“おつれあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御良人50.0%
御配偶50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばたゝきそれついては長々なが/\逗留とうりうあひだ種々いろ/\別段べつだんの御厄介やつかいになり何とも御氣の毒千萬と云ば亭主はよきはなしのしほと思ひ何時まで御逗留とうりうありしとて手前は夫が商賣しやうばいなれば少しも世話せわとは思ひませぬが御良人おつれあひは御大病なり其樣なことには
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
けつして御心遣ひなく何時まで緩々ゆる/\と御逗留とうりう成れまし然ながら斯樣申せば何とも失禮しつれい千萬せんばんなれども永々なが/\の御逗留とうりうと云ことには御良人おつれあひの御病氣にて御物入おんものいり莫大ばくだいならん縱令たとへ餘計よけい御貯おんたくはへ有とも斯して在れなば追々おひ/\のこり少なになり旅先たびさきは別て心細こゝろぼそくも思ふものなり金銀は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「亡くなつた御配偶おつれあひは、當主の勝藏さんと仲が惡かつたのか」