御寮人ごりょうん)” の例文
女中たちなどにも満遍なく愛嬌あいきょうを振りき、今に御寮人ごりょうんさんにお願いしてお春どんをお嫁に貰うのだなどと冗談を云っていた。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「旦那さんと御寮人ごりょうんさんと、こいさんの椅子の後にお列び下さい。———そうですそうです、それから悦子とうさんはこいさんの右側に立って下さい」
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
これから此方の御寮人ごりょうんさんがお伺いしたいとっしゃっていらっしゃいますのんで、私がお供して参ります、旦那様からお手紙が参っておりますのんで持って参りますが
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
御寮人ごりょうんさんがお聞きになったらきっと吃驚びっくりなさるであろう、好い加減に帰ってくれなかったら、雪子とうさんはどうなさるか知ら? それでは約束が違いますから何卒お帰りになって下さい、と
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「———御寮人ごりょうんさん注射しやはるで。———注射器消毒しといてや」
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「こいさんは今帰ったよって、御飯は御寮人ごりょうんさんとあたしだけやわ」
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
御寮人ごりょうんさん! 雪子娘さんがお呼びになっていらっしゃいます」
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
御寮人ごりょうんさんに電話でございます、井谷さんから、———」
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)