追ってきた
手代
(
てだい
)
ふうの男と、そして、三十がらみの商家の
御寮人
(
ごりょうにん
)
。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御寮人(ごりょうにん)の例文をもっと
(12作品)
見る
ごりょうん
(逆引き)
女中たちなどにも満遍なく
愛嬌
(
あいきょう
)
を振り
蒔
(
ま
)
き、今に
御寮人
(
ごりょうん
)
さんにお願いしてお春どんをお嫁に貰うのだなどと冗談を云っていた。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
御寮人(ごりょうん)の例文をもっと
(3作品)
見る
ごりょうじん
(逆引き)
仙台平
(
せんだいひら
)
の袴に
麻上下
(
あさがみしも
)
、
黒繻子前帯
(
くろじゅすまえおび
)
の
御寮人
(
ごりょうじん
)
、
絽
(
ろ
)
の振袖に錦の帯。織るような人波を押しわけながら、伝兵衛は声をひそめ
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
御寮人(ごりょうじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ごれうにん
(逆引き)
『旦那様、ありがたう。
御寮人
(
ごれうにん
)
様、ありがたう。』
住吉祭
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
御寮人(ごれうにん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“御寮人”の意味
《名詞》
商家の若奥さん。主人の妻、又は大旦那の娘。「旦さん/旦那さん」と対になる。主に関西以西の呼称。口述では訛って「ごりょんさん」「ごりょんはん」などと称する。(一般家庭の婦人に用いるのは誤り)
(出典:Wiktionary)
“御寮人”の解説
御寮人、御料人(ごりょうにん)とは、中世以降用いられた、主に女性に対する敬称の一つ。近世以降は中流の町人の間でも用いられた。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
寮
常用漢字
中学
部首:⼧
15画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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人身御供
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