“ごりょうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御良人90.0%
御寮人10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およびその御良人ごりょうじんの存生中は善悪ともに他人のとかくをいうべきはずもないことと、実は口をかんしておったわけであります。
御良人ごりょうじん御娘みむすめも、これを人生の常としてだれも経験していることとはお思いになれないで、言語に絶した悲しみ方をしておいでになるのである。
源氏物語:41 御法 (新字新仮名) / 紫式部(著)
仙台平せんだいひらの袴に麻上下あさがみしも黒繻子前帯くろじゅすまえおび御寮人ごりょうじんの振袖に錦の帯。織るような人波を押しわけながら、伝兵衛は声をひそめ