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旅先
ふりがな文庫
“旅先”の読み方と例文
読み方
割合
たびさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たびさき
(逆引き)
地蔵行者
(
じぞうぎょうじゃ
)
の
菊村宮内
(
きくむらくない
)
と、坂東巡礼のお時とであった。ほんの
旅先
(
たびさき
)
の道づれであるが、ふたりの仲のよいことは、おなじ家にすむ
家族
(
かぞく
)
といえどもない美しさだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旅先
(
たびさき
)
ながら
看過
(
みすご
)
し難くて、二銭五厘宛で五個買い、万碧楼に届けてもらう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
決
(
けつ
)
して御心遣ひなく何時
迄
(
まで
)
も
緩々
(
ゆる/\
)
と御
逗留
(
とうりう
)
成れまし然ながら斯樣申せば何とも
失禮
(
しつれい
)
千萬
(
せんばん
)
なれども
永々
(
なが/\
)
の御
逗留
(
とうりう
)
と云
殊
(
こと
)
には
御良人
(
おつれあひ
)
の御病氣にて
御物入
(
おんものいり
)
も
莫大
(
ばくだい
)
ならん
縱令
(
たとへ
)
餘計
(
よけい
)
の
御貯
(
おんたく
)
はへ有とも斯して在れなば
追々
(
おひ/\
)
殘
(
のこ
)
り少なになり
旅先
(
たびさき
)
は別て
心細
(
こゝろぼそ
)
くも思ふものなり金銀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
旅先(たびさき)の例文をもっと
(3作品)
見る
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“旅”で始まる語句
旅
旅籠
旅籠屋
旅人
旅宿
旅行
旅館
旅商人
旅立
旅舎
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徳冨蘆花
作者不詳
吉川英治